株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#120

HEATTECH を探せ!

2018年3月14日

「皆さんは、ユニクロを何屋だとお考えでしょうか?」

あるセミナーの中で、私は受講いただいている皆さんに問い掛けました。
すると、

・アパレル
・ファストファッション
・SPA(製造小売業)

等の回答が返ってきました。

すべて正解です。しかし、それで終わってしまっては、
ちっとも面白くないので、次の質問を加えます。

「今日、ユニクロのシャツを着ている方は挙手をお願いします」
1~2名の手が上ります。

ちょっと時期が悪かったかもしれません。
クールビズの時期になれば、オフィスのユニクロ率はグンと高まるので、
もっと手が上がっていたでしょう。

「それでは、今日、ヒートテックを着ている方は挙手をお願いします」

“何と!”

その場にいた全員の手が上がりました。

30名弱のセミナー参加者の全員がヒートテックを身にまとっていたのです。
斯く言う私も、その日は最高気温が10度に満たない寒い日だったこともあり、
「上」「下」「靴下」と一人で3つのヒートテックを着用していました。

ユニクロが何屋か?
私の回答は「機能性アンダーウェアのSPA」、
もっと平たく言えば、冬はヒートテック屋であり、夏はエアリズム屋です。

どーでもいい話ですが、
私は45歳を機にユニクロで服を買うことを止めました。
いい歳して、何でもかんでもユニクロで間に合わせるのは止めようと思ったわけです。

そんな私もヒートテックとエアリズムだけは、毎年購入しています。
保温効果の高い下着なら何でもいいわけではなく、「ヒートテック」の指名買いです。

そして、これは私だけの行動特性ではなく、
30名弱の人たちが全員手を上げたことからも分かるように、
多くの人々に浸透した購買行動ではないかと思うのです。
でなければ、シャツと下着でこの挙手の差は生まれません。

イオンは「PEACE FIT」、しまむらは「FIBER HEAT」という暖か系インナーを出していますが、
ヒートテックのように市場浸透していないように思います。
(私もコラムを書くために調べて初めて知りました。)

それどころか、「ヒートテックみたいなヤツでしょ」とか、
「イオンのヒートテックってさぁ」という具合に、
ヒートテックという言葉を介して表現されてしまう残念なポジションに留まっています。

昔、ロッテがホカロンを出した時もそんな感じだったような…。
小学生の頃、母が「今日は寒いわよ、ホカロン買ってきたから持っていきなさい」
と手渡してくれたのが、名も知らぬ某メーカーの類似品。

母はそれがホカロンでないことを知っていながも
某メーカーの製品名ではなく、ホカロンと呼んでいた。

きっと今、私が小学生だったら、
母は「ヒートテック買ってきたから着ていきなさい」と言って
某社の暖か系インナーを着せようとするでしょう(笑)

ユニクロがフリースで一世を風靡した頃、何かの本で
「ユニクロはアパレルの中でも身につける頻度が高いベーシック商品に注力している」
というのを読んだ記憶がある。

そういう意味では、ヒートテックやエアリズムの開発は、
創業時のコンセプトからブレることなく、突き進んだ結果とも言える。

立ち返ってみて、私たちの企業にヒートテックはあるだろうか、
もし、「ない」とすれば、ヒートテックを生み出すべく努力をしているだろうか。

それが、難易度の高い命題であることは百も承知である。

しかし、私たちのクライアントの中にも、
ヒートテックに匹敵する“指名買いの逸品”を武器に好業績を上げている企業がある。

指名買いの逸品は、安売りをする必要がないので高い粗利を確保でき、
手にしたお客様も満足だが、販売する側の懐も潤わせてくれるWin-Winの商品だ。

我が社のHEATTECHは何だろう?
どうすればHEATTECHは生み出せるのだろう?

HEATTECHを探せ!
この言葉を胸に、市場を席捲する商品やサービスを生み出しましょう!

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

弊社オウンドメディア
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代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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