株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#64

Hihyou wo ukeru ~批評を受ける~

2013年5月13日

早速ですが問題です。以下の(  )に該当する言葉は何でしょう?

 

批判をするのは(①     )、批判されるのは(②      )

 

正解は・・・

 

① …傍観者

② …当事者

 

です。

 

3月のコラムで、100kmマラソンの挑戦に準じた

チャリティを呼びかけました。

 

予想以上の方々に賛同の意をいただき、

私にもっとできることはないだろうかと考えた結果、

もともとチャリティをしようと思っていた金額の他に

毎日の練習で走った距離に、

1kmあたり20円のチャリティを加算することにしました。

 

こちらは、カナエール特別チャリティとして、

走った日にはFacebookで投稿しています。

 

そんな様子を見ていらっしゃった近しい知人から、ある意見をいただきました。

 

「小川さんのやっていることがパフォーマンスとして取られないか心配です」

 

確かに、チャリティと称したパフォーマンスは、

昔も、今も、たくさんあります。

 

最近では、グローバルな貧困撲滅を謳った

“ホワイトバンド・プロジェクト”

真偽のほどは定かではありませんが、

集めた資金の使途が不明だという理由で、

詐欺疑惑まで囁かれました。

 

今回、チャリティ・ランに取り組みあたって、

ご意見やご批判をいただくであろうことは、ある程度想像をしていました。

 

 

広くチャリティを呼びかけようとすれば、自ずとPRが必要になります。

多くの方に賛同いただくためには、

自分たちの活動の意味と価値を魅力的に語る必要が出てきます。

 

それを偽善だと思われる方もいるでしょうし、

後ろめたさを感じる方もいるんだと思います。

 

 

パートナーの平堀が、こんな話をしてくれました。

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大学時代までの友だちに、私(=平堀)が、チャリティーをしていると

伝えても、ピンと来ないだろうと。

やもすると、「なにわけわかんないことをはじめたんだ」と、

言われてしまうのではないか。

それは、私(=平堀)がそれまで、人様からチャリティーを託されるような

生き様をしていなかったから。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

 

確かにその通りだなと思いました。

 

 

実際にチャリティに取り組んでみて学んだことは、

 

チャリティはハラスメントと同じ

 

ということです。

 

受け手が、活動の主体者にどのような印象を抱いているかによって

受け取られ方が大きく違う。

 

裏を返せば、私は、今、

チャリティに足る生き方を見せて来たかどうか、

それが問われているということなんですね。

 

 

もし、パフォーマンスだと言われるなら、

これまでの私の生き方がそういうものであったということなんですね。

 

 

おそらく、私は、ガンジーやマザー・テレサのようにはなれないでしょう。

 

今回のチャリティも、

スタートは自分が100kmマラソンを成功させるためでした。

 

私の100kmマラソンをチャリティ・ランにすることで

 

・私も頑張れる、

・児童施設の子どもたちにも学習資金が集まる、

・チャリティに参加したいけど“はじめの一歩”が踏み出せなかった人の気持ちがスッキリする

 

という“三方よし”を実現できたら…。

そんな想いが原点です。

 

カナエールを選んだのは、

前職で一緒だった荻野淳也君から

児童施設の子どもたちの進学状況の実態を教えてもらったから。

 

 

困っている人なんて他にもいるじゃん、何でカナエールなの?

って問われたら、私には皆さんを納得させられる理由はない。

でも、それでいいと思っている。

納得させられる理由を見つけることに時間を費やしても、

誰も幸せにはならないから。

 

チャリティ・ランをやると決めて、

みなさんにお声掛けをさせていただいて、

実際にお金を受け取り、

「当事者」になったことで、

批判も、賞賛も受ける立場になれました。

 

これは傍観者と当事者の境界線から一歩踏み込んだ証。

 

いろいろなご意見をいただくとは思いますが、

まずは、10年やってみようと思います。

 

10年やった結果として、

たくさんの人が無理なく関わることができるチャリティの在り方を

見い出すことができたら・・・。

 

そんな想いを胸に

6月1日の100kmマラソンに挑みたいと思います。

みなさん、応援、よろしくお願いします。

 

追伸:

4月20日(土)、21日(日)の2日間、

人生で2回目の100kmウォークに挑戦しました。

初めての挑戦は3年前。

22時間23分でゴールした時、膝は曲げられないくらいに腫れ、

腰の感覚はなくなっていました。

 

リベンジの気持ちで臨んだ今回。

10度に満たない低い気温と昼過ぎから降りはじめた雨が

容赦なく体力を奪い、気力を萎えさせる中、

19時間43分でゴールすることができました。

ゴールした時の体調も前回とは比べ物にならないくらい良好でした。

 

きっとこれは6月1日の【東京・柴又100K】に向けて

トレーニングを続けてきたことが一番の要因だと思います。

 

100kmを走り切るという目標にコミットしたことで、

普段の練習が変わり、

月々の走行距離も、20km以上の長い距離を走る回数も、

格段に増えました。

 

今は、高い目標にコミットメントすると

行けなかった世界に、簡単に行けてしまうとい体験を愉しみながら、

本番までの残り3週間、最後のトレーニングに励んでします。

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

弊社オウンドメディア
>>>マネジメントDX

動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

 

東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)

死者:15,883人/行方不明者:2,681人  2013年4月10日現在

代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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