株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#40

【HONMONO ~本物~】

2011年5月3日

4月21日から23日にかけて株式会社フーズ・フォーラスが運営する『焼肉酒家えびす』で食中毒が発生しました。5月9日現在、死者4人、重症者24人など、100人を超える深刻な被害が出ています。

 

みなさんは、この事件をどのように受け止めていらっしゃるでしょうか?

 

一部の評論家やコメンテーターが言うように、

激安商品やサービスに盲目的に群がる“行き過ぎたデフレ・トレンド”にも問題は感じます。

しかし、食べ物を扱う仕事では、衛生管理の徹底は基本中の基本です。

フーズ・フォーラス社はそれを怠ってしまいました。

たとえ、菌の付着が店舗外であったとしても、その責任を逃れることはできないでしょう。

 

 

有名な話ですが・・・、

このお店は、食中毒を出す3日前に民放の人気バラエティ番組で取り上げてられていました。

 

最近は、テレビ局にもお金がないらしく、比較的ギャラの安いお笑い芸人でインスタントに番組を作ったり、番組の出演枠を企業に販売し、然もテレビ局が取材したかのような構成で制作する広告型番組が増えているそうです。

 

ネットが普及したと言っても、テレビに取り上げられる宣伝効果はとても大きいそうです。

ある外食企業の経営者に聞いたところ、お願いランキングやシルシルミシル等の深夜番組でも、翌日は前月平均の180%、その後も130%程度の売上で推移したそうです。

川越スマイル、恐るべし! (^^)V

 

 

私たちの頭の中には、

 

【テレビで取り上げられる会社や人物=スゴイ会社や人物】

 

という公式が成り立っていて、盲目的に崇拝してしまう傾向があります。

そういう心理を突いて広告型番組は制作されているわけですよね。

 

話を変えます。

東日本大地震の発生から今日(5月11日)でちょうど2ヶ月が経過しました。

夜のネオンの暗さには、一抹の淋しさは感じるものの首都圏の生活は、

大分、震災前の水準に戻ってきたように思います。

 

しかし、飲食店や小売店をはじめ、商売の現場では、

震災前の水準に戻っている企業と震災後の低迷から抜け出せずもがき苦しんでいる企業の

色合いがハッキリしてきたように思います。

 

 

私たちコンサルタントの仕事も然りです。

今年の3月末に就職したい企業ランキングの上位にもなった人気の採用コンサルティング会社が倒産(=民事再生法の適用を申請)しました。お洒落でリッチなオフィス等、本業と違うところにお金を掛けすぎたことが、実しやかに取り沙汰されていますが、私の見解は少し違います。

 

以前のコラムで【Hot Shot】という言葉をご紹介したのですが、覚えているでしょうか?

【Hot Shot】とは『自称専門家、有能ぶる人、偉ぶる人』という意味の俗語です。

 

以前、某採用コンサルティング会社の『自称:若手のエース』君と

一緒に仕事をすることになりました。(民再になった会社とは違います)

 

コンサルタントを名乗るからには、少しは経営のことが分かるのかと思ったのですが、

残念なことに、彼がわかるのは「大学生の気持ち」だけでした。

 

それならそれでやり様があると思うのですが、

高い数値目標を背負わされているのでしょうか、出来もしない領域の仕事を提案してみたり、

承認を取っていない大手企業のロゴマークを会社説明会の資料に貼り付けてきたり、

会社説明会のシナリオを読んだら別の会社のものだったりと

驚くほど杜撰な仕事を繰り返します。正に【Hot Shot】でした。

 

若い採用コンサルタントがすべてそうだというつもりはありませんので誤解なきように・・・。

 

 

きっと民事再生になった某社も、会社自体がHot Shotだったのではないかと思います。

景気が回復せず、大震災に追い討ちを掛けられ、環境が厳しくなったことは間違いありません。

でも、きちんと収益を上げている企業はあるし、繁盛しているお店も存在します。

 

要は、本物だけが生き残る時代、本物しか生き残れない時代が

震災によって少し早くやって来たということですね。それも筋金入りでなければなりません。

似て非なるもの、魂のこもっていない二番煎じ、三番煎じは、

早々にビジネスモデルの歪みを露呈し、瓦解していくのではないかと思います。

 

 

連日ブラウン管を賑わしている280円のユッケは、その歪みの象徴のような気がしてなりません。

 

私たちは、ビジネスパーソンとして、筋金入りの本物になる覚悟をしなければなりません。

消費者としては、本物を見極める眼力を持たなければなりません。

テレビやネットをはじめ、誰かが教えてくれる本物を妄信するのは止めましょう。

自分の感性を磨き、常識を携え、自分で考え、自分で決める力を身に付けましょう。

 

 

 

東日本大震災の被害状況(5月4日22時現在/警視庁発表)

死者:14,785人/行方不明者:10,271人/負傷者:5,279人

代表パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり

当社での役割

  • ◆辻を一流のコンサルタントにするために、ビシビシ教育すること
  • ◆イベントや制度のユニークなネーミング
  • ◆平堀が出したアイデアを実現可能なレベルにブレークダウンすること
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