株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#176

スポーツ好きオヤジの表現力・語彙力の鍛え方

2022年11月24日

ワールドカップが開幕しました。

そして、日本代表がグループリーグの初戦で強豪ドイツを撃破する大金星!!!

いやー、興奮しましたね。
私は、自宅でハイボール片手に見てましたが、大興奮でした。

そして、このコラムは、その興奮が冷めない状態で書いています。
したがって、誤字脱字、変換ミスや不適切な表現が混ざるかも知れませんが、
大きな気持ちでお読みいただけると幸いです。

逆転勝利の興奮が冷めない中でベッドに入り、
「明日の新聞やニュースの見出しには、どんな言葉が使われるんだろう」
ということが気になりました。

そして、真っ先に浮かんだのが
ドーハの奇跡

しかし、これではあまりにも安直すぎる。
そして、「奇跡」という言葉を使うほど勝つ可能性は低くなかったんじゃないか
という理由で自分の頭の中で却下して、眠りにつきました。

実際、10回やれば1回くらいは勝てるんじゃないかと思うし、
確率10%で起きると予測している現象を
私は「奇跡」という言葉で表現することできません。

夜が明けました。朝、目が覚めても同じことが気になっています。
なので、Googleで「ドーハの奇跡」を検索してみました。
なんと、384,000件もヒットします。

アメリカW杯予選でのドーハでの敗退は、間違いなく「悲劇」でした。
アトランタ五輪でのブラジル戦の勝利も「奇跡」で異論はありません。

果たして、今回のドイツ戦の勝利は何が最適なんでしょう?
個人的には先に説明した理由で「奇跡」は却下。
過去のキャッチ―な言葉を引用するなら
「ジョホールバルの歓喜」から「歓喜」を拝借した方がいいでしょう。

ただ、「ドーハの奇跡」「ドーハの歓喜」だと、
どうしても“二番煎じ感”が拭えず、
「ドーハの悲劇」「マイアミの奇跡」「ジョホールバルの歓喜」と
肩を並べて後世に語り継がれる言葉にはならないんじゃないか・・・。

実際、上の3つの言葉と比べて
「サンドニの悲劇」はサッカー好き以外には知られていません。

そこで、自分で考えてみようと思います。
条件は、

・「ドーハの●●」で表現できる
・●●の最後の音は「き」
・●●は漢字二文字の方がベター

といったところでしょうか。
こういう言葉遊びは、語彙も増えるし、
ラテラルシンキング(水平思考)の能力や表現力が鍛えられるので好きなんです。

では、スタート。

ちなみに、カッコ内は、自分の思考へのツッコミ。
<ツッコミを考えること=市場の反応を予測すること>です。

考えて終わり。自己満足に浸るのではなく、
ツッコミを入れることで「反響のあるコピー」「共感性の高い文章」を書く力になります。

1. ドーハの衝撃
2. ドーハの反撃
3. ドーハの進撃
4. ドーハの一撃 (今回は2点取ったしな)
5. ドーハの追撃
6. ドーハの躍起
7. ドーハの劇的 (劇的は形容動詞だから後ろに言葉が必要)
8. ドーハの感激
9. ドーハの勇気
10. ドーハの元気 (原口元気は招集されてないし…)
11. ドーハの決起
12. ドーハの根気
13. ドーハの本気
14. ドーハの暁 (バスケ日本代表ならイケるかも)
15. ドーハの生意気 (堂安っぽいけど日本ぽくない)
16. ドーハの負けん気 (これは長友か・・・)
17. ドーハの頭突き (ジダンかよ!)
18. ドーハのイキイキ (漢字じゃないな)
19. ドーハの渦巻き (渦というより波)
20. ドーハの大泣き (国民は泣いたのか・・・)
21. ドーハの駆け引き (どんな駆け引きがあったんだ?)
22. ドーハの紺碧 (今の代表のユニフォームはそこまで黒味がかってない)
23. ドーハの完璧
24. ドーハの幸先
25. ドーハの地響き
26. ドーハの素敵
27. ドーハの聖蹟
28. ドーハのときめき
29. ドーハの瞬き
30. ドーハの轟き
31. ドーハの驚き
32. ドーハの驚喜
33. ドーハの狂喜
34. ドーハの熱気
35. ドーハの羽ばたき
36. ドーハの鼻息
37. ドーハの抜擢 (リザーブ5人を大抜擢!)
38. ドーハの馬力
39. ドーハのひたむき
40. ドーハの頭脳明晰 (森保監督は冴えていた)
41. ドーハの夢の続き (ドーハの悲劇からの続いていた)
42. ドーハの夜泣き (泣いた人も多かったのでは)
43. ドーハの涙劇

43個をひねり出すのにかけた時間は約20分。
こんな感じで、私は表現力や語彙力を高めるトレーニングをしています。

ポイントは、時間を決めて、
ダサくても、ショボくても、数にこだわることです。

さて、実際にはどんな言葉が定着するんでしょうか。とても楽しみです。

ワールドカップも始まったばかり、
日本代表を精一杯応援し、4年に一度のお祭りを楽しみたいと思います。

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

※新たにオープンした『マネジメントDX』はこちら。
>>>https://management-dx.jp/

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代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
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