#197
仕事に隠された魅力
日々、何気なく続けている仕事には、
気づかぬうちに何らかの魅力が存在しているのかもしれません。
多くの人が「惰性で続けている」「他に選択肢がない」と考えるかもしれませんが、
長く同じ職に就き続けていること自体、
その職や会社に対する深い愛着や価値を感じている証拠です。
村上春樹の著書『走ることについて語るときに僕の語ること』の中で、
彼が20年以上ランニングを続けている理由について
「意志が強いからではなく、走ることが性に合っていたからだ」と述べています。
この言葉は、仕事を長く続けている理由にも通じるものがあります。
私自身、20年近くジョギングを続けてきましたが、
これも村上氏が言う通り、意志の強さではなく、
ジョギング自体が心地よく感じられたから続けてこられたのだと思います。
しかし、続けられているということは、
決してそれが常に楽であったわけではありません。
むしろ、そこには多くの困難があり、それらを乗り越えてきた結果だと言えるでしょう。
何事においても、継続するということは、苦痛や試練を乗り越える力が必要だからです。
仕事にも同じことが言えます。
長年同じ仕事を続けている背景には、必ずそこに自分が乗り越えてきた困難があるのです。
例えば、私はコンサルティング業を長く続けてきました。
最初は単なる生計を立てるために始めた仕事でしたが、
クライアントの問題解決に貢献できたと感じる瞬間や、
チームと一緒に新しいアイデアを創り出すプロセスが、
時に難題にぶつかりながらも、私にとって次第に魅力的なものとなっていきました。
その結果、この仕事を20年以上続けてこられたのです。
村上氏が言うように、「意志の強さ」がすべてではありません。
しかし、何かを続けられるということは、
必ずその裏に努力と苦痛を乗り越えてきた経験があるはずです。
そして、その過程で得られた喜びや達成感が、
仕事に対するモチベーションを持続させてくれるのです。
そうした意味で、仕事を続けていること自体が
自分の成長や人生における一つの成果であり、
困難を乗り越えてきた自分をもっと誇りに思うべきでしょう。
さらに言えば、仕事が自分に与える影響は、直接的なものだけではありません。
例えば、ランニングが私に与える健康的な体や精神の安定が、
結果的に仕事にも好影響を与えるのと同じように、
仕事が私たちに与えるものは目に見えるものだけではなく、
目に見えない価値も多く含まれています。
それは、日常の中で培われる忍耐力や問題解決力、人間関係の築き方などです。
これらは日々の仕事の中で徐々に積み上げられていくもので、
最初は気づかないかもしれませんが、振り返ったときにその大きさに驚かされるものです。
もし今、あなたが長く続けている仕事があるのなら、
その仕事の中に自分が気づいていない魅力や価値、
そしてその過程で乗り越えてきた困難をもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。
それを発見できたとき、仕事に対する見方が変わり、
新たなやる気が生まれるかもしれません。
そしてその時、仕事をただ続けているだけではなく、
仕事を通じて自分自身が成長し、困難を乗り越えてきた自分を
もっと認めてあげられるようになるはずです。
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