株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#60

HISO・HISO・BANASHI ~ひそひそ話~

2013年1月11日

 

 

あけましておめでとうございます。

年末年始のお休み、みなさんはどのように過ごされましたか?

私は、例年通り、

 

・自宅の大掃除 ・・・換気扇、風呂の溝やパイプ、納戸等、普段やらないところを入念に!

・両親との温泉旅行・・・今年は伊香保温泉。築90余年の味のある旅館でのんびりと!

・妻の実家への挨拶・・・近くにあるイオンの初売りにいくのが年中行事!

・平堀家での新年会・・・辻の彼女も加わり、今年は史上最多の参加人数!

・息子のサッカーチームの初蹴り・・・味スタの隣りにあるアミノバイタルフィールド、寒いッ!

 

と慌ただしく過ごし、アッという間に終わってしまった感じです。

実は、我が家には、もう一つお正月休みの恒例行事があります。

 

それは・・・、

 

最終日のお風呂で、子どもたちと妻の誕生日について相談すること

 

です。

妻の誕生日は2月10日なので、お正月休みの最終日あたりが、ちょうど一か月前になり、

サプライズをするなら、この辺りから仕込まないと間に合わなくなってしまいます。

 

私は、この恒例行事を楽しみにしています。

妻の誕生日をお祝いすることも然ることながら、

子どもたちの考え方の変化を感じ取れるのがお気に入りの理由。

 

年末の大掃除で、私がピカピカにした真っ白な風呂で

子どもたちの成長を感じながらする【HISO・HISO・BANASI】は、

とても贅沢な時間だなと思います。

そんな【HISO・HISO・BANASHI】の中で、今年は大きな変化がありました。

 

な、な、なんと!

小5の長男が「お母さんの誕生日にワインを買ってあげようと思う」と言い出したのです!!

 

これまで、アイデアと口は出しても進んでお金は出そうとはしなかった、

思いがけない長男の言葉に私は自分の耳を疑いました。(息子よ、スマン!)

 

どういう心境の変化があったのかを確認したくて、

「今年は、どうした?」と言いそうになりましたが、ここで、その問いかけは野暮だなと思い直し、

私は若干オーバーリアクション気味に「オーッ、いいね! いいね!」と乗っかりました。

(ちっとも【HISO・HISO・BANASHI】になってません(^^;))

 

私は、お金の使い方を教えるのは父親の仕事だと思っているので、

子どもたちへの毎月の小遣いは、私が自分の財布から出しています。

 

子どもたちは、小遣い帳をつけ、何に、いくら使ったのかと、

小遣い帳の残金と実際のお金がピッタリ合っていることを報告しなければ

小遣いをもらえないルールになっています。

 

小遣いを渡した後は、何を買っても口は出しません。

たとえ、それがすべてトリコやワンピースのカードに変わったとしても・・・。

(明らかな無駄遣いを目の当たりにすると、内心はかなりムカついてます)

 

お金と時間の使い方、好きな異性との付き合い方には必ず性格が現れます。

子どもも一緒。小遣い帳を見ながら、どういう意図でお金を使ったのか、使わなかったのかを

話していると子どもたちの性格が垣間見られ、親として勉強になります。

 

息子と娘では、まったくお金の使い方が違います。

息子はあればあるだけ使い、娘の財布の紐は鉄のカーテンよりも固い。

余談ですが、2012年の娘の支出は、わずか100円!!!

平堀の東京マラソンへのチャリティに賛同してくれた時だけでした。

 

息子の買い物のほとんどは、マンガとカード。

自分の欲しい物を買うためだけに使っていました。

 

そんな子どもたちなので、

去年までの妻の誕生日に自分の財布の紐をほどくことはありません。

 

それがいきなりワイン…。

驚く私の気持ちを少しは分かってもらえるでしょうか。

 

どういう心境の変化があったのかはわかりません。

ただ、小遣いを渡す時に、常々言っていることがあります。

 

「受け取ったお小遣いは、何に使っても自由だけど

お父さんが一生懸命働いて稼いできたお金だから、生きた使い方をしてください」

 

「生きた使い方」・・・

小学生にはちょっと難しいかも知れません。

 

最初は「お父さん、生きた使い方ってどういうの?」って訊かれました。

私は「プレゼントのように周りの人が笑顔になる使い方かな」と答えました。

 

毎月通っている美容室では、2011年3月から髪を切る度に、

レジの横に置いてある東日本大震災の義捐金箱に500円を入れてます。

(これは東北が完全に復興するまで続けるつもりです)

 

最近は、息子と一緒に散髪にいくことも多いので、

その姿を見て、何かを感じてくれたのかもしれません。

 

理由は何であれ、息子の申し出は、私にとって最高のサプライズになりました。

 

小学校1年生から渡し始めた小遣い。

息子も春からは最終学年。

長かったなと思う一方で、伝え続ければ伝わるんだということを

あらためて教えてもらったような気がします。

これはきっと会社の人材育成でも一緒ですね。

 

その後も、風呂での【HISO・HISO・BANASHI】が続いています。

今年の妻の誕生日、とても楽しみになりました。

 

妻が、このコラムを読まないことを祈るばかりです(汗)

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

弊社オウンドメディア
>>>マネジメントDX

動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

 

東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)

死者:15,879人/行方不明者:2,712人  2012年12月26日現在

避難者・転居者:321,433人  2012年12月6日現在

 

代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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