株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#44

自分の世界が広がる楽しさ

2013年8月21日

9月下旬に新居に引越ししようと思い、

現在物件を探しているのですが、

物件探しって、意外と面白いですね。

 

前職の同僚に、暇な時は不動産仲介業者に

引越しを予定している人を装い、物件回りをするのが

趣味という人がいました。

 

その人から、

「いろんな物件を回りながら、新しい生活を想像するのが楽しい」

ということを笑顔たっぷりに聞かされていた時は

「そうかな~。面倒くさいくないのかな~」

「引越ししないのに物件探しって、仲介業者にとってはいい迷惑だよな」

といった話をしていましたが、久しぶりに物件探しをすると

結構面白いのです。

 

例えば、

・不動産のポータルサイトで、自分の求める条件で物件を検索すると

いろんな物件が出てきます。それら1つ1つの間取りや場所を見ながら

興味の湧いたものはブックマークしておくのですが、エリアを変えたり、

条件を変えたりすると、「お、これは相場よりお買い得物件だ!」という

掘り出し物と思える物件が見つかります。

 

・掘り出し物物件の中で、さらにお気に入り物件に絞ったら、

その物件のエリアについて調べます。「どんな歴史のある地域なのか」

「待機児童はどれくらいいるのか」「地盤はしっかりしているのか」

「地震が発生した時に被害はどうなるのか」など、引越し先を決める上での

重要な条件に関するものもあれば、単なる興味に関するものをネットで

調べます。すると、これまで知らなかった情報が次々と見つかります。

 

・次に不動産仲介業者に調整してもらって、物件を見学します。

各物件を回る中で、建物の構造や歴史的背景、不動産の流行など

について教えてもらうと非常に勉強になります。また、物件を当たる中で、

自分が調べきれなかった物件で、かなり良いものを提案してもらえると

最高です。新しい生活へのワクワク度が圧倒的に高まります。

 

・物件を見学させてもらった後は、その地域を散歩します。

新しい街を散歩すると、「おいしそうなパン屋がある」とか「仕事の帰りに

立ち寄りたい立ち飲みの焼鳥屋がある」「この道を隔てて、街の雰囲気が

がらっと変わる」とか、いろんな発見があります。

 

このように、今まで知らなかった情報に触れ、実際に体験することで、

自分の世界が広がってきます。

 

子供の頃、自分も含め多くの友人は

親から「○○の道以上は行っちゃだめよ」とか、

「行っていいのは、○○さんの家までよ」という具合に、

安全上、行動範囲を制限されていました。

 

しかし、自転車に乗って、親から言われた行動範囲を超えて、

今まで行ったことのないところに行った時のワクワク感、

冒険している感覚がありました。

物件探しに関する体験は、この時のワクワク感に共通するものが

あったように思います。

 

全然、話は変わるのですが、

先日、NHKのTV番組で、『プロフェッショナル 仕事の流儀』の

録画したものを見ました。

中村重男さんという大阪の居酒屋「ながほり」の店主の人生と

仕事ぶりが取り上げられていました。

 

そのお店は居酒屋として初めてミシュランの星を獲得したお店で、

世界中からお客さんが集まり、フランス人シェフや寿司職人など

同業の方からも支持されるお店です。

 

中村さんのこだわりは、

普通のどこにでも売っている日本酒や食材でも

互いの持ち味を極限まで引き出すことで、高級な食材と同等以上の

美味しさを引き出すことです。

 

どこでも売っている日本酒でも、最高の飲み時を見極めることで、

味は全然変わってくるそうです。また、食材との相性によっても、

その魅力がまったく違うものになってくるそうです。

 

TVの画面に映るお客さんはいずれも満面の笑みで、

「めっちゃ美味いな」「ほんまや、これは美味い」

「この料理にこの日本酒、合うわ~」「ここで飲む日本酒はどこよりも美味いわ」

「このお店はいつも感動するわ」「そのために来てるんやから」

と表情やコメントから、このお店での時間を最高に楽しんでいる様子が

伝わってきました。料理を食べた後に大将である中村さんに

握手を求める人もたくさんいました。

 

この映像を見ていて、

いずれのお客さんも、今まで出会ったことのない美味しさ、

日本酒や素材の魅力を感じているのだろうなと思いました。

 

先程の物件回りと少し話は違うかもしれませんが、

いずれにせよ、今まで知らなかった世界に触れることが、

喜びにつながっているのでしょう。

 

自分のやっている仕事は、そういった仕事になっているのか?

自分の支援しているクライアントの仕事は、

クライアントのお客様に対して、そうなっているのか?

 

もし、これらのように喜びを提供できれば、

他社と差別化された競合優位性を築くことができるでしょう。

同時に適正な利益も確保することができるでしょう。

 

改めて、

自分の付加価値を如何にして生み出し、提供するのか?

会社としての付加価値は何なのか?

他社との違いは何なのか?

を考えるきっかけになった出来事でした。

 

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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