株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#29

未知の体験 100キロを歩いてみる

2012年5月25日

◆100キロウォークって?

 

皆さんは友人から

「一緒に100キロウォークに参加しませんか?」

と誘われたら、どう答えますか?

 

ちなみに私なら、

「えっ!100キロ?」

「何それ?100キロも歩くの?」

「何のために?」

と矢継ぎ早に聞いてしまうでしょう。

 

実際、4月下旬に100キロウォークに参加してきたのですが、

後日、友人に100キロウォークに参加したことを伝えると

これと同じような質問を何人からもされました。

 

その度に、私は

「そうやで。100キロやで」

「何のためにって、言われても・・・何となくやってみようかなと思って」

と答えていました。

 

◆100キロウォークに参加するきっかけ

 

そもそも、私がこの100キロウォークに参加したのは

弊社代表の小川が2年前にこの大会に参加し、そのエピソードを聞いて

「めちゃくちゃしんどそうやけど、面白そう」と直感的に感じ、

軽い気持ちで参加を決めました。

 

申し込んでから時間が経つにつれ、

「大変な大会に申し込んでしまったかも・・・さすがに100キロはヤバいかも

マラソンでも洒落にならないくらい足が痛いのに、100キロか・・・」

と重たい気持ちになっていました。

 

◆100キロを歩いてみる

 

参加者は約240名。

スタート時、周りの参加者の方々からは遠足に来たようなウキウキ感を

感じました。仲間同士でハイタッチしながら出発する人々と横目に私は、

テンションが上がらず、

「これから100キロか~、一体何のために100キロも歩くんだろう・・・」

と少し暗い気持ちでスタートしました。

 

歩きはじめて、20キロくらいで、すでに足痛くなりはじめて、

「さすがに、100キロの5分の1で足が痛くなってたら、ゴールは無理やわ・・・」

と自分がリタイアすることを想定して、自分を正当化しようとしていました。

 

しかし、40キロくらいまで来ると、足の痛みもやわらぎ、

なぜか楽しくなってきました。

歩きながら、面白い看板を見つけたり、変わった地名を見つけては

携帯で検索してみたり、交番の2階に洗濯物が干してあって、

「この交番、生活感全開やな」と一人で突っ込みを入れてみたり、

これまでの自分の人生を振り返って一人で感動してみたり、

音楽を聞いてみたりして、一番楽しい時間帯でした。

 

ところが、60キロくらいになると、疲労の蓄積により足が思うように

動かなくなってきました。しかも、あと残り40キロと考えると、

「ここまで14時間も歩いてきて、さらに今からフルマラソン1回分!

とういことは、時速4キロで歩いて10時間・・・」

とあまりのゴールの遠さを実感し、心が折れそうになりました。

しかし、自分は約240名中の40~50番目くらいと歩いているということを

知り、急にやる気が出てきて、

「前の人を追いかけて、どんどん抜いて行こう。できれば20番台を目指そう」

と目標ができた途端、思うように動かなくなりつつある足でも

なぜか、早く歩くことができ、ペースもアップしました。

 

80キロを過ぎると、もう絶望的な状態になっていました。

深夜3時で猛烈に眠いし、疲労で10分歩いたら足が動かなくなり、

5分休むということを繰り返していると、全然距離が伸びず、

なかなか次のチェックポイントにつかない・・・

しかも、山の中の道を歩いていて、真っ暗。

周りに誰もいない、追い抜こうとしても、目指す人もいない状態。

そんな時、遠い先に前を歩く人を見つけたので、必死に追いかけました。

 

追いついたら、その方も疲労困憊でギリギリの状態で自分と戦って

いるようでした。話しかけると、その方はこの100キロウォークを

主催してくれている会社の方でした。

その会社の社員は全員この大会に参加しているそうで、

もし、100キロを完歩できなかったら、翌週の土日に社長と一緒に

歩くことになっているとのこと。

 

つまり、80キロまで歩いてリタイアしたら、翌週に社長と100キロ歩くことになる。

合計180キロ・・・

その方曰く、

「もし、この時点でリタイアしたら、翌週にさらに100キロなので、

いくら辛くてもゴールしようと思いますよ。」

 

私はその話を聞いて、

「とんでもない会社だ・・・ 社長の意思と行動力がすごすぎる・・・

社員に歩かせるだけでなく、ゴールするまで社長が一緒に歩くって・・・」

その方と引き続き、いろんな話をしながら、歩き続けました。

 

(その会社は社員研修の一環として100キロウォークを行っているそうです

80キロまで歩いて、諦めない気持ちや限界に挑戦する姿勢を

確かに体感できるし、研修として、意味のあるものだと思います。

自分にブレーキをかけるか、それともやりきるかを自分の限界の状態で

自分と戦い続ける訓練というイメージです)

 

体力的・精神的に絶望的な状態でしたが、一緒に歩く仲間を見つけて

何とか支え合いながら、ゆっくりではありますが、歩みを進めていきました。

 

その後も、いろんな人とふれ合いながら、エネルギーをもらい

なんとかゴールにたどり着きました。

ゴールした瞬間って「感動するかな!?」と期待していましたが

「とにかくゴールできて、よかった。もう歩かなくていい・・・早く休みたい」

という気持ちでした。

(あくまで私の場合です。感動する方もたくさんいます)

 

◆100キロ歩いての感想

 

私には、もともと「(自分にとって)未知のものに挑戦してみたい」

という性質があるようです。

その一方で、「面倒くさいこと、しんどいことはやりたくない」という

気持ちもあり、チャレンジをしようとしない自分もいます。

 

今回は、軽い気持ちで、

「目の前にやった人がいる。自分もやればできるかも」

という動機で参加しました。

実際に参加してみて、ゴールした時は

「二度とこの100キロ歩くことはないだろう」と思っていました。

しかし、3日後には、また参加しようと思うようになっていました。

 

それに対して、自分自身、「自分はアホか!?あれだけしんどかったのに、

そのしんどさをたった3日で忘れてるのか?一時の楽しい気持ちだけ

残ってるから、こんな風に思うのかな?」

と不思議に思いました。

 

おそらく、「次、歩いたらもっと早く歩けるかも、もっと楽に歩けるかも、

もっと楽しく歩けるかも」という向上心なのか、好奇心なのかわかりませんが

自分の可能性の広がりのようなものを感じて、「また参加しよう」と思わせて

いるような気がします。

 

何事に対しても、「面倒」「しんどい」と思ってチャレンジしなければ、

自分の世界を狭めるだけなので、気楽にチャレンジしてみようと思います。

もし、無理なら途中でやめればいいですし。

 

皆さんも、「自分の限界を広げてみませんか?」

私は来年、サポーターとして参加します。

参加される方皆さんに対して、精一杯応援しますよ!

よかったら、一緒に参加しましょう。

 

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
記事一覧

Contact

お問い合わせ

03-5795-1142
受付時間 平日10:00-17:00

Follow us

情報配信

アッシュ・マネジメント・コンサルティングでは、みなさまのビジネスのお役に立つ情報を発信しております。
Facebookもしくはメールマガジンにて最新情報をご確認ください。