株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント井口義隆のブログ

ハッと気づかされる大切なこと

プライベートと仕事は密接に関わっています。仕事と関係ないプライベートの
時間の中でも、アンテナを立てれば仕事に役立つことはたくさんあります。
そんな「ハッと気づいたこと」を大切にしたいという想いで毎月発信していきます。

#4

悪魔の囁き

2018年5月1日

こんにちは。
毎月書くコラムですが、毎回テーマに悩み提出が遅れてしまいます。
やらなければと思いながら、他の業務を優先してしまい、最終的には期限に間に合わない…。
月末になると、「やならきゃ」と「明日やろう」という気持ちが私の中で闘っています。

読んでいただいている皆様にもこのような経験が少なからずあるのではないでしょうか。
どんな仕事でも期限、あるいは目標があります。
しかし時として私達の心の中に抗うことが非常に困難な魔法の言葉が頭をよぎることが数多くあります。

それは
「明日やろう」

そう、ご存知「悪魔の囁き」です。
今月は悪魔の囁きについて書きたいと思います。

悪魔の囁きをインターネットで調べてみると日本語表現辞書に「魔がさした状態」とあります。
魔がさすとは「甘い誘いに乗って判断や行動を誤る様子」です。
つまり、今やらないといけないことがあるのに、後回しにしてやることから逃げることです。

4月からずっとテレアポをする中で、週に1度は悪魔の囁きと闘っています。
朝、25件の目標を掲げて始める時に、「まだやりたくない…」と開始時間を15分遅らせてしまったり。
昼過ぎ、50件の目標を掲げて始める前に、「あっ、返さないといけないメールがあった」と後送りにしたり。

結局予定していた時間よりも時間がかかってしまったり、ある時は予定件数に達成しないこともありました。

またこんな日もありました。
目標は架電60件、アポ1件と設定した日に30件目ぐらいでアポが1件取れてしまいました。そうするとまた私の中で悪魔が囁きます。
「アポ1件取れたんだから60件架電しなくても良いよ。目標はアポを取ることで架電することじゃないでしょ」と。

簡単に負けます。テレアポで断られたくないのと、アポが取れたことに対する安心感です。
そして負けた後に後悔します。「アポは達成したけど架電が終わらなかった」とどこかスッキリしない一日を過ごすことになります。

そこで私は悪魔に負けない方法を考えました。
その方法は2つあります。
1つは心構え、もう1つはルーチン行動です。
1つ目の心構えとは、負けそうになる時には次のように考えるようにしました。

「ここでふんばった後の未来と、ここで逃げた時の未来は、どちらが良い未来になっているだろうか?」

例えばテレアポでアポが取れても架電を続ける未来と辞めてしまう未来を想像して、
続ければ更に多くのアポが取れるかもしれない数時間後を想像する。
例えば朝起きれない日が続くならば、起きてからやろうと思ったことが出来た時と出来なかった時の未来を想像して、
やりたい事が出来た時の嬉しさを想像する。

さらに想像した後に「自分なら出来る」と自分に暗示をかけます。
私はこれで悪魔の囁きに囁かれても何とか負けずに実行できることが増えてきました。
まだまだ負ける事もあるので、少しずつ改善していきたいと思っています。

2つ目のルーチン行動とは、何時になったらこれをやると事前に決めてそれを毎日実施することです。
例えば、架電を始める時には必ず資料送付をしたお客様から架電をする、
とかアポが取れそうなお客様から架電をする、
とか何かルーチンを決めることで、悪魔が囁き始めて「やりたくない」と思っても最初の一歩を踏み出せるようになります。
とりあえず始めれば意外とすんなり作業が進められる、
でもその最初の一歩がどうしても進めないといった場合にはルーチン行動を決めることは非常に有効的だと思います。

私の場合は資料郵送したところにまずは架電を始めて、途中心が折れかけた頃にアポが取れそうな所に電話をするようにしています。
アポが取れればテンションが上がるので、心が折れそうなところでアポが取れそうな所を挟むことによって気持ちを保っています。
最初の一歩は資料送付先なのでいきなり断られることもなく、話しをしていただけるのでスタートとしては気負わずに架電ができるからです。

悪魔の囁きから逃れることは非常に大変なことですが、少しでも読んでいただいている方の参考になれば嬉しいです。
皆さんの中でもっと効果的な方法をご存知の方がいたらぜひ教えてください。

 

※下記サイトもご覧ください。

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>>>レジリエンス研修

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コンサルタント

井口 義隆

Iguchi Yoshitaka

井口 義隆

1985年生まれ。神奈川県出身。

経歴

大学卒業後、テレビ番組の制作会社にてバラエティ番組等のディレクターを経験。
映像業界の次のステージとして、映像機材を販売する営業職に就く。昼夜も関係なく、激務が当たり前の映像業界に関わる中で、人を大切にする企業、働いていて楽しいと思える企業を増やしたいという思いからアッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社を決意する。

セールス・ポリシー

『千里の道も一歩から。少しずつでも歩みを止めない。』

支援実績(得意分野)

  • ◆業界経験者ならではの技術を駆使した動画マニュアルの作成代行
  • ◆自身の経験から生み出した「撮影・編集ノウハウ」を詰め込んだマニュアル作成勉強会
  • ◆動画マニュアルを組織に浸透させるための事務局支援

当社での役割

  • ◆平堀、小川から出る異なる指示に愚直に取り組み、二人に指導内容の矛盾に気付かせること
  • ◆毎日夕飯の支度をするなど、女性の社会進出を本気で応援する夫の鑑が何たるかの模範を示すこと
  • ◆営業で使う動画マニュアルのサンプルを作りつつ、社内の清掃マニュアル・備品管理マニュアルを整備すること
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