株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#4

NPO法人農家のこせがれネットワーク

2010年3月23日

●先日、NPO法人農家のこせがれネットワークの1周年記念大感謝祭に参加してきました。
NPO法人農家のこせがれネットワークとは、「東京で働く農家のこせがれや就農希望者を育成し、農業へ戻す= RE turn FARM」「耕作放棄地をよみがえらせる= RE use FARM」を実現するために、ファーマーズマーケット、生産品の発売、カフェイベント、農家行きバスツアー、農学校の開催、全国各地の農家のネットワークづくりに取り組んでいるNPO法人です。設立して約1年、本気で農業を活性化する取り組みが共感を生み、その取り組みは数多くメディアに紹介されています。(3月19日もテレビ朝日スーパーJチャンネルに取り上げられたそうです)その農家のこせがれネットワークが設立して1周年記念に大感謝祭と銘打って、1部:グループディスカッション「2020年の農業を創造する」、2部事業構想説明会、3部六本木農園での懇親会ということで、私は1部と2部の途中まで参加し、その後NPO法人代表の宮治さんの著書を読んだ内容で、「ちょっと感動した話」ついてご紹介したいと思います。

●1部:「2020年の農業をイメージしよう」
ワールドカフェという近年注目されているディスカッションの手法を用いて、「2020年の農業の姿」について検討。参加している人は農業を営んでいる人、脱サラして農業を始めた人、東京でサラリーマンをしながら実家の農業を継ぐかどうか悩んでいる人、その他学生・サラリーマン・経営者で農業に興味がある人たちと農業の未来を熱く語り合いました。
出てきたアイデアは

・農業のJリーグ化・農家の通勤は馬・奨学米・3歳(山菜)~8歳(野菜)は農業教育
・農業が義務教育必須科目に・寿司屋の寿司ネタの3分の1が野菜(今はカッパ巻きくらいしかない)
・就職したいランキングに農業法人が複数ランクイン・就職活動で「○○農業法人いいよ」
・農業甲子園・消費者の野菜は個人契約農家からの仕入れが常識に
など、たくさんの意見が出てきました。

発表された方々は農業に対する課題を感じ、「何とかしなければならない」という想いの伝わってくる方ばかりで、特に淡路島でトマト栽培をされている大森さんや沖縄でニートの就労支援を農業体験プログラムを通じて行っている実川さんの発表はご本人が取り組んでいることへの誇りと、今以上に社会の役に立っていきたいという強い気持ちを感じました。

●2部:事業構想説明会
事業構想発表会には、北は北海道、南は九州から総勢約200名もの参加者が集まっていました。オープニングにて、農家のこせがれネットワーク設立の背景、代表の宮治さんとパートナーの脇坂さんの出会いから、本日までの取り組みがまとめられた映像が流れました。
特に印象に残ったことは
・宮治さんが実行し考え尽くした結果、行きついた明確なビジョン
「一次産業をかっこよくて、感動があって、稼げる、3K産業にする」
・農業こせがれネットワークを設立するに際して脇坂さんが宮治さんに迫った言葉
「人生賭ける気、あるんですか?」
・農家のこせがれネットワーク設立発起人1060人を3ヵ月で集めた
(しかも周りに宣言して有言実行)
・この1年で次々と新しい企画を立ち上げ、実行し続けてきたこと
農家と消費者が直接顔を合わせて農産物を売買できるファーマーズマーケット6回
農家のこせがれ交流会3回
全国各地での地域農家とのネットワーク設立発表会7回、動員700名
農家行きバスツアー、パートナーシップファーム、
丸の内朝大学での農業クラスの開校、卒業生計120名、
農業実験レストラン六本木農園の企画・立ち上げ

このように強い思いと覚悟を持ち、互いに刺激し合い、協力し合い、徹底的に実行し続けてきたことに感動しました。新しい取り組みをしようとすれば、反対する人、批判する人がいるでしょう。「この若者は本気なのだろうか」と疑問の目を持って見る人もいたのでしょう。しかし、自分たちの考えを信じ、行動し続けてきたことが、農業に対して熱い人たちが全国各地から200人もを集める結果につながったのだと思いました。今後、このような「農業」という仕事に誇りを持って取り組んでいる人たちがネットワークでつながり、「日本の農業を盛り上げていこう」と取り組み続けていくことに本当に価値があると思いました。私自身も個人的に農業に取り組みたいと思います。(参照)農家のこせがれネットワーク1周年記念大感謝祭の模様はこちら

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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