株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#56

宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン

2012年9月4日

「エースに負担をかけすぎましたよね」

「自分の体調管理だけにしか意識がまわりませんでした」

「疲労がたまってきたので代わってもらえますかと言いやすい雰囲気にしないと」

 

この会話は、

8月25日(土)26日(日)の実施された、

第3回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンを終えたあとの懇親会で交わされたものです。

 

24時間リレーマラソンとは、

15名が選手登録し(大会規定では、6名から15名までが選手登録できます)

1周約1.8kmのコースを

24時間で何周できるかを競うものです。

一人の選手が一度に何周するかは自由に決められ、チームの作戦に委ねられます。

 

我々のチーム名は、HMC(ハッピー・マラソン・クラブ)

年に数回、ハーフやフルマラソンに参加している仲間が15名集いました。

15名の選手は、女性3名、男性12名。

年齢区分は、20歳代:1名、30歳〜34歳:5名、35歳〜39歳:4名、

40歳〜44歳:3名、45歳〜49歳:1名、50歳以上:1名

 

レースの目標設定ですが、

一人が平均して1kmを5分で走るとすると、1時間で12kmを走破できるので、

12km×24時間=288km。

リレーマラソンのコースは、1周1.8kmなので、

288km÷1.8km=160周としました。

 

レースの結果は、175周。

総距離は、175周×1.8km=315km。

走るスピードは、平均して、1kmを4分34秒で走りました。

ジョギングの経験者ならお分かりいただけますが、このスピードは、かなりのものです。

ちなみに私は、平均して、1kmを4分22秒で走りました。

練習の時に、この速さで走ると、ヘロヘロになってしまいます。

他のメンバーも同様に、日常を超えた記録を残しました。

 

このような結果を残せた理由を考えてみると、

襷(タスキ)の力の絶大さが、浮き彫りになります。

襷を渡される時に、前のランナーの必死な形相が目に飛び込んできます。

そうすると、「ナイスラン!」「あとは、俺に任せろ!」という気になります。

汗で湿った襷を肩にかけると、前のランナーに追いつこうと、

足の回転が、自然と速まります。

オーバーペースで走り出すため、500Mを超えると、つらくなってくるのですが、

自分がブレーキになり、チームに迷惑はかけられないとの責任感が、

折れそうな心を支えます。

そして、次のランナーの顔が見えて、

「あとを頼む!」という気持ちを乗せて、襷を渡します。

 

この襷リレーを15名が24時間にわたり、繰り返しました。

 

夜が明け。レースの終わりが見えた、26日(日)の午前9時過ぎ、

我がチームのエースランナーが、戻ってきません。

7分もあれば、1周を走り切れるのに、10分経っても、20分経っても、

リレーゾーンに姿を現しません。

 

エースランナーは、脱水症になり、途中で動けなくなっていたのでした。

炎天下で待っていた、次走のランナーも、同様に脱水状態になり、

救護を受けることになりました。

 

冒頭に紹介した、懇親会での会話、

「エースに負担をかけすぎましたよね」

「自分の体調管理だけにしか意識がまわりませんでした」

「疲労がたまってきたので代わってもらえますかと言いやすい雰囲気にしないと」

は、このようなレースの結果を受けてのことでした。

 

我がHMCのレース順位は、163チーム参加中、21位。

順位も、タイムも、賞賛に値する結果を残したにも関わらず、

喜ぶものは誰もいませんでした。

 

全員が、

「大事に至らなくてよかった」

と心に抱いたに違いありません。

レース明けの月曜日の週報に綴った私のコメントには、

宮ヶ瀬湖リレーマラソンを通じて、

チームメンバー間に生じている、無言のプレッシャーやストレスの現実が

どれほどのものであるか、実体験できました。

そして、何事も、

無事が当たり前(無事故が最低のレベル)

ゴールすると達成感を得られ(終わるとホッとする)

結果が出るとなお嬉しい(タイムや順位がいいと嬉しい)

なんですね。

だから、事故があると、何とも言えない気分になってしまうのでしょう。

HMCメンバーのお疲れ様メールに、21位、やったねとは、

とてもじゃないけど、書く気になれなかったです。

でした。

 

24時間リレーマラソンは、順位以上に、大切なことを教えてくれました。

それは、自主性の力。

・エースが帰ってこない異常に気づいて、探しに行こうと提案したメンバー。

・救護室に、誰か倒れたという情報が入っていないかと確認し回ったメンバー。

・エースを探しに、コースを逆走したメンバー。

・エースの介護に付き添ったメンバー。

・食料の買い出しを進んでしてくれたメンバー。

・各種備品を揃え、持参してきてくれたメンバー。

15名が、自主的に自分が担える役割を見出し、実行してくれたこと。

この自主的な力に触れられたのが、宮ヶ瀬湖の最高の成果でした。

 

来年は、全員が無事にレースを終え、笑顔の集合写真を撮るのを目標にします。

(今回は、こういう事態が生じたため、集合写真を撮れませんでした)

 

宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンURL:http://miyagaseko24h.jp/index.shtml

代表パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆トイレ掃除(素手洗い)
  • ◆結婚式や出産のお知らせをいただいた際の心を込めた祝電や手紙の作成
  • ◆当社の経営や商品開発、催事等に関する企画立案(時に“思いつき”とも言われる)
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