株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#47

思考停止している自分に気づき、衝撃を受ける

2013年11月21日

自分の思考が停止していることに気づき、衝撃を受けた出来事がありました。

 

先日、家族問題専門カウンセラーの谷口さんと弊社の平堀と3人で

ご飯を食べている時に、出産立ち会いの話になった。

 

谷口さん 「辻ちゃんは立ち会いするの?」

私     「しますよ」

その後、谷口さんからこんな興味深い話があった。

 

・マスコミが出産・育児・家事に積極的に関与する旦那が良いともてはやし、

世の中的には出産の立ち会いをした方がいいという風潮になっている。

・それは間違っている。出産の立ち会いはしない方がいい。

・出産は綺麗なものではない。女性によっては嫌がる人もいる。

 

・立ち会ったことで、その後の夫婦の関係に問題が生じる人も多い。

・立ち会っても男性は何もできない。奥さんによっては、旦那がアタフタして

むしろ鬱陶しいと思うことも多い。

・出産を乗り越えた奥さんが赤ちゃんを抱いている姿は非常に美しい。

立ち会わずに出産後の美しい姿を見て、労いの言葉をかけてあげるのが一番。

 

・出産の歴史を調べると、昔は男が立ち会いなんてしていなかった。

立ち会わなくても夫婦関係は保てるし、ちゃんと歴史は続いている。

・離婚相談の現場にいる人間として、多くの人の相談を聞いてきて、

立ち会いはしない方がいいと思う

・こんなことを言ったら、気を悪くする人が多いからあまり言いたくはないが

辻ちゃんだから言っている

 

このような話を谷口さんから聞き、「なるほど。そういうこともあるんだ」と思った。

その後、平堀さんがこんな話をした。

 

・最近は、野球やサッカーなど子供の習い事に積極的に関わろうとする親が多い。

・野球やサッカーのお茶当番などで親が関わるのは良いと思うが、

試合や練習などに、いつも親が子供の様子を見に来て、時には口出しする。

子供に「ああしろ、こうしろ」と指示する。さらには監督やコーチに「うちの

子供はどこがダメなんですか?」とか指導の仕方に口を出しする人もいる。

 

・学校でも同じ。子供が喧嘩をしたら、親が学校に行って先生にクレームを

つけたり、相手に親に謝らせようとする。親が子供の問題に顔を突っ込む。

・親は「子供のためだから」と言ってやっているが、実際は子供のため

ではなく自分のためにやっている人が多い。

・本当に親は子供のことを何でも知る必要があるのか、知らないことが

あってもいいのではないか。親の知らない子供の世界を作ってあげても

いいのではないか。

 

・それは夫婦間でも同じ。本当にどんなことでも関わった方がいいのか。

知らないことがあってもいいのではないか。

・出産についても、立ち会わなくても後から奥さんの話を聞いて想像を

膨らませて、共感したり、労ったりするのでもいいのではないか。

話を聞くだけでも、子供を産んでくれた奥さんに十分に感謝できるし、

大切にしようと強く感じると思う。

 

・人には良い面や美しい面もあれば、そうでない面もある。

人は他人には良い面や美しい面を見せたいと思う。そうでない面は

見せたくないと思う。

・知らないことによる、ある種のロマンがあってもいいと思う。

 

という話だった。

そして、「辻は、出産の立ち会いをしたいと思ったきっかけは?」

と質問された。

 

私にとって、出産の立会をしようと思ったきっかけは特になかった。

確かに世の中では出産に立ち会えるなら、立ち会った方が良いという風潮があり、

自分自身、無意識的に「出産には立ち会うのが普通なんだろう」と思っていた。

 

また、出産の立会をすることにより、

・体験を共有することで、互いの絆が強くなるし、相手に対する思いやりが

強くなるだろう

・自分ができないことをやってのける嫁の姿を見て、感謝の気持ちが

溢れ出てくるだろうし、尊敬の気持ちも強くなろうだろう

・嫁や子供を守ろうという気持ちも高まるだろう

と思ってはいたが、それは立ち会うことの良い面だけを捉えた考え方だった。

 

そして、世の中が評価するものに、知らない間に迎合してしまっていること、

自分の頭で考えずに適当な判断をしている自分に気づき、

後ろから頭を鈍器で殴られた感覚になった。

 

私自身、世の中の風潮に流されずに、自分の頭でしっかりと考えて

判断しているし、思考停止になんて陥っていないと思っていました。(高慢ですね(笑))

自分の人生にとって重要な出来事にも関わらず、自分が大して何も考えずに

適当な判断をしていることに、驚きと情けなさを感じました。

 

同時に、知らない間に自分の思考が停止してしまっている可能性があることを自覚し、

自分の思考が停止していることに気がつけないならば、自分の考えを他の人にぶつけて、

他人からの反応から、自分の思考が停止していることに気づけばいい。

特に人生において重要なことは、自分の中では他人への相談の必要性を感じなくても、

人に話をしてみることも重要なのだと思います。

 

これは仕事においても言えることです。

チャンスを逃さないためにも、思考停止していないか自分をチェックする習慣を

身につけて、この経験を活かしていきたいと思います。

 

今回は、思考停止している自分に気づき、衝撃を受けた出来事でした。

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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