株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#26

かっこいい仕事をしよう

2012年2月21日

皆さんは、子どもの頃、どんな職業に憧れていましたか?

 

私がこれまで憧れた職業は、

・電車の運転手(幼稚園~小学校低学年)

・プロ野球選手(小学校低学年)

・F1レーサー(高校生)

・F1のエンジニア(高校生)

・経営コンサルタント(大学4回生:就職活動時)

でした。

 

電車の運転手を好きになったのは、おばあちゃんに連れられて電車に乗ったり、電車の本やおもちゃに接することがきっかけだったような気がします。しかし、いつの間にか、それほど興味がなくなり、気がついたらプロ野球選手に憧れていました。当時は少年野球チームに所属し、友達と野球をやったり、テレビでプロの試合を見る中で、「プロ野球選手ってかっこいいな~」「好きな野球をやってお金がもらえるっていいな~」と思っていた記憶があります。でも同じチームに自分よりも野球が上手い友達が何人もいたため、私は「プロになれるのは、才能のあるごく一部の人だけなのに、チームで一番でもない自分がプロになれるって現実的じゃないよな」と思い、いつの間にか諦めるようになりました。

 

中学・高校生の頃は、当時アイルトン・セナが活躍していて、F1という世界の一流ばかりが集まる舞台で競っている姿に憧れるようになりました。F1レーサーになる方法を調べると、莫大なお金がかかり、しかも高校生の年齢から目指すことは現実的ではないということがわかったため、「レーサーが無理なら、エンジニアとしてあの舞台に立とう!」と考えるようになりました。そして、「F1のエンジニアに一番近い道はホンダに入って一流のエンジニアになることだから、そのためには理系に進んで、大学に行って、ホンダに入社しよう」と考え、実際に高校では理系に進みました。

 

大学3回生になり、就職活動をしている最中に経営コンサルタントに憧れるようになりました。就職活動で様々な業界・職種を調べる中で、私の尊敬していた先輩が経営コンサルタントを目指しているという話を聞いたことがきっかけでした。

 

振り返ると、憧れの職業とは、自分にとっての「かっこいいイメージの仕事」×「その時の自分の好きなこと、最大の関心事」×「実現できる可能性が少しでもあること」だったように思います。今となっては、実現の可能性を感じなくなると、すぐに諦めてしまっていた自分に少々嫌気がさします。

 

少し余談が長くなりました(笑)

 

先日、「この人、かっこいい仕事をしているな~!」と思う人に出会いました。

1人目はバスの運転手です。

私は横浜のとある企業に訪問した帰りはいつもバスに乗ります。今回もいつも通りにバスに乗りました。

 

バスが発車する時、30代の若い運転手が真剣な表情で後ろを振り返って、我々を凝視してきました。私だけでなく、他の乗客をじっくり見え終えたら、前を向いて運転し始めました。

 

次のバス停に着いてバスを止めようとする時も、すごいスピードで振り向き、真剣な表情で乗客を凝視します。初めは「この運転手、一体何をやってるんだろう」「危ないからちゃんと前向こうよ」と思いましたが、その瞬間、「そうか、この人は車の揺れで年配の方が転んだりしていないかを逐一確認してるんだ」「この人なりの乗客への心配りなんだ」と気づきました。

 

そう思うと、急にこの運転手のテキパキとした振り返る動作や真剣な表情がかっこ良く見えてきて、その後バスを降りるまで、この運転手の振り返る動作と表情を見るのが楽しくて仕方がありませんでした。(私は彼を見て、「この運転手、いい表情してるよな~、どんだけ真剣に乗客を見てんねん!」「他の乗客にとったら、『この人どんだけ凝視してくんねん!』って思うやろうな~」と楽しんでました)

 

その後、昼食を食べようと、美味しそうなステーキのポスターに誘われて、入ったステーキ屋で2人目のかっこいい仕事をしている人に出会いました。その人は接客スタッフで、40代くらいの女性の方でした。

この方も先ほどの運転手と同様、見ていて「動きが早いな~」「動きにキレがある」と感じさせるようなレベルでテキパキと仕事をしていました。お客さんにお茶を出す時も、ご飯をお皿によそったり、料理をお客さんに出す時も、お茶を注ぐ時も兎に角、動きが早い。

 

お客さんが来店された時の挨拶や注文を聞いたりする時は、通常なら動きと同様に早口言葉で話してしまいがちですが、落ち着いて、お客さんの目を見ながら、しっかりと会話していました。それもマニュアル的な話し方ではなく、心をこめて話をしているように感じました。

 

お店がお客さんで一杯になり、かなり忙しい状態になっているにも関わらず、お茶がコップの3分の1くらいまで減ったら、すぐに注いでくれました。忙しいので、「申し訳ないな~」と思いつつ、美味しいお茶だったので、がぶがぶと飲んでしまい、3回も注がせてしまいました。そのスタッフの方は私だけでなく、他のお客さんに対してもお茶の減り具合に目を光らせていました。

 

その姿を見て、「かなり高い意識を持って、仕事してるよな~」「基本動作が完璧で、表情も真剣ながらも、ちゃんと笑顔も出ていて、かっこいい仕事するよな~」と思いました。

 

その後、移動の電車の中で、子どもの頃に憧れたような職業でなくても、かっこいい仕事はできるということについて考えました。

 

ナルシストではないですが、「自分は今、いい仕事をしている」「かっこいい仕事をしてる」と自分で思えることは重要です。それが自分の仕事に対する誇りにつながるのでしょうし、さらに自分を成長させる向上心にもつながるでしょう。他人の目線を気にしてばかりでもいけませんが、他人から評価されることでモチベーションが上がります。

 

イチローやカズなど多くのプロのスポーツ選手は人から見られることを意識し、常に憧れられる存在、目標とされる存在になろうと努力しています。そのイチローやカズも子どもの頃には憧れた選手がいて、それがきっかけで、今の道を志したのでしょう。だから、次は自分が子どもたちに夢を与えられる存在になろうとしているのだと思います。

 

他人がかっこいいと思ったり、憧れを抱くような高いレベルの仕事が当たり前にできる人、

そこまで自分を磨き上げてきた人のことをプロと呼ぶのかもしれません。

 

これはスポーツ選手だけでなく、我々ビジネスマンにも置き換えられます。私もただのビジネスマンではなく、プロのビジネスマンとして、仕事を通じて他人を魅せられる人を目指します。そのためには基本行動のレベルを高め続け、その結果として目標とされるレベル、かっこいいレベルに到達したいと思います。(子どもの頃と違って、簡単に諦めずに取り組んでいきたいと思います)

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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