コンサルタント紹介

HOME

辻のコラム(ちょっと感動した話)_過去のコラム

HOME
>
平辻のコラム(ちょっと感動した話)_過去のコラム
>
No.75 これまで経験したことのない研修

< タイトルに込めた想い >

辻

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

No.75 これまで経験したことのない研修


今月、これまで経験したことのない研修を応援講師として経験しました。

 

その研修は、成果を上げる要素が見事に組み込まれており、

研修というよりも「道場」と呼んだ方がふさわしいような内容です。

ある企業が全社で導入し、約1億円の研修費用に対して、

約3億円の売上総利益の押し上げにつながっているそうです。

 

ちなみに、皆さんの「研修」のイメージはどのようなものでしょうか?

 

「成果を上げるための機会」というよりも、

自分にない知識を取り入れたり、既に知識として持っていても、

整理されていないものを整理して、使えるようにする機会という

イメージではないでしょうか。研修は「学習の機会」「成長のきっかけを

得る機会」という感じという方が多いと思います。

 

しかし、企業としては、貴重な時間とお金を投下しているため、

学習の機会だけに終わらせずに、成果につなげるには、学んだことを

行動に移し、継続することで、習慣にしていくことが大切です。

 

ところが、言うは易し、行うは難し。

学んだことを習慣化するのは、かなり難しい。

自分も含めて多くの人は、時間が経つにつれて、研修で受けた刺激と

知識が薄れていき、決めた行動もしなくなっていく。

 

その問題は、

・研修は「知識の習得」が中心で、実践は少ない。

 たくさんの知識を学ぶことに重きを置いている。

 (たくさん学んでも実践できないのに・・・人は欲張りです)

 

・職場に戻って、実践すると、思うようにいかないため、

 やらなくなってしまう。

  

・実践が続いても、時間が経てば、決めた行動もマンネリ化して、

 徐々に意味を感じなくなり、やらなくなってしまう。

 

・上司や同僚は、研修の内容を実践していないため、研修から

 戻ってきた社員をフォローすることできない。

 

という点にあります。

 

 

今回、経験させてもらった研修は、

 

・研修の中で、どんどん実践する。実践の内容は主に商談のロールプレイング。

 商談のシナリオは、細かい部分まで作りこまれており、そのシナリオ通りに

 やれば、実際の商談でも受注が取れるレベルに磨き込まれている。

 

・研修中に商談ロールプレイングの試験があり、受講生はその試験を突破

 しなければならない。が、なかなかハードルが高い。自分一人でテキストを

 何度も読んでも習得はできない。他の受講生と何度も何度も練習し、ダメな点

 についてフィードバックを受けて、それを改善しなければならない。できない

 言い訳をしていたり、練習で手を抜いている人は、受かることはできない。

 

・試験の合格は、チームとしての連帯責任になっており、全員が合格するまで

 互いをサポートし合う。合格した人は、それで終わりではなく、合格していない

 人のロープレ相手になったり、横で観察して、改善点のアドバイスをする。

 

・上司・同僚も一緒に研修を受講しているか、すでに受講しているため、

 職場に戻ってからも、フォローする体制がある。試験は3回あり、その試験に

 向けて、職場でも継続的にトレーニングしないと合格はできない。だから

 こそ、職場の上司・同僚を巻き込んだトレーニングが必須になる。

 

という特徴があります。

 

この研修の中で、商談ロープレの試験で何度も不合格になりながらも、

その度ごとに同僚と練習を積み重ね、徐々に意識が変わっていくシーンや

着実に成長していく姿を目の当たりにしました。

アドレナリンが出たのか、夜はなかなか眠ることができませんでした。

 

以前から、弊社代表の平堀と

「研修をもっと企業の競争優位性につながるものにしていく必要がある」

「そのために、その企業の特有のノウハウを組み込んだ実践的な研修にし、

社内にそれらを伝承・展開できるようにしていく必要がある」

と話をしていたことが、見事に形になっている研修でした。

 

この研修は、前期・中期・後期の3部構成となっており、

まだ前期を経験しただけなので、中期・後期を経験した上で、

改めてご報告致します。