株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#31

システム会社の新卒2年目研修の準備で気づいたこと

2012年7月23日

皆さんには、ロールモデルとなる人はいますか?

ロールモデルとは、

 

自分の行動の模範となる存在、お手本となる人物のことで、

人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、

その人の影響を受けながら成長すると言われています。

要は「自分が目標とする人物」のことです。

先月、システム会社の新卒2年目に向けて実施した研修の中に

ロールモデルについて学ぶパートがありました。

その研修では、

「職場のロールモデルから学んだこと」というテーマで

 

・自分のロールモデルとなる社員は誰か?

 

・その人の考え方・発言・行動はどんなものだったのか?

 

・その中で自分が学んだこと・実践したことは何か?

 

について直近の6ヶ月間で先輩社員と接する中で観察したことや

実践したことをワークシートに書き出します。

その研修の準備段階で、自分の過去のロールモデルについて、

ワークシートを使って、書き出してみました。

「自分が社会人になってから今まで、誰の影響を受けてきたのか」

 

「誰のどんな行動や考え方を受け継いできたのか」

 

をいろんな先輩の顔を思い浮かべながら、ワークシートを書いていく。

徳田さん、香川さん、伊東さん、沖さん、中田さん、上松さん、平堀さん・・・

 

一人ひとりの先輩との過去の様々なシーンが思い出される。

・新入社員時代、意識の低い自分を熱心に教育し続けてくれた人

 

・営業で常に半年~1年先を見据えた活動をしながら、目標を達成し続ける人

 

・自分のやりたいことを積極的に取り組み、自分の分野を次々と開拓していく人

 

・常に本気で仕事をし、どんな時も自分の想いや本音を相手に伝える人

 

・どんなことが起こっても、諦めずに粘り強く取り組み、問題を解決する人

これまで自分の成長のパターンは

 

(1)先輩から教わったことを仕事に活かし、経験を積み、そこから新しい気づきを得る。

 

(2)その繰り返しにより能力が高まり、成果を上げることができる。

 

(3)そして、その成果を評価してくれる人がいて、新しい環境が与えられる。

 

(4)そこでも、先輩から学び、活かし、気づきを得て、少しずつ成長していく。

この演習に取り組むことで気づいたことは

今の自分の能力・経験・考え方のほぼ全ては先輩からいただいたものだということ。

 

先輩に教わった考え方・行動・知識があって、今の自分がいる。

 

様々な経験が幾重にも重なり、自信を形作ってきた。

先日、前職の後輩2人とご飯に行った。

 

採用した時は23歳だった子は、今年29歳になる。

 

入社当時は、泣いてばかりいた子が、今や会社を背負っていきたいと

真剣に語っている。実際に成果に執着して仕事に取り組んでおり、

組織の中での役割もどんどん大きなものになってきている。

 

先輩として、彼女の成長は本当に嬉しい。

一緒にいたもう1名の後輩(彼女にとっては先輩、32歳)は

彼女の成長を目の当たりにして「泣きそうになるくらいにうれしい」と言っていた。

 

いろんな出来事を乗り越えてきたシーンが目に浮かぶ。

 

先輩にとって、後輩の成長は仕事のやりがいや生きがいになる。

6月、システム会社の新卒2年目の方々を対象に研修を実施した。

 

ロールモデルの演習では、先輩社員から学んだエピソードがたくさん出てくる。

彼らの先輩は後輩のことを本当にかわいがり、日々真剣に教育しているのだろう。

彼らの発表を聞いていると、先輩からの愛情を十分に受けながら、育っていることを

感じる。そして、後輩たちは先輩たちを自分の目指す姿と捉えて、一生懸命

仕事に取り組んでいる。

このコラムを書いていて、3年ほど前、先輩に言われたことを思い出した。

 

「辻がここまで成長してるとは思わなかった。

これからは後輩ではなく、同志だ。先輩・後輩の関係ではなく、

互いに学び合う同志の関係として付き合いたい。

これからも定期的に会って情報交換しよう」

 

そう言われて、ものすごくうれしかった。

学ばせてもらった先輩に感謝しつつ、

そのスキルや考え方をフル活用して経験を積み、成長していく。

そして、成長した姿を見せることが恩返しになる。

 

当たり前のことだけど、つい忘れてしまいやすいこと。

「ロールモデル=自分が目標とする人物」を厳密に考えると、

自分が理想とぴったりな人物はめったにいないと考える人もいる。

しかし、「あっ、この人のこの考え方がいいな」と思うことはたくさんあるはず。

人の良い部分を見つけて、それらを積極的に吸収し、自分のものにしていく。

 

先輩という生きた教材が目の前にいるほどありがたいことはない。
自分自身も含めて、多くのビジネスパーソンが自分のロールモデルをみつけ、
その人から学び、成長していくことで、もっと良い会社、良い社会を作ることができる。
そして、いつかはロールモデルを超えていくことが、後輩の役割のような気もする。
会社や社会はそうやって成り立ってきているような気がした出来事でした。

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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