株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#41

【HAHANOHI 2011】

2011年6月3日

皆さんは、250円の品物を買うとき、

財布の中に500円玉と100円玉が一つずつ入っていたらどう支払いますか?

当然、500円玉を出して、250円のお釣りを受け取りますよね。

 

「当然」です。

今回は、そんな「大人にとっての当然」を

あらためて考え直した我が家の母の日のエピソードをご紹介します。

 

それは、妻へのカーネーションを買いに出かけて戻ってきた愚息の一言から始まりました。

 

「お父さん、カーネーション一本250円だったから、

俺の500円と雅(=妹)の100円出して、350円のおつりだったよ」

 

「?」

我が息子は、小4にもなって

こんな簡単な算数もできないのかと不安を覚える私。

 

「250円なら、お前の500円を出して250円のおつりを貰って、

雅から100円を貰えばいいんじゃないの?」

 

と小学校を卒業して30年経過した私。

 

「それじゃ、二人でお金を出し合って買ったことにならないじゃん。

雅だって、自分のお金を使ってほしいんだよ。」

 

と息巻く愚息。

 

「そっかぁ、なるほどね・・・(しみじみ)」

 

愚息はこう続ける。

 

「俺だって600円で払ったら、普通はおかしいことくらいわかるよ。

でも、(雅の気持ちを考えて)『この600円で払っていいですか?』って訊いたんだ。

店員さんも最初は変な顔(→大人でいうと怪訝な顔と推察)していたけど、『いいですよ』

って言ってくれたんだ」

 

 

花を買って帰ってきた子どもたちの誇らしげな笑顔を見ると、

この買い物にとても満足をしていることが良くわかった。

 

こういう時、大人は直ぐに勘定(=算数)の問題として考えてしまうが、

子どもにとっては、勘定ではなく感情の問題になる。

感情の問題なので、見えないものをとても大切にする。

 

日頃、仕事では皆さんに対して「見えないものを大切にしましょう」と

訴えかけているが、私もまだまだだなと思いました。

 

つい先日も、こんなことがありました。

我が家では、週末は私と子どもたちとで一緒に風呂に入るのだが、

その時、学校で習っている勉強の内容に準じた問題を出す。

最近では、息子には都道府県や県庁所在地の名前、娘には算数の問題が多い。

 

娘に

 

「あめが8個あります。お友だち三人で分けるとどうなるでしょうか?」

 

という問題を出した。

(割り算の問題だが、そこにいる全員の指を使えば数えられる問題ならどうにかなる)

 

すかさず、愚息がインターセプトして、

 

「一人2個ずつであまりが2個」

 

と“大人が期待する通り”の回答をしてくれた。

もちろん算数の問題としては大正解。

 

しばらく、時間が経ってから娘がこう答えた。

「3個のお友だちが2人と2個のお友だちが1人」

 

愚息は「それじゃ同じ数にならないじゃん」と抗議!

 

娘は「同じ数にならなくても、喧嘩にはならないもん!」と応酬

 

このやり取りを聞きながら、

またまた「なるほど」と感心する親バカな私。

 

子どもならではのよくあるエピソードとして片付けるのは簡単だが、

最近は、大人こそがこういう感覚を大切にしなければならないと痛切に感じます。

 

社会に出ると割り切れない問題の方が多い。

歴史や立場や人間関係がしがらみを一層複雑にする。

もし、多くの大人に「私はアメ、2個でいいよ」と言える感性が備わっていたら・・・。

 

子どもとの会話は本当に勉強になりますね(^^)

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東日本大震災の被害状況(6月10日現在/警視庁発表)

死者:15,405人/行方不明者:8,095人

代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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