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【4コマ漫画経営塾】 厳しい隊長アリ、うらやむ部下アリ、どっちがあり?

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

いつもお世話になっております。

株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティングの小川です。

 

今月も4コマ漫画から経営の本質を考えてみましょう。

今回のモチーフは、イソップ寓話の「アリとキリギリス」です。

 

夏の間、アリは冬に備えてせっせと働く一方で、

キリギリスは歌ったり、バイオリンを弾いたりして楽しく過ごします。

やがて冬になり、食べ物に困ったキリギリスはアリに助けを求めます。

 

この物語は、一般的には

▶将来に備えて、今やるべきことをしっかりやりましょう

という教訓として知られています。

 

しかし、今回の漫画では少し違った角度からアリたちを見てみました。

では、ご覧ください。



この漫画、キリギリスよりも最後のアリたちの方が気になります。

「隊長の言うことは正しいのかもしれないけど……」

「ここでずっと隊長と働きたいかは別問題だな……」

 

経営者や管理職にとっては、少し考え込んでしまう言葉ではないでしょうか。

 

冬に備えて夏の間にしっかり働いて、食料を蓄える。

それによって、部下や部下の家族も安心して冬を越すことができる。

 

隊長の言っていることは間違っていません。

組織を存続させる立場として考えれば、極めて正しい判断です。

 

しかし、「正しいことを言う上司」が「一緒に働きたい上司」かと言えば、同じではありません。

正論だけで人が動くのであれば、マネジメントはもっと簡単なはずです。

 

人は「何を言われたか」だけではなく、

「誰から言われたか」

「どのように言われたか」

「自分のことをどれだけ考えてくれているか」

によって、その言葉の受け止め方が変わります。

 

一方で、キリギリスのように「今が楽しければそれでいい」という組織でも困ります。

 

目標はお飾りで、未達でも誰も悔しがらない。

誰かが一歩踏み込んで厳しいことを言うこともない。

社員同士の仲は悪くないし、ギスギスもしていない。

だから、辞める人も少ない。

しかし、利益が出ず、会社そのものがなくなってしまったら元も子もありません。

 

今回の4コマ漫画は、「アリが正しく、キリギリスが間違っている」という二択ではありません。

会社には、冬を越すための成果が必要です。

それと同時に、夏の間も、やりがいを感じながら前向きに働ける職場であることが必要です。

 

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【このマンガからの学び】

▶「正しい」だけでは人は萎縮し、「優しい」だけでは組織はぬるくなる。人がついてくるのは「優しさが同居した正しさ」

▶正しさを振りかざす上司も、楽な方へ流される部下も、強い組織はつくれない

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管理職に求められるのは、正しさを捨てて優しくなることではありません。

厳しいことを言うべきときには、きちんと言う。

ただし、その正しさの中に、相手への敬意や思いやりがある。

 

そして部下にも、

楽な方に流れるのではなく、自分たちの冬を越すために努力する覚悟がある。

 

冬を越す強さと、夏を前向きに働ける空気。

その両方がある会社をつくっていきたいものですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

(文責)

株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング  代表取締役パートナー 小川晴寿

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