株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント辻勇作のブログ

ちょっと感動した話

日々の仕事の中で「感動」を忘れない人間でありたい。
小さなことにも感動を掬い取れる感度のいいアンテナを
持っていたいという想いで毎月メッセージを発信しています。

#17

ピンチから気づいたこと

2011年5月21日

◆緊急事態が発生

 

会社から家への帰り道、急に強烈な腹痛に見舞われ、トイレを探すことになった。

駅のトイレに行こうとトイレの場所を確認すると、反対側のホームにある。「結構、遠いな。(地下鉄の駅だったので)地上に出て、駅前のコンビニのトイレを借りよう」と思い、地上に出た。腹の痛みに耐えながら階段を上ったのだが、階段から受けるダメージは思ったよりも深刻で、私の腹の状態は駅前にトイレがないとかなりやばい状態になっていた。

 

◆必死でトイレを探すも、みつからない

 

地上に出て、コンビニを探すも見つからない。「まじで。そんなはずないだろ・・・駅前にコンビニがないって」と思いながら、私のお腹は限界に近い状態になっていた。そして、近くに公衆トイレがあったことを思い出した。ダッシュで行きたかったが、ダッシュするとさらにダメージが蓄積するので、さらに強烈になる腹痛に耐えながら公衆トイレに向かった。公衆トイレが見え、「よし、これで助かる」と思い、歩みを進める。そして、トイレに到着。「助かった―」と思いながらも、念のためティッシュの有無を確認すると、ない。しかも、自分も持ってない。「うわ~、最悪」と思いながらも、すぐに別のトイレを見つけなければならない。この公衆トイレから300メートル程行った所にコンビニがあったのを思い出した。そこまでお腹の状態が持つのか、不安だったが、そこに行くしかなかったため、そのコンビニに向かった。

 

◆ピンチを抜け出す

 

そして、何とかコンビニ辿り着き、50代の男性店員の方に許可を得て、トイレを借りた。「あ~、助かった。何とかピンチを抜けだした・・・」 こんなピンチは小学生ぶりだった。自分にとっては大ピンチだっただけに、コンビニの存在とトイレを貸してくれるお店に感謝の気持ちが湧いてきた。「ここにコンビニがなかったら、トイレを貸してくれなかったら、最悪の事態になっていた」

 

◆あって当たり前の社会のインフラ

 

コンビニから出て、徒歩で家に向かった。帰りながら、いろいろと考えた。日常、コンビニに感謝することはめったにない。コンビニだけでなく、社会のインフラ全般に対して、「あって当たり前」と思っている。電車は時間通りに動き、電話はつながり、電気もくる、水もガスも出るのが当たり前。自分が困った時に初めてそれらの存在の有難さを実感する。

 

そもそも、今の社会のインフラが出来上がるまでにたくさんの人が関わり、様々な工夫を積み重ねてきている。コンビニでは、イトーヨーカー堂の社員だった鈴木敏文さんとその仲間が社内の反対や様々な障害を乗り越えて、セブンイレブンを創り上げた。今のJRも国鉄から民営化する際に大変な苦労を乗り越え、改革と成し遂げた松田昌士さんをはじめめ多くの人の尽力により、今のインフラが成り立っている。

 

以前、そんなことを学んだことも忘れて、電車が遅れるとちょっと腹が立ち、アポに遅れそうになると電車のせいにしたくなる自分がいる。今の物事が成り立っている背景を忘れて、反応的に腹を立てる自分の小ささを実感する。そして、当たり前のようにインフラを作ってくれたこと、インフラを動かしてくれていることにありがとうを言いたくなる。その人たちの苦労というか、がんばりに感謝したいし、労いたい、報いたい気持ちになる。

 

◆当たり前のことを当たり前と思わないって難しい

 

これはインフラだけではない。会社でも当たり前に思っていることがある。

・社員にとっては、経営者が事業を作り、自分たちに雇用の機会を与えてくれていること

・経営者にとっては、社員が日々一生懸命仕事をし、事業を運営してくれていること

・会社にとっては、お客様が自社を信頼し、サービスを使ってくれていること

・家族でも同様。家族が自分の事を思い、支えてくれていること

 

人は日常当たり前に存在するものに対しては感謝の意識が薄くなってしまう。

しかし、そこに対して感謝の気持ちを持って接することができれば、人間関係は良好になり、組織のつながりが強くなる。感謝を伝えられた側は嬉しくなり、モチベーションが高まる。どんなものでも、当たり前のことの中に感謝する部分を見つけることが改めて重要だと思った出来事でした。

コンサルタント

辻 勇作

Tsuji Yusaku

辻 勇作

1978年生まれ。奈良県出身。

経歴

新卒で経営コンサルティング会社に入社。アウトプレースメント事業、自動車関連の新規事業立ち上げを経験後、社内人事として評価制度改訂・採用方法の刷新など組織変革を推進。7年半勤務後、2009年12月アッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社。

コンサルティング・ポリシー

『人の可能性を最後まで信じる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆サーベイに基づく経営者に対する事業構想研修
  • ◆新規事業の黎明期における営業活動の基盤づくり
  • ◆同行による密着型の営業力強化支援
  • ◆ベンチャー企業における“重たくない”人事評価制度の策定

当社での役割

  • ◆明石家さんまを彷彿とさせる常人離れした関西ノリのリアクションで平堀と小川をその気にさせること
  • ◆小川がブレークダウンしたタスクを粛々と消化し、納品物に仕立て上げること(一番汗をかいてます!)
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