株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#91

人の心を動かすのは、1位の人だけ?

2015年10月6日

8月は、私にとってイベントの月。

フェイスブックに記載していますが、宮ケ瀬湖24時間リレーマラソンと富士登山が

慣例化してきました。

今回は、いや、今年も宮ケ瀬湖24時間リレーマラソンの楽しさをご案内したいのですが、

ぐっと我慢して、富士登山のエピソードに触れさせていただきます。

 

私が富士山にはじめて登ったのは昨年の8月。

御殿場に所在するコンサルティング先の社長から、

「有志を集って登頂するので、平堀さんも参加しませんか」

とお誘いいただいたのがきっかけでした。

 

昨年の登山日は、台風の接近もあり天候は曇りのち雨。

登り始めから視界が悪く、最悪のコンディションでした。

なんとか天候は持ち、10数名の参加者の大半は、初登頂を成し遂げました。

 

しかし、社長と部長が8合目と7合目でリタイア。

原因は、体重オーバー。

 

下山後の懇親会で、社長から一言。

「来年も富士山を登るから、平堀さんもお願いしますよ。」

その後、少々酔いが回った社長が、

「同世代の平堀さんが先頭グループで富士山を登れるのに、自分ができないなんて

言い訳できない。だから、今からトレーニングを積んで、来年は必ず登頂しますから」

と決意表明。

 

社長はその後、箱根の山を週に2回のペースで登るトレーニングを重ね、今年は見事に

登頂しました。

 

と、ここまで社長の有言実行力ついて綴りましたが、コラムの主役は社長ではなく、

部長。

 

今回我々は、須走口(5合目)を6時10分に出発しました。

ガイドブックに記載されている各合目までの所要時間は、

5合目(2,000m)→6合目(2,400m):60分

6合目(2,400m)→本6合目(2,700m):30分

本6合目(2,700m)→7合目(3,090m):60分

7合目(3,090m)→本7合目(3,200m):30分

本7合目(3,200m)→8合目(3,350m):30分

8合目(3,350m)→本8合目(3,400m):20分

本8合目(3,400m)→8.5合目(3,500m):20分

8.5合目(3,500m)→9合目(3,600m):30分

9合目(3,600m)→頂上:30分

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5合目(2,000m)→頂上:310分(5時間10分)

 

私が8合目を越えたあたりをエッチラオッチラ登っていると、部長に会いました。

時刻は、9時30分ごろ。

自分のペースで登った方がお互いに楽なので、参加者はバラバラに行動しているのですが、

部長は、すでに、富士山を下っています。

昨年、7合目でリタイアした後、部長も地道にダイエットとトレーニングを重ねてきたようですが、

早朝から登頂し、夕方に下山するスケジュールをこなすまでの体力が伴っていないと自己分析して、

前日の夜9時から頂上に向かったのでした。

夜は真っ暗で危ないので、一人のパートナーを伴っています。

 

部長は、なんと、約10時間かけて、早朝6時に登頂したのでした。

 

ヘッドライトをつけて、真っ暗で険しい山道を登る自分を想像してみて、

私だったら、そんな方法は危ないからやめとこうと考えます。

 

ところが彼は、富士山を克服するための手段として夜登山を選択したのです。

 

部長が5合目に戻った時刻を、同行したパートナーに教えてもらったところ、

午後2時。

頂上から5合目まで下りる主要時間の目安は、160分(2時間40分)。

部長は、6時間以上かけて下山したようです。

 

この部長を見ていて私は、You Tubeの

「最下位でも感動するゴールもある・・・世界陸上女子10000m」

https://www.youtube.com/watch?v=z_XxIoMl44E

を思い出しました。

 

私は、この部長から、

「何が何でもやり遂げる」

という執念からの行動は、順位や時間に関係なく、人の心を動かすのだと実感しました。

 

今度一杯やりながら、この部長と人生談義をしたくなりました。

 

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代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆当社社員の家族への感謝の手紙発送
  • ◆社内懇親会のお店探しと予約
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