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2つのほこり
「小林君、ほこりには2種類のほこりがあるって知ってる?
1つは持ってると強くなれてみんなを守れるもの。
1つは持ち始めると手放したくなくなってしまうもの。
経験を積めば積むほど後者が増えてしまうんだよ。
気をつけないと”勘違いした大人”になるから気をつけなよ。」
この話を教えていただいてから
私自身常に気を付けていることです。
ちなみに・・・
前者のほこりは「誇り」です。
英語にするとPride(プライド)です。
意味は名誉に感じること。
後者のほこりは「埃」です。
英語にするとdust(ダスト)です。
ただしここでの意味は見栄とか面子・保身のことです。
これは過去の実体験になります。
以前求人広告の営業をしていた時に
私自身が陥ってしまったお話です。
営業をはじめたころはお客様に、最高のものを作ろうと
緊張感と期待に応えたい気持ちを持って仕事をしていました。
が、仕事に慣れてきたころから相手がいいと思うだろう原稿を作ったり
配慮の無い、こちら都合の時間設定をしたりと
自分勝手な仕事をするようになっていました。
その頃の私は調子に乗り、勘違いをしたのです。
知名度の高い媒体を扱い・売り上げに集中できる環境を用意してもらい
最高に売りやすい仕組みを用意していただいていたにも関わらず
自分自身の営業力だと勘違いしていました。
しかも当時それなりの社歴を積んでしまっていた為
「自分がせめて上から10番目までに売れてる営業でいたい」とか、
「後輩には勝っていたい」とか、「ここは売らないと格好がつかない」とか
自分の事や、自分の保身ばかりを考えていたのです。
そんな時、お客様から連絡が来て
「小林君10万稼ぐのがどれくらい大変かわかってる?
10万の価値を理解してないよね!」
本気ではない仕事をしていることにお叱りをいただきました。
実は「2つのほこりの話」はその謝罪にお伺いした際に
お客様からいただいた話なのです。
それから自分自身で
持っていい誇りと落とさないといけない埃。
自分自身を勘違いしてはいけない。
自分には何にもない。だから学べる、吸収できる。
以上のことを意識しています。
ちなみに、一つのバロメーターとして
私の中ではトイレ掃除を素直にできる時は大丈夫な時
少し嫌だなーと思いながらトイレ掃除するときはやや危ない時
トイレ掃除しないはダメな時と判断しています。
これからも自分自身を勘違いせず
どんなことにも日々感謝し日々成長する努力をしていきます。
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