株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#13

ゴルフに行かないことを決めて、なぜかモチベーションが上がった

2011年1月20日

◆昨年、12月初旬、前職の同期から電話があった。

 

「何の電話やろ?」と思って電話をとった。

話を聞くと、「1月上旬に前職の先輩とゴルフに行こう」という話だった。

私は「先輩って誰だろう?」と思って同期に聞くと、当時、全社でトップクラスに活躍し、最優秀営業マン、最優秀事業部、最優秀チームなど賞を総なめにしていた先輩たちの名前だった。私は、「おおっ、マジで!それは絶対行きたい!そんな豪華なメンバーよく集めたな!」と、テンションがかなり上がった。

 

よくよく考えてみると、基本的に彼が私に電話をくれる時は、飲み会やゴルフなど人が集まる場のセッティングをしようとしている時だった。しかも、彼は配慮が細かく、集めるメンバーはいつも面白い、ノリの合うメンバーを選んでくれていた。私は仕事のスケジュールを確認した上で、彼に快諾の返事をし、同時に「いつもありがたいな~。こっちも楽しい場には極力誘おう!」と改めて思った。

 

◆ゴルフに行く事が決まってから、私は勝手に想像していた。

 

「先輩達はそれぞれ今、どんな仕事をしていて、どんな想いを持っているのか?

何を実現しようとしているのか?

前職を退職後、どんなことを経験してきたのか?

どんな苦労を乗り越えてきたのか?

最近休みの日は何をしているのか?

最近ハマっていることは何か?

それはどう面白いのか?

とゴルフしながら聞いてみよう!

いろんな話が聞けるだろうな~、勉強になるだろうな。

そういえば、昔、先輩は元同僚のめっちゃ似ているモノマネをやってたな。

先輩と一緒によく爆笑したよな~、そんな話もしてみよう。楽しいだろうな~!」

と一人で盛り上がっていた。

 

◆そして、楽しみにしていた先輩たちとのゴルフまであと2日。

 

ゴルフ場への配車、集合時間、当日のスケジュール、費用についてなど詳細のメールが私の同期から配信される。メールの宛先には先輩たちの名前が入っている。少し時間が経つと、「誰が参加するの?」「1年ぶりなのでお手柔らかに」といった先輩たちのメールが飛び交う。メールの文章からは昔の先輩たちの雰囲気を感じ、ワクワク度がさらに高まった。しかし、私のスケジュールには、ゴルフの翌々日に重要な仕事が入っていた。「その準備に何としても時間を使いたい」ゴルフに行くべきか、キャンセルすべきかを悩んだ。

 

「この先輩たちとのゴルフなんてめったにない機会、お会いするのも6年ぶりになる方もいる。何としてもゴルフは行った上で、残りの日(月曜日)を準備に当てよう。その方がゴルフに行って、存分に楽しんでリフレッシュした上で、集中して仕事の準備ができるかもしれない」と考えた。一方で、「重要な仕事の品質を下げるわけにはいかない。期待してくれている方にも申し訳ない。やっぱりゴルフをキャンセルして準備に2日間、割くべきだ。」

 

◆悩んだ挙句、キャンセルすることにした。

 

「直前だし、キャンセル代がかかるやろうな~。折角の機会をキャンセルする上にキャンセル代か、もったいないな~」と思ったが、誘ってくれた同期に電話して、キャンセルしてもらうようにお願いした。

 

電話を切った後、妙に気持ちが高ぶってきた。

「何だこの気持ちは?」と思って、落ち着いて自分の気持ちを確認してみると、なぜかやる気がみなぎっている。楽しみにしていたゴルフをキャンセルして、本来であれば、残念な気持ちになると思っていたのだが、なぜかモチベーションが高まってきた。

「自分が楽しみにしているものを断って、仕事に没頭することを決めたことで、気分が高まっているのかな?」結局、よくわからないが、なぜかモチベーションが高まった。

 

◆そして、2日間、仕事の準備に没頭することができた。

 

自分の持っている力を出しつくした2日間だった。その後、重要な仕事はそれなりに上手くいった。準備を含めて3日間、ものすごく充実した日々だった。今、振り返ってみると自分自身、これまであまり経験のしたことのないケースだった。あの場面には確かに自分の気持ちにスイッチを入れる何かがはたらいた。

 

モチベーションが上がった要因は、

・自分の道を決めたことで、悩みが解消し、気持ちが前を向いた

・この決断の先には、期待してくれる人の喜びをイメージすることができた

・安易な方に流れようとする自分との葛藤に克った(かった)

・自分の価値観に誠実な意思決定ができて、自分に自信が持てた

といったことが考えられる。

 

しかし、いずれも「これだ!」というはっきりと特定することができない。今もなぜ、あのケースでモチベーションが上がったのか、曖昧だ。しかし、自分の不思議な感情に出くわしたことで、人の感情やモチベーションについて改めて追求していきたいと思った出来事でした。

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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