#8
【Housework】
7、8月は、子供たちが夏休みということもあり、家庭における父親としての能力が試される機会が多い。今年は、長男が小学校に入学したこともあり、これまで以上にそのような機会が多かったように感じます。そこで、今回のSomething H [aʃ]は、【Housework】をテーマに書きたいと思います。【Housework】とは、直訳すると「家事」という意味になるのですが、父親にとって、最大の家事は、間違いなく「子育て」だろうと思います。
(夏休みということもあり、家の周りの草むしりや風呂場やトイレの普段掃除しないような箇所への指令も受けましたが、やはり一番前向きに取り組めるのは、子育てですね。)
私が子供と接する上で、意識していることは、「外国」「お金(ファイナンス)」「目標達成」に興味を持たせることです。おそらく、この3つは、日本人の関心が弱い分野だと思います。しかし、これからの世の中の趨勢を10年、20年というスパンで考えたときに、益々、この分野の能力の多寡が、人の人生の豊かさを左右するのではないかと思うのです。大前研一さんが10年くらい前に書いた『サラリーマン・サバイバル』という著書の中でも、これからのビジネスマンに必要な能力として、英語力、財務力を挙げていらっしゃいました。発刊当時、私も拝読し、「なるほど」と思ったものの、実生活で必要性を感じる生き方をしていなかったため、耳学問の域を出なかったのですが、独立し、毎月海外で仕事をするようになって、後悔すると同時に、改めてその必要性を痛感している今日この頃です。
具体的に何をしているかと言えば、今、我が家でハマッテいるのは、地球儀での地名探しです。今年の夏は、北京オリンピックもあったので、あまり馴染みのない国や地域もテレビで紹介される機会が多く、それらの国々が紹介される度に、子供たちが地球儀でその場所を探しています。何度かやっていると、長男は、東南アジアやカリブ海諸国は、国の面積が小さいことや、アフリカの国境が直線であることに気づき、親に質問をしてきます。その時に、歴史や文化について詳しく話してあげると、比較的興味を持って聞いてくれます。また、疑似体験ばかりでは、外国人とコミュニケーションを取りたいという欲求がわいてきませんから、許す範囲で海外へ連れて行き、「はじめてのおつかい(海外Ver.)」をやらせたり、レストランでの注文や会計の時に、ウェイターやウェイトレスと会話をさせるようにしています。長男は、異国の人に言葉が通じていることが面白いのか、結構楽しんコミュニケートしています。今年はシンガポールとジャカルタへ連れて行ったのですが、秋休みには、私の弟が暮らしている香港へ行きたいと自分から言い出しました。これまでにも何度か海外へは連れて行っていますが、自分から言い出したのは、はじめてのことでした。少しは関心が「海外」に向いているのかもしれません。
長くなったので「お金」と「目標達成」については、別の機会にご紹介したいと思います。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。
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