株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#25

「あの世代がダメだから、日本は悪くなった」と言われたくない

2012年1月23日

先日、テレビで「財政破綻したら、一体どうなるのか?」という特集をやっていた。

 

その特集を見るまでは、財政破綻に対する私の認識は、

「ギリシャの財政が破綻し、ヨーロッパは大変なことになっているらしい」

「イタリアも財政破綻の危機に瀕している」

「日本もいつ破綻してもおかしくないと言われている。

2012年中には国の借金が1000兆円を越えるらしい」

という程度で、「もし財政が破綻したらどうなるのか?」ということについてリアルに

考えたことはなかった。

 

その特集では財政破綻したイタリアのナポリ市を取材したものだった。

 

<テレビで見たシーン>

・粗大ごみという位の大きなごみが道路の路肩や脇に捨てられたまま放置されているなど

街にはゴミがたくさん落ちていて、街がすさんでいる。

 

・役所は水道代・電気代を200億円以上も滞納しており、役所の前の電灯は灯かず、

うす暗い。 街の雰囲気が暗く、犯罪や事故の危険性を感じる。

実際に役所の前の道でひき逃げがあり被害者は亡くなってしまったらしい。

 

・パトカーがガス欠になり、警察官が数人がかりでパトカーを後ろから手で押していることが

めずらしいことでない。警察の予算は年間2000億円も削られ、ガソリン代の一部を

警察官が個人的に支払っている状態。

犯罪など何かあった時に警察官が駆け付けられない可能性がある。

 

・役所は自動車の修理を依頼している整備工場に3ヶ月もお金を支払っていない。

整備工場の人も「いつものことだから・・・」と弱気。

インタビューアーが「期日通りに払ってもらえるように言わないのですか?」と尋ねると、

「そんなことを言って、仕事を減らされたら困るし・・・」とあきらめムードが漂っている。

 

・このような状況にも関わらず、若い人は就職せずに社会保障(失業給付的なもの)で

暮らしている。仕事をしていないので家で家族と一緒に昼ご飯をのんびりと食べている。

昼からお酒も飲んでいる。両親も家族で昼ご飯を食べれることに幸せを感じており、

息子が働いていないことを問題視していない。

「一緒に楽しい時間を過ごせて、幸せだ」というニュアンスのコメントをしていた。

 

・財政が破綻したのは、社会保障費が莫大になり、財務がひっ迫しているにも関わらず、

ばらまき政策を行ったことが原因となっている。ばらまき政策を実行したのは政治家だが

ばらまき政策をマニュフェストとして掲げた人に投票したのは国民だった。

 

・街で市民にインタビューすると、「ダメな政治家を選んだ国民に問題がある」という人も

いれば、「こうなったのはすべて政治家が悪い!」という人もいる。

先ほどの整備工場の人は「日本も財政危機に瀕していると聞くが、イタリアのように

ならないで欲しい」というニュアンスのコメントを残していた。

 

私はこんな街には絶対に住みたくない。

もし、自分に奥さんや子どもがいたら、なおさらだろう。

 

日本も財政が破綻すると、これと同じレベルまで悪化しないまでも、

重い税金が課される一方で、生活に絶対的に必要な公共サービス以外は削られる

ことになる。

 

当然、生活や苦しくなるし、犯罪が増えたり、これまでのような快適な生活は

送れなくなるだろう。

 

そうならないためには、何をすればいいのだろうか?

 

まずは、我々が政治や経済について学び、適切な政策を掲げる政治家を応援(投票)

することだろう。投票する時にマニュフェストをちゃんと読んで、吟味して決めているかと

いうと、私はそこまでやっていない。

 

テレビで政策の討論番組を見たりするが、政策の詳しい中身を自分で調べることはない。

友人と会った時はビジネスの話が中心で政治や政策の議論をしたことがほとんどない。

そんなところから変えていこう。

 

次の世代に「あの世代ががんばったから、日本は良くなった」と言われるのか、それとも

「あの世代がダメだから、日本は悪くなった」と言われるのかと考えると、

絶対に後者にはなりたくない。かっこ悪い仕事はしたくないし、かっこ悪い社会は

作りたくない。

 

だから、まずはできることを続けたい。そして、その輪を広げたい。

自分の孫やひ孫の世代から「いい仕事したよね」と言われるためにそうしたい。

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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