株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#103

Historical moment 〜歴史的瞬間〜

2016年10月11日

平成28年9月22日(木)19:00、
この日は10歳からバスケットを続けてきた私に取って“歴史的瞬間”となりました。

日本初のバスケットボール統一プロリーグ、Bリーグがスタートしたのです。

これまで日本には、旧日本リーグからの流れを汲むNBLと
NBLのやり方に反意を唱えたチームで結成されたbjリーグという2つのリーグがありました。

NBLは本流として日本代表選手を多数抱えている反面、
母体企業に所属している社員選手も多く、
応援も母体企業から駆り出された社員という
実業団リーグの負のイメージを払しょくできていませんでした。

bjリーグはすべてがプロ契約の選手。
ホームタウン密着のチーム運営を掲げ、熱狂的なブースターに支えられているものの
経営母体が脆弱で、給与不払い等、シーズン途中に経営難に陥るチームもあったり、
年俸も半アマチュアのNBLに劣るという逆転現象が起きていました。

この2つのリーグが統一されたのがBリーグです。

9月22日は祝日だったので私は放送の前にシャワーで身を清め、
放送時間の10分前にはテレビの前でスタンバイ。

子どもたちには朝の段階で
「今日18:30からお父さんがテレビを見るからな」と宣言しておきました。
ここまでスポーツ番組を心待ちにしたのは、1993年のJリーグ開幕以来です。
風呂まで入ってスタンバイしたのは子どもの頃に見たプロ野球のオールスターゲームまで遡ります。

学生時代、熱を入れてバスケットをやっていた人には伝わると思うのですが
Bリーグ開幕は、それくらい重大な歴史的出来事でした。

このコラムを書いている時点では開幕して3節(6試合)が終了しています。
私はB1を1試合、B2を1試合の計2試合を観戦しました。

今月のコラムでは2試合を観戦した雑感を認めておきたいと思います。

・バスケットは野球・サッカーと比較して、素人ウケする競技である。得点はたくさん入るし、
逆転シーンも多い。ダンクやスリーポイントが鮮やかに決まる様はルールを知らなくても十分に楽しめる。

・未経験者を熱狂させるには10分×4Pの40分だと両チーム合わせて160〜170点が必要。
浅井慎平氏がNBAと比較して両チーム100点入るくらいじゃないと面白くないと某番組で言っていたが、
時間的に無理(NBAは12分×4Pの48分)

・そのためにはもっとシュート確率を上げなければなりません。バスケの攻撃は24秒以内に1度はシュートを
しなければなりません。アッという間に決まってしまうプレーもあるので平均15秒とすると40分(=2400秒)
で両軍合わせて160回、1チーム80回の攻撃。このうち半分を決めて40回×2点で80点、スリーポイントや
バスケットカウント等のプレーも含まれるため、85〜90点くらいは可能だろうという計算です。
しかし、今はそこまでの確率がなく、合計で140〜150点に留まっています。これだと両軍共にシュートが
入らない時間が出来てしまい見ている人が楽しくありません。

・ブースターがたくさん入ったアリーナは、それだけでワクワクする。
観戦した2試合、B1千葉ジェッツの試合は3297人、B2アースフレンズ東京Zの試合は861人のブースターが
会場に足を運びました。代々木第一体育でおこなわれた開幕戦は9132人でした。9000超の人がバスケットの試合を
観戦するなんて想像もできませんでした。ただ、本場NBAは観客動員トップのシカゴ・ブルズが41試合平均で21,820人、
最下位のデンバー・ナゲッツでも平均14,095人(いずれも2015‐2016シーズン実績)。まだまだ先は遠いです(笑)
数では劣りますが、bjリーグ出身チームのブースターは選手と一体となって、いい空気を作るなぁと感心しました。

・バスケは他のエンターテイメントとの融合がしやすい。アーティストによるハーフタイムショーやLEDフロア等、
野球やサッカーとは一線を画す演出も頼ましてくれました。当たり前ですが、屋内スポーツなので天気のことを
気にしなくていいというのも魅力だなと思いました。
9月は天気の悪い日が多かったですが、アリーナに着いてしまえば快適に観戦できます。

最終的にBリーグが成功するかどうかは、

●日本代表の国際大会での活躍
●NBAで活躍する日本人選手の輩出

にかかっていると思います。Jリーグが始まる直前の日本サッカーは、
今のバスケット同様にアジアの壁すらなかなか突破できない状態だったと記憶しています。
それが23年経ちアジアでも有数強豪国と呼ばれ、W杯には5大会連続の出場。
セリエAやプレミアリーグに選手を送り出すまでになりました。

そのためにも、最初は戦略的に選手を帰化させたり、
経済力を武器にNBAやヨーロッパのプロチームと提携をし、
選手を送り込んだりすることも必要になってくるだろうと思います。

帰化選手が日本代表の主要ポジションを占めることに懐疑的な意見をいう人もいるでしょうが、
サッカーのラモス選手やサントス選手、ラグビーのリーチ・マイケル選手の活躍や
国民への受け入れられ方を見ていると大きなハードルはないと思います。

当面の目標は2020年の東京オリンピックです。
それまでBリーグが熱気を帯びているように、週末はせっせとアリーナに足を運びたいと思います。
「一緒に!」という方は、ぜひお声掛けください。

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●2016年3月10日現在の東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)
死者:15,894人(前回から増減なし) / 行方不明者:2,561人(前回より2名減)
*今回も情報の更新がありませんでした。推測ですが、地震発生から丸5年の経過を節目に
更新作業が行われなくなったのではないかと思います。

 

●2016年9月30日現在の熊本地震の被害状況
死者:120人(前回から32人増)
→内訳:直接死50人・関連死53人・関連死疑い12人・豪雨被害関連死5人
行方不明者:0人
負傷者:2,337人(前回から164人増)
被害総額:最大4.6兆円

代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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