コンサルタント紹介

HOME

平堀のコラム(Hot Willerへのエール)_過去のコラム

HOME
>
平堀のコラム(Hot Willerへのエール)_過去のコラム
>
No.77 自分を追い込むには適度な休息も必要(2014年6月3日)

< タイトルに込めた想い >

平堀

HOT WILLerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

No.77 自分を追い込むには適度な休息も必要(2014年6月3日)


6月1日の午前10時30分ごろ、

100kmウルトラマラソンに出場した小川が、熱中症のため、30km付近で

リタイアしたとのメールが届きました。

 

このメールを受信した時に私は、伊豆の城ケ崎にいました。

 

小川の応援を誰よりも先に立ってしなければならない立場でありながら、

プライベートな理由で、伊豆に旅行していたのです。

 

旅行のお供は、我が息子。

親子二人旅。

 

秋山木工の丁稚修行に出て1年と2ヶ月か経過した5月末に、

社長(親方)の秋山さんから私に電話がかかってきました。

 

電話の趣旨は、いったん息子を自宅へ戻しますというもの。

 

秋山さんが運転する車に乗せられて、息子は、その日の夕方に帰宅してきました。

 

息子にわけを聞くと、

技能五輪の準備をするために、早朝(深夜)3時30分ごろ寮を出ると、

近くのコンビニの前で、酔っぱらった若者たちが猫にいたずらをしていた。

それを見た息子が、「猫がかわいそうだよ」と遠くから声をかけると、

別のところから仲間が現れ、羽交い絞めにして倒され、ボコボコに。

 

顔面にかなりの傷を負ったが、そのまま寮に戻り手当をして、

会社には、自転車で転んだと嘘をつき仕事をした。

 

その後、頭痛や首痛が激しくなり病院に行くと、

頸椎の捻挫で、2週間の安静を告げられる。

 

とは言うものの、休むわけにいかずに仕事を続けたが、

首の痛みが激しく、作業ができない。

 

同僚や先輩に迷惑をかけていることが申し訳なくて、

自暴自棄になり、軽いうつ症状を発症。

 

簡単に整理すると、こんな経緯のようです。

 

うつについて調べると、

睡眠障害、食欲不振、首や肩のこり、疲労感・倦怠感などが現れるようです。

 

自宅に戻った息子は食欲が回復してきましたが、

夜は、相変わらず眠れないようです。

深夜に受けた暴行がトラウマになり、暗くなると、不安・恐怖を覚えるのだそうです。

 

息子を伊豆に連れ出したのは、軽い運動をすれば、快眠を取り戻せるのではと

考えたから。

 

夜11時に消灯し、翌朝7時30分に起床。

息子と朝風呂に入りました。

 

露天風呂で息子に、

「昨夜は、ぐっすり眠れたようだな」

と声をかけると

「お父さんは、布団に入って10秒で寝ていたから、そんなことわからないでしょう」

と。

 

こんな風に、息子が調子を取り戻してきたので、

予定通り城ケ崎にウォーキングに出かけた矢先に、

小川がリタイアしたとのメールが、応援者の穂積から届いたのでした。

 

お昼前に、小川本人から「期待に添えず申し訳ありません」とのメールが入り、

その文末に、「拓磨君との旅行、楽しんでください」と書いてくれていたので、

これを息子に見せると、息子が、小川に次の返信を打ちました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは拓磨です。

ご心配をかけますが、休むことも大切だと思いました。

この経験も勉強なのでちゃんと治してリベンジします。

今は父と城ヶ崎海岸をウォーキングしています。

今日はゆっくり休んでください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自己成長させるには、自分を追い込むことが求められますが、

追い込みに耐えられる体力を維持するために、適度な休息も必要。

 

こんなことを教えられた週末でした。

 

追記

息子のプライドを尊重して、今回の出来事をコラムに書いていいかどうか確認すると、

「事実だからいいよ」と言ってくれたので掲載しました。

長い人生、上手くいくこともあればつまずくこともある。

何かにチャレンジするから、失敗や挫折もする。

息子には、人生80年。

1年や2年立ち止まったからってなんてことはないと言って聞かせました。