#190
そうか、私たちは貧しくなったんだ
今年は家族旅行のついでに
太宰府天満宮へ初詣に赴き、おみくじを引きました。
結果は【吉】でした。
運勢は、
活動期から結実期へ向かう運気です。いろいろなものが実を結ぶ時です。
大いなる収穫や成果が期待できます。
また喜びも多く、独り身の人には異性との交際も深まるでしょう。
希望を持って進めば目的は大いに達成されるでしょう。
と書いてありました。
大宰府のおみくじは、
運勢が良い順に、大吉→吉→中吉→小吉→末吉だそうです。
厄払いも行ったり、行かなかったりと信仰心の薄い私ですが、
都合のいい結果だけは信じます。
今年のおみくじには“小さなワクワク”をもらいました。
◆
さて、本題。
長男が、4月から社会人になります。彼の初任給は見なし残業代等を含めてで24万円だそうです。
1993年に社会人になった私の初任給は、23万7千円くらいでした。
我が父の初任給は6000~7000円くらいだったと聞いた記憶があります。
私の初任給は父のそれと比べて約33~39倍に増えましたが、
息子の初任給は私から3000円しか増えていません。
父と私は30歳離れており、息子は私が32歳の時に生まれました。
失われた30年を実感する数字です。
◆
話は変わりますが、
最近、コンビニで会計をする時に、物の値段が上がっていることを実感します。
おにぎりやお弁当、ペットボトルのお茶等、
ちょっとしたお昼ごはんを買う時に500~600円くらいかなと思っていたら、
1000円近い金額を請求されて、「高ッ」と感じることが増えました。
コンビニのおにぎりなんて100円が相場だと思っていたけれど
あらためて金額を見たら、160円くらいになっているんですよね。
素材に拘ったゴージャスなやつは200円超えちゃうし…
給料がほぼ変わっていない中で、モノの値段が1.5倍になるということは、
以前よりも購買力が2/3に減退したことと同じです。
◆
私が就職活動をしていた時代は、年収1000万がステータスでした。
単純比較はできませんが、
現代において、あの頃の年収1000万の暮らしをするには、
1500万くらいの年収が必要です。
年収1000万では、当時の年収650~700万の暮らししかできません。
給与明細の金額が変わっていないと、何となく同じ暮らしはできているように感じますが、
私たち日本は確実に貧しくなっている…。
◆
息子たちの世代には、まったく罪はない。
これは、先に社会に出て価値を生み出す機会が与えられていたにも関わらず、
この30年間、国をほとんど成長させられなかった我々現役世代の責任が大きい。
しかし、君たちも4月からは価値を生み出す側の人間になる。
若いうちから「ワークライフバランス」等と、惚けたことを言わず、
ハードに仕事に打ち込んでもらいたい。
「仕事だけが人生じゃない」
そんなことは百も承知だが、懸命にワークして、価値を生み出さなければ、
ライフは維持できないのだ。
そして、君たちの子どもが就職する頃には、
初任給が50万を超えるような社会を作ってもらいたい。
もちろん、私も残された人生を君たちと一緒に働くつもりだ。
++++++++++++++++++++++++++++++++
●社員のストレスに向き合う力を養うならコレ!!
>>> レジリエンス研修専門サイト(おそらく日本初!!)
●業務をDX化するヒントがここにある!!
>>> マネジメントDXサイト
●動画・静止画をフル活用した伝わるマニュアルの情報が満載!!
>>> TeachmeBizサイト
●動画マニュアル作成の苦労から解放されたい!!
>>> 動画マニュアル作成代行らくらくパック(おそらく業界最安値!!!)
●FC本部の皆さんをマニュアルづくりの苦労から解放したい!!
>>> FC本部動画マニュアルレスキュー隊
●抜群に美味しい置き型100円社食サービス
>>> ESキッチン
●持続可能な社員食堂を目指す、置き型100円社食サービス
>>> ESキッチン 製造業専門サイト