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【4コマ漫画経営塾】 「失敗から学ぶ」の不都合な真実

7月24日
読了時間: 3分

更新日:7月27日

いつもお世話になっております。

株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティングの小川です。

 

今月も4コマ漫画から経営の本質を考えてみましょう。今回のモチーフは、日本昔話の「浦島太郎」です。しかし、主人公は孫、浦島三郎です。

 

では、ご覧ください。



三郎は、祖父の太郎同様に、

ある日、子どもたちにいじめられているカメを見つけます。

 

助けようとした瞬間、祖父に起きた悲劇が頭をよぎりました。

「じいちゃんは、カメを助けた結果、おじいさんになってしまった」

「カメを助けたら、きっとおじいさんになってしまうんだ」

 

今、自分が高齢者になってしまうと妻や子どもたちに迷惑をかけます。

そこで彼は、家族のためにも見なかったことにして、その場を立ち去りました。

 

三郎は祖父の失敗から学んでいるようにも見えます。

しかし、本当にそうでしょうか。

 

「失敗は成功の母」と言われ、1つの成功のために数多くの失敗が存在します。

エジソンしかり、ライト兄弟しかり、稀代の有名経営者しかりです。

 

世の中には、成功よりも失敗の方が圧倒的に多くあります。

だからこそ、私たちは他人や他社の失敗から学ぼうとします。

 

しかし、ここで大切なのは、失敗から何を学ぶかです。

「自分は絶対に失敗しないようにしよう」と考えることと、

「先人と同じ失敗を繰り返さないようにしよう」と考えることは、似ているようでまったく違います。

 

失敗しないことを最優先にすれば、最も確実な方法は何もしないことです。

 

新規事業で失敗したから、もう新しいことはやらない。

新卒社員が辞めたから、もう新卒は採用しない。

部下に任せて問題が起きたから、もう任せない。

 

これらのジャッジは、失敗を避ける代わりに、成功の可能性まで手放してしまいます。

祖父・浦島太郎の失敗の原因は、本当にカメを助けたことだったのでしょうか。

 

・家族や周囲に何も伝えず、カメに連れられ竜宮城へ行ってしまったこと

・地上との時間の違いを確かめず、長く滞在してしまったこと

・乙姫から「開けてはいけない」と言われた玉手箱を開けてしまったこと

 

少なくとも、カメを助けたこと自体が失敗だったわけではありません。

 

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【このマンガからの学び】

▶何もしなければ失敗はしない。ただし、成功することもない

▶失敗しないためではなく、同じ失敗を繰り返さないために学ぶ

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失敗から学んでいるつもりで、行動しない理由を集めてはいないでしょうか。

 

過去の失敗が、次の挑戦の精度を高めているのか。

それとも、挑戦しないための言い訳になっているのか。

一度、振り返ってみたいものです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(文責) 株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング 代表取締役パートナー 小川晴寿

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