株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#20

囚われている自分

2011年8月22日

皆さんが社会人になったのは何年前ですか?

どんな新入社員でしたか?

 

私が社会人になったのは10年前、どんなことにもガムシャラに取り組む新入社員だったように思います。先輩から与えられた仕事は、自分なりに考え必死に取り組んでいました。しかし、ピントのずれた対応も多かったような気がします。多くの先輩はそんな私を見かねて、様々なアドバイスをしてくれました。兎に角、私は先輩のアドバイスを実行する毎日を過ごしていました。

 

話は少し変わりますが、先日、5~8月と4ヶ月間にわたって行ってきた新入社員研修が終了しました。携帯電話ショップを多数経営する会社の新入社員研修で、新入社員の皆さんは個性豊かで、明るく、接客向きな人ばかりでした。

 

研修では、彼らは真剣なまなざしで話を聞きながらメモを取り、わからないことがあれば質問してくれました。こちらが意見を求めると、正しい答えを答えられなくても手を挙げて発言してくれました。休憩時間でも、「成長するためにやった方がいいことって何ですか?」「おススメの本を教えてください」などと質問してきました。新入社員として、初めて会社や仕事に触れて、少しでも自分の世界を広げようと積極的な姿勢で研修に臨んでいました。

 

この新入社員研修は全12回だったのですが、回を追うごとに彼らは成長し、ディスカッションで話す内容や進め方が上手くなるだけでなく、話し方もビジネスパーソンらしくなっていきました。そんな彼らと接することで、今の自分の状態を考えさせられました。

 

今の自分は、相手の話を最後まで聞かず、勝手にわかったつもりになって、結論を決めつけてしまっているような気がします。相手の話や真意を知ろうとせず、相手の情報を自分なりに解釈してしまっています。それ自体に悪意はありません。ただ、相手の言うことを聞きながら、自分で考え、次の展開を連想したり、仮説を立てようとしているだけです。しかし、これではどんな話を聞いても、今まで学んだこと、今まで考えたことのパターンに当てはめるだけで、新しい学びや気づきにならない。こんなことを繰り返すうちに成長が鈍くなっていくのだろうと思いました。

 

昔、私が新入社員の頃、6つ上の先輩が「以前に比べて頭が固くなっている。今のままではマズイ」と言っていました。当時は、「頭が固くなるって、一体どういうことだろう?なんでそんなことを思うのかな?」と理解できませんでした。「頭が固くなっていたら、頭が固いことに気づかないのでは?」とも思っていました。まあ、そんなことどうでもいいとして、今は自分自身が、過去の知識や経験からくる思い込みの中で物事を考えているだけで、新しいことを吸収しようとしていませんでした。経験を積み重ねる度に着実に頭が固くなっていました。

 

今回、新入社員研修を行うことで、自分の世界を広げようと一生懸命な彼らと接することができました。彼らの姿は見ていて、すがすがしいし、気持ちがいい。多くの人は彼らのような人と一緒に働きたいと思うでしょう。モチベーション高く目の前のことに取り組み、周りの意見を聞き入れ、どんどん成長していく人と一緒に仕事をしていれば、こちらもモチベーションが上がるからです。今の自分のように自分の考えに凝り固まって、同じ思考パターンを繰り返しているような人ではなく。

 

今後、彼らと接することで得た新鮮な気持ちを実行に移すべく、日々取り組んでいきたいと思います。まずは囚われている自分に気づき、自分の知識や経験を一旦、横に置いて、相手の話をしっかりと聞くことからはじめます。

ちなみに、最近「自分って囚われているな~」と思っていたら、本屋で『とらわれない生き方』が目に入り、ついその本を買ってしまいました(笑) 人は求めているもの、問題意識を持っていることについての情報が自然と入ってくるものですね。

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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