株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#62

Help me! Help them!~力を貸してください~

2013年3月11日

今日で東日本大震災から丸二年。

この週末はテレビでも、震災やその後の復興への取り組みを

ふり返る番組が多く編成されており、目にした方も多いと思います。

 

この2年の間、自分は何をしてきただろうか。

震災の復興に向けて、ということだけではなく、

もっと暮らしやすい世の中づくりに貢献するために。

 

侍ジャパンの躍進を応援する一方で、

そんな自問をした週末でもありました。

 

 

そして、その答えの一つとして、

先月のコラムで報告した6月1日の【東京・柴又100K】への挑戦を

チャリティー・ランにすることにしました。

 

【東京・柴又100K】では、

チャリティランナーは受け付けていませんので、“我々の”完全な私的取り組みになります。

 

“我々の”と表現したのには理由があります。

先月の東京マラソンで弊社代表の平堀がチャリティ・ランナーとして走ったことは

ご記憶の方も多いと思います。

それに続いて、私と辻も、年に一回、チャリティ・ランに挑戦することで、

チャリティの文化を根づかせようということになりました。

 

だから、これは私個人の取り組みではなく、“我々の”私的取り組みなんです。

 

 

平堀がチャリティ・ランナーとして東京マラソンを走ることが決まった時、

予想はしていたのですが、冗談めかして、

「経済的に余裕がある人はいいですね」

という主旨のコメントされた方が少なくありませんでした。

 

中には、

「何だ、抽選に当たったんじゃなくて、金で買ったのか」

というコメントをした人もいると聞きました。

 

 

私も走るならチャリティと思っていた身なので、

その話を聞いた時には、何とも言えない悲しい気持ちになりました。

 

ただ、誤解してほしくないのは、

そういう気持ちになったのは、

コメントを発した個人に対する感情ではなく、

この国におけるチャリティの考え方が、

こういうレベルなんだという現実に対してです。

 

 

きっと困った人を何とかするのは国の仕事、

そのために自分たちは高い税金を納めている

という前提があるのかもしれません。

 

私も、少し前まで、募金は“赤い羽”くらいで

街頭で募金活動をしている人の悲痛な叫びを聞いても

素通りしてしまうことがほとんどでした。

 

その時、私の心の中で、

「いちいち募金していたら、こっちの財布が持たないよ」

「募金していないのは私だけじゃない」

「無視して素通りしているは他にもたくさんいるじゃん」

「募金と称した詐欺もあるってテレビで見たぞ、俺は絶対に引っかからないぞ」

と誰から問われるわけでもないのに、

必要のない自己弁護の言葉を並べていました。

 

募金は良いことだとわかっているのに、

こんな自己弁護の言葉を用意している自分。

こういう心がねじれた状態を「認知的不協和」と言います。

 

今回の我々の活動は、

「こういう認知的不協和を起こしている人は、私以外にもたくさんいるんだろうな」

と思ったところからスタートしています。

 

もし、私たちがチャリティ・ランを継続することで、

 

困っている人たちに皆さんの善意が行き渡って、

困っている人たちを助けたいという思いと皆さんの善意が私たちの走る力になって、

皆さんの善意がねじれが解消され、気持ちよくチャリティに参加できる

 

そんな世の中になったら“いいな”と思っています。

(これも別の意味で三方よしかな:笑)

 

そのための第一歩が、平堀の東京マラソン出場であり、

我々の本気度をわかってもらうために

私は、チャリティ枠のない100kmマラソンであえてチャリティをすることなのです。

定員に達していない100kmマラソンでチャリティをしても

「金で買ったのか!」とは言われないでしょうから。

(んー、ちょっとカッコよく書き過ぎか…)

 

これは昔の私のようにチャリティに抵抗のある人への挑戦状ではなく、

チャリティに認知的不協和を起こしている人への招待状です。

私たちと一緒に、私たちを通じて、もっと気軽にチャリティに参加しましょう。

得体の知れない団体に寄付することには抵抗がある人も、

小川の誘いになら乗ってもいいかなと思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

100kmマラソンのチャリティで集めたお金は、

カナエール(http://www.canayell.com/)という取り組みに寄付します。

この取り組みは、「児童養護施設を退所した後、大学等へ進学する若者を卒業までサポートするプログラム」です。

さまざまな事情によって、学びの機会が奪われている若者に少しでもチャンスをあげられたらと思っています。

詳細は、ホームページをご覧ください。

 

若者を一人サポートするのに、年間36万円必要になります。

私一人では難しい。みなさんにも力が必要です。みなさんの力を貸してください。

一緒に、若者の未来に希望の光を灯してみませんか?

どれだけのことができるかはわかりませんが、

一人ひとりの微力を重ねて、強力(=協力)に発展させませんか?

(選挙演説のようになってしまいました:笑)

 

Help me ! Help them!!

 

ということで、

我々のチャリティ・ラン第2弾として寄付のお願いをさせていただきます。

取り組みに興味をお持ちいただいた方、賛同いただいた方は、

下記の寄付要領をご確認の上、私までメールをください。

振込先の銀行口座をご連絡させていただきます。

小川メールアドレス:oriver@kokoroiki.biz

 

■■ 寄付要領 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

○寄付先:カナエール

○寄付金額:一口1,000円、上限1万円

*一口1,000円のサポーターが多く集まることを希望しています。

金額の多寡ではなく、賛同いただく想いを大切にしたいからです。

*私は寄付として1万円、特別寄付として2月1日から5月31日の期間に

100kmマラソンの練習に向けて走り込んだ距離×20円の金額を拠出します。

2月は120km走ったので2400円がクレジットされています。

○募集期間:2013年3月11日~2013年5月31日

○寄付明細の報告:

当社ホームページ(小川のコラム)および小川のFacebookページに

寄付いただいた方のお名前と寄付金の総額、カナエールへの振込明細書を掲示します。

(寄付いただいた金額の個別表示はいたしません)

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

みなさんの応援で、私に100kmという途方もない距離を完走させてください。

そして、一緒に、若者たちの未来に希望の光を灯しましょう!

合言葉は「微力を強力に!」

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

弊社オウンドメディア
>>>マネジメントDX

動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)

死者:15,881人/行方不明者:2,668人  2013年3月8日現在

 

 

代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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