株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#61

Hard&Heart

2013年2月12日

新しい年が始まってアッという間に1カ月が過ぎてしました。

(きっと2月のコラムを書くときには毎年、こんなことを言っているような・・・汗)

 

1月上旬に、アウトドア用品でおなじみの株式会社モンベルの

辰野会長のお話を聞く機会に恵まれました。

 

辰野さんのお話は、非常に刺激的で、示唆に富んでいたのですが、

中でも、“なるほど!”と思ったのが、

 

「あなたがいくつでも、どんなに歳をとったとしても

新しいことを始めるには、今日のあなたが一番若い」

 

という言葉です。

 

確かに、時間の経過は残酷で、私たちを待ってはくれません。

「やらなければ・・・」と思いつつ、放置していることも、

やりたいと思っているけど機が熟すのを待っていることも、

結局のところ、気づいた時が最高のタイミングだということ。

 

そして、体力も、気力も最も若いということ。

明日になれば、その分、また年を取ってしまうのです。

 

辰野会長の言葉は、高校生、大学生は別として、

体力的なピークを迎える20代半ば以降の人たちにはすべてに該当すると思います。

 

 

ということで・・・、

私、小川晴寿は、残りの人生の中で最も若い1月某日に

【東京・柴又100K】という東京で初めて開催される100kmマラソンに

チャレンジすることを決めました。

 

100kmマラソンにエントリーしようと思った動機は、いろいろあるのですが、

一番は、やったことのないことにチャレンジしてみたかったということです。

 

私は今年で44歳になりますが、

この歳になると仕事でも、プライベートでもたいていのことはすでに経験しています。

きっと、無意識に自分の能力や経験値でできることを選択しているのかも知れません。

 

成長とは、

 

できなかったことができるようになること

 

ですから、出来ることだけを無意識に選択していたのでは、

成長が止まってしまう、それって怖いなと思ったんですね。

 

モンベルの辰野さんが、講演の中で

 

判断と決断は、似ているようでまったく違う。

「判断」とは、物事のメリットとデメリットを理解して、

メリットの多い方を選ぶこと。

「決断」とは、デメリットの方が多くて、周囲の人が

口を揃えて「それは止めておけ」という意思決定を

あえてすることです。

そして、経営者は決断を繰り返すことで成長するのです。

 

という話をしてくださいました。

この言葉は、ほとんどの場面で「判断」をしてきた(と自覚している)

私のみぞおちに、井岡一翔のパンチのように“ズシン”と突き刺さりました。

 

 

自分が今よりも人として成長するためには、

判断ではなく、決断をする必要があるんじゃないかと思うようになりましたし、

そういう理屈ではなく、素の自分が「決断」をしたいと思うようになっていました。

 

100kmマラソンのエントリーを決めてから、

変わったことがいくつかあります。

 

まず、当たり前なんですが、練習量が増えました。

これまでは月間100kmが目安で、100kmに届かない月もあったのですが、

2月10日で70km、月末までに200km弱のペースになりました。

 

そして、一番変わったのは、頭の中(=考え方)です。

フルマラソンが目標だった時は、練習で30kmも走れば、

ゴールが見えた気がして、満足していました。

 

しかし、目標が100kmになると、

30km走は出場する人は毎週やっている“当たり前のトレーニング”であり、

これっぽっちの安心感も与えてくれません。

そりゃそうですよね、あと3.3倍も走るわけですから。

 

だからと言って、不安になるわけではなく、

次の練習への渇望に繋がっています。

そして、今まで以上に時間を大切にするようになりました。

(そうしないと練習時間を確保できないので…。)

 

つねに、

Running Hard or Hardly Running ?

と問いかけられている感覚です。

 

今更ながらに、目標を引き上げることの価値を感じています。

(ただし、この目標は自分で納得してコミットメントしたものでなければなりませんが…)

 

 

今回の挑戦を会社の皆も応援してくれています。

 

つい先日、平堀からは、

「俺は東京マラソンに毎年出場するから、小川は100kmマラソンに毎年出場しろよ」

と言われました。

 

さすがに、まだ挑戦を決めただけで完走をしたわけでもないので

返事は本番終了まで保留にしてありますが、

多分、完走しても、リタイヤしても「またやる」と言ってしまうような未来予想図はあります(笑)

 

また、今回のチャレンジをチャリティーにしたらどうかという提案ももらいました。

そういう考えは無かったのですが、平堀の東京マラソンに続いて、

私の100kmマラソンをチャリティー・ランにすることで、

アッシュが目指すものが形に出来るような気がするので、

これについては、きちんと調べて、みなさんにご協力をお願いしようと思います。

 

自分のために走るより、誰かのために走る方が、

間違いなく頑張れると思うので。

 

そういう意味で、今回のチャレンジは、

Hardではあるけれども、Heartもあるものになりそうです。

トレーニングの状況などは、随時、facebookでアップしていきますので

43歳、中年男児の心意気にご注目ください。

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

弊社オウンドメディア
>>>マネジメントDX

動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

 

東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)

死者:15,880人/行方不明者:2,698人  2013年2月6日現在

代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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