株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#96

Happy End Rule

2016年2月10日

その日は朝から大阪出張でした。
19:30頃に帰宅すると我が家のダイニングは
何やら不穏な空気。

妻は明らかに怒りを表情に滲ませ、
食卓についているはずの倅はそこにおらず、
嬢は、ただならぬ事態であることを伝えようと私に目で訴えかけている。

「■■(=倅の名前)は?」と妻に尋ねると
「知らない。怒って『夕飯はいらない』と言って自分の部屋へ行った」とのお怒り気味の返事。

予想はついたが親子喧嘩だ。
最近、チョイチョイやってるなとは思っていたが、
すぐに仲直りをしていたのであまり気にはしていなかった。
今回は、はじめてお互いの譲れない一線を越えた感じ。

これまで比較的素直に
親の言うことを聞き入れてきた倅も14歳、中学2年。
立派な反抗期の年齢です。
親の指示や注意に腹を立ててもおかしくはありません。

この晩、私はSMAPとメリー喜多川との間に入った田辺エージェンシーの社長のように
妻と倅の関係修復に全力を注ぐことになりました。

日頃、傍で倅の話を聞いていて
彼なりの筋というものがある場合も多いなと思っていたので、
私は妻から事情を聴いた後、彼の部屋へ行き、彼の言い分を聞くことにしました。

部屋に入り、ベッドにもぐりこんで、頭から布団を被っている倅に話かけます。

最初は
「別に話すことはない。あっちが悪い、あの人には話しても無駄」

と取り付く島もない感じだったのですが、
徐々に胸襟を開き、自分なりの考えを話はじめました。

話の詳細は割愛しますが、倅の話を聞いて私が伝えたことは以下の3つです。

・自分にも悪いところがあると思うならその点については謝罪をすること
・その上で、自分が感じていることをお母さん伝えること
・寝るまでには仲直りをすること

我ながらなかなか鬱陶しい親父だと思いますが、
特に3番目は、家族が出来てから強く思っていることなんです。

倅は私との会話の後、
照れを滲ませながら妻に謝罪をし、自分の感じたことを伝えていました。
妻も倅の主張の聞き入れるべきところを受容し、その晩のうちに仲直りをしました。

私は、一人遅い夕食をとりながら、その光景の一部始終を見て、
田辺エージェンシーの社長として役割を終えたことを自覚しました。

これまでは、子どもたちも小さかったので、
抵抗も少なく、素直に謝罪をしてきましたが、
中学生になり、自我も芽生えてくるようになれば、そう簡単にはいきません。
下には嬢も控えており、ますます親が腹を立てる回数は増えるでしょう。

それでも、だからこそ、
わだかまりを残さず、何でも話し合える場が必要なんだと思います。

私は、これを“Happy End Rule”と勝手に名付けています。

こういうことを考えるようになったきっかけは、
2001年9月11日の同時多発テロの後に世界中に広まったある一つの詩。

その詩のタイトルは
『最後だとわかっていたなら』

最後に、この詩をご紹介して今月のコラムを締めくくりたいと思います。

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最後だとわかっていたなら

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でも もしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

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2016年1月8日現在の東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)
死者:15,894人(前回から1名増)
行方不明者:2,563人(前回より4名減)
※Wikipediaの情報に更新なく、前回と同じ。

代表パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり

当社での役割

  • ◆辻を一流のコンサルタントにするために、ビシビシ教育すること
  • ◆イベントや制度のユニークなネーミング
  • ◆平堀が出したアイデアを実現可能なレベルにブレークダウンすること
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