株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#88

仲間が減るのを悔やむより、新しい友だちを探そう!

2015年6月9日

先日、ある方と会食をした際に、

私と、25年間親交がある知人について尋ねられました。

 

「マッさん(仮称)は、お元気にされているの?」と問われ、

「しばらくお会いしていないので、近況はわからないです」

と、私が答えると、

「マッさんっていくつだったっけ。恐らく、80歳は超えているよね。

平堀さんに連絡がないってことは、寝込んじゃったり、施設に入っちゃったりしてんじゃない」

なんて脅かすようなことを言われ、私は、

「なにバカなこと言ってるんですか。そんなことないですよ」

と言いつつも、長年続けている年賀状のやり取りも、

ここ数年、マッさんからいただいていないような気がして、

大いに不安になってしまいました。

 

不安をかき消すには、行動あるのみ。

久しぶりにマッさんに電話をしました。

 

電話のベルが、「プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、・・・」

留守電に切り替わらないため、しばらくベルを鳴らし続けましたが、

電話には出てくれませんでした。

 

私は、

「大丈夫かな。ベルがなっているんだから、特段変わりはないということだろうな」

なんて心理状況で、不安はぬぐえません。

 

こんな晴れない気持ちを抱きながら仕事をしていると、数時間後に、

マッさんから折り返しの電話が入りました。

「平堀さ~ん、久しぶりだね。最近どうしてんの」

と元気な声。

ほっとしたのと同時に、嬉しさがこみ上げました。

 

こんな経緯からマッさんに、5年ぶりにお会いしました。

マッさんが贔屓にしている中華屋さんに、お招きいただきいただき、

マッさんとの思い出話に会話が弾みました。

 

私は、長年のお付き合いの中マッさんの知人に何人もお会いしていたので、

「株式会社▽▽の社長の□□さんは、お元気ですか?」

「紙飛行機を飛ばすクラブのお仲間はどうされていますか?」

と、覚えている方々の近況を確認する質問をしました。

 

マッさんから返ってきたのは、

「社長の□□は、何年も前に他界してしまったよ。クラブの仲間は9人いたんだけど、

今存命なのは、自分をいれて3人になっちゃったな」

という、ちょっと言葉に詰まる回答。

 

「お仲間がいなくなるのは、寂しいものですよね」

と私が言うと、マッさんは、

「寂しくなんかないよ。仲間が減ったら、また、新しい友だちを探せばいいんだから」

と、ニコニコ顔で応えました。

 

私は、少々面喰いながら、マッさんの言った

「新しい友だちを探せばいい」

を、心の中で反芻しました。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

マッさんは、このことを有言実行されていて、

六大学野球の観戦や紙飛行機のクラブ活動、俳句や狂歌、セカンドハウスでの畑仕事、

そして、一人での飲み歩き。

行く先々で、友だちを作っているようです。

 

マッさんにお招きいただいた中華屋さんのご主人やおかみさんも、

マッさんの友だちの一人。

ここのご主人は、マッさんが舌を巻くほどの飛行機や船の模型作りの愛好家。

パーツの全てがハンドメイドという超本格派です。

今、制作中のイギリスの戦艦(1800年代後半)を見せていただきました。

完成までに、2年の年月を要するそうで、

中華屋のご主人は、制作の仕方や拘りについて、

大砲、甲板、帆、船底などを示しながら、一つずつ解説してくれます。

この表情が楽しそうで、私もぐいぐいご主人の話に引き込まれてしまいました。

 

「マッさんが言う通り、友だちって色んな所で増やせるもんだな」

「しかも、利害の全くない関係って、心地いいな」

「こんな風に歳を重ねるのはいいもんだな」

なんて感慨に浸れ、至極のひと時を過ごすことが出来ました。

 

時計を見ると、時刻は22時30分。

お店も閉店の時刻を過ぎ、社員スタッフのみなさんが後片付けをしています。

 

「いや~、遅くまですみませんでした。ご主人また、来ますね」

と言ってお店を出ると、おかみさんが追いかけて来て、

「マッさん、平堀さん、本日はほんとうにありがとうございました。

主人があんなに笑顔で人と話すのって久しぶりのことでして。

マッさんって、人を笑顔にする天才でね。

癌の治療を受けてふさぎこんでいた主人が、元気になりました」

と、頭を深々と下げて、お礼を言ったのでした。

 

マッさんは、ご主人の病気のことには触れず、

「料理おいしかったよ。また来るからね」

とだけ言って、その場を立ち去りました。

 

このおかみさんは、我々の姿が見えなくなるまで頭を上げませんでした。

 

「新しい友だちを探せばいい」

って、限りある命の時間を、嘆きに使うのではなく、楽しみに費やそうという、

重くて深い、含蓄のある教訓なのだと、マッさんから身を持って教えていただきました。

 

 

 

代表パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆トイレ掃除(素手洗い)
  • ◆結婚式や出産のお知らせをいただいた際の心を込めた祝電や手紙の作成
  • ◆当社の経営や商品開発、催事等に関する企画立案(時に“思いつき”とも言われる)
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