株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#89

Hentaiのススメ

2015年6月16日

小学生の頃、友達をからかうのに「変態」という言葉が使われた記憶がある。

手首が反対側に曲がるとか、まぶたを裏返しても痛くないとか

今思えば、大したことじゃないが、そういう奇行を見るにつけ、「変態」と言ってからかっていたように思う。

 

「お前、変態じゃねえ?」と言われると、

自分の異常性がクローズアップされた気がして、

恥ずかしい気持ちとそれを撤回させたい気持ちで

言った本人を追い掛け回したような・・・。

 

変態という言葉を辞書で引くと、実にたくさんの意味があることに気付く。

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【変態】 へん・たい  [名]スル

1. 形や状態を変えること。また、その形や状態

2. 普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態。

3. 性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。変態性欲。

4. 動物で、幼生から成体になる過程で形態を変えること。おたまじゃくしがカエルに、
蛹 (さなぎ) がチョウになるなど。

5. 植物で、根・茎・葉などが本来の形から変化し、著しく異なる形態をとること。
葉がとげとなるなど。

6. 同じ化学組成で物理的性質の異なる物質の状態。温度変化などによって生じる
ことが多い。単体の場合には同素体という。転位。

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小学生が友だちをからかう時は、「2」の意味で使われていたと思う。

ただ、受け取る側は「3」に近い捉え方をしていたのだろう。

だから、必死になって自分が変態ではないことをアピールしていたのだと思う。

 

 

 

あれほど嫌だった「変態」という言葉だが、

ここ数年は言われて嬉しい言葉に変わってきた。

 

つい最近も2度ほど、「変態」と言われる機会に遭遇しました。

 

1つ目は、ある企業への営業訪問。

当社の名刺や会社案内に凝らした工夫について説明したところ、

「アッシュさんって変態ですね」と真顔で言われました。

 

そして、

「でも、これくらい変態な会社が勝つんだよね。俺はこの変態な感じ嫌いじゃないよ」

と言葉を続けてくれました。

 

 

「好きを強みに、強みを尖りに」という言葉があります。

企業間競争において、強みはとても重要ですが、

実際のところ、ちょっと強いくらいでは勝敗の決め手にはなりません。

 

他社の追随を許さないレベルに尖らせてこそ、

決め手としての威力を発揮します。

 

そういう意味で、当社の名刺や会社案内は、かなり変態チックだと自負してます。

 

 

 

2つ目は、100kmマラソンへの挑戦。

このコラムでも幾度となく触れてきたのでご存知の方も多いと思いますが、

6月6日に人生三度目の100kmマラソンに挑戦しました。

 

フルやハーフまでなら経験のある人も、

100kmとなると経験はおろか、出場を考えたことのある人ですら稀です。

 

つまり、出場しようと思うこと自体がかなりの変態。

それが10年連続出場を公言しているとなると半ば呆れられます。

 

今年のチャレンジは、

80kmの関門を制限時間内に通過できず、

そこで無念のリタイヤでした。

 

80kmはフルマラソンの約2倍の距離なので、

「よく走ったな」という思いがある一方、

ゴールしていない事実は覆せず、2年連続のリタイヤとなり、

これで完走1回、リタイヤ2回と黒星が先行してしまいました。

 

ただ、私がこの事実をどう捉えるかは別として、

周囲からは相当の変態扱いをされていることは間違いがありません。

旧友からは「お前は何を目指しているんだ?」というメッセージも多数いただきました(笑)

 

特に何かを目指しているわけではありません。

100kmに挑戦することで、

自分自身の精神と肉体に真剣に向き合う機会を作っているという感じでしょうか。

これはハーフやフルでは味わうことができない感覚です。

この魅力に取り憑かれてしまったんですね、かなり変態です。

 

 

でも、何かを成し遂げた人たちの多くは、

どこか変態じみていると思います。

ライト兄弟も、エジソンも、ピカソも、スティーブ・ジョブズも・・・。

 

 

先日、某社の選考で学生の皆さんに変態のススメというお話をさせてもらいました。

皆さんが、がんばって情報収集し、きちんとした就活生であろうとすればするほど

よく出来た“その他大勢”になってしまうのではないかと。

 

それよりも、

挨拶でも、声の大きさでも、笑顔でも、

自分で“ここは!”と思うポイントを

磨き、尖らせる方がどれほど面接官の記憶に残るだろうかと。

 

企業も同じ。

“ホスピタリティが売りです”

“社員の仲の良さが自慢です”

“お客様に感動を与える仕事です”

と言えば、言うほど、競合との違いが分かりにくくなっていませんか?

 

今こそ、人も企業も『変態のススメ』を声高に唱えたいと思います。

皆さんもたくさんの人から『変態』と呼ばれる快感を味わってみてください。

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

弊社オウンドメディア
>>>マネジメントDX

動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

 

 

2015年5 月8日現在の東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)

死者:15,891人(前回から変動なし)

行方不明者:2,579人(前回より5名減)

※6月15日時点で情報が更新されておらず、前回と同じ情報を掲載しています。

 

 

 

代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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