株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#54

未体験の体験の勧め(断食編)

2012年7月2日

今年度の当社の方針の一つに、「未体験の自己啓発を体験しよう」を掲げました。

この一番バッターとして、小川が写経を体験し、次に私が断食修行に臨みました。

辻は、自衛隊の体験入隊に申し込む予定ですが、期間が定められているため、

仕事との都合が合わせられるか微妙です。

何故、このような方針を掲げたのかというと、

未体験の体験により、新しい自分の可能性を発見する。

ある意味、パターン化した日常の殻を破るのが狙いです。

みなさんは、この1年間で、未体験の体験にいくつくらいチャレンジしましたか。

私は、4月から振り返ると

・クロスバイクトレーニング

・仙台七ヶ浜ボランティアツアーの参加

・ロングブレス(美木良介が推奨し大ブレイクしていますね)

・骨盤矯正タオル枕ストレッチ

・銀座しまだ、俺のイタリアン(それぞれ同じ経営者が運営する立ちの飲食業態の試食)

・江戸切子の購入(職人技の体験)

・成田山新勝寺断食参龍修行

が上げられます。

改めて列挙してみると、結構取り組んでいるものですね。

それぞれの体験談を詳しくご紹介したいところですが、紙面の都合もありますので、

興味のある方は、「○○を体験して、どうでしたか」との問い合わせメールを送っていただければ、お答えさせていただきます。

ということで、前置きが長くなりましたが、今回は、6月28日から30日の

2泊2日で体験した、断食修行についてご案内しましょう。

 

◆断食した場所

成田山新勝寺。

◆費用

2泊2日が5,000円(最低の日数)。

1泊追加するごとに、1,000円が加算されます。

最大の日数は、6泊6日です。

その他、指定クリニックでの健康診断料3,170円がかかります。

◆断食修行で持参を禁じられているもの

携帯電話、パソコン、カメラ、テレビ、ラジオ等の一切の電化製品

その他、本、常備薬(薬を飲んでいる人は自動的に参加できません)

◆断食修行に持参できるもの

着替え、洗面用具、タオル(風呂には入れないので体を拭くためのものとして)

筆記用具、傘

◆断食修業中の日課

4時30分 起床(夏時間の場合)

5時    掃除(約20分間)

5時30分 朝護摩(約45分間)

15時   夕勤業(説法、読経)(約20分間)

22時   消灯

◆修行の開始時刻と終了時刻

修行を開始する当日の朝8時30分に成田山の近くにある指定クリニックへ行きます。

診断書を受け取った後に、成田山新勝寺断食参籠堂に入りますので、

到着は、9時頃になります。

この時間が修行の開始となります。

終了は、早朝の清掃、朝護摩を終えた、6時30分頃です。

3泊3日以上の修行をした場合、最終日にお粥が振舞われますので、

朝食を食べたのちに終了となります。

◆その他希望により体験できること

写経と坐禅

※坐禅は、簡易なものですが、写経は2時間たっぷり受けられます。

※私は、日程の関係上、坐禅しか体験できませんでした。

◆断食修行のお勧め度

全員にお勧めです。

ちなみに、私のコンサルティング先や知人には、強力に参加をお勧めしようと考えています。

◆お勧めする理由

断食をすると、誰もが予想する通り、日常の有り難さを素直に認められます。

私が、有り難いなと思えたのは、母親の存在でした。

修行に行く前日、母から「もう若くないのだから、無理しないでよ」

と声をかけられたのですが、私は心の中で、

「そんなに年寄り扱いしないでよ」

「まだまだ、若いし、断食ぐらいで大袈裟なこと言わないで」

と呟いていました。

断食の2日目の午前中に母の慈愛に関する本を読んでいて、

今では、一人前になった気でいる自分だが、

生まれてからこれまで、どれほどの心配をかけただろうか。

・幼少時代病弱だったこと

・小学校時代は、やんちゃ盛りでいたずらをしては、先生に呼び出され

・社会人になってからも、2回の転職、そして独立などなど多数

母にかけてきた気苦労の数々が思い浮かび、気がつくと目頭が熱くなっていました。

断食修行は、先に記した日課以外に、何もすることがありません。

空腹感と格闘しながらも、結局は、自分と向き合うしかないのです。

ただし、私と断食を共にした男性は、兎に角空腹が辛いようで、

一緒にいた2日間は、朝から晩まで寝たきりで、トイレに行くと嘔吐を繰り返していましたから、自分と向き合う余裕はなかったようです。

※彼は、私より2日早く入道し、4泊4日コースだったので、断食が3日を超えると

誰もが、このようになるのかもしれません。

◆自分の心理の動き

1泊目の夜、こんな夢を見ました。

断食道場で、芋羊かんが振舞われ、みんなが食べています。

私は、夢の中で世話係に、「この芋羊かんは食べていいのですか?」と尋ねると、

「これは、道場にほどこされたモノなので、食べてもいいのです」と答えました。

そして、みんなが美味しそうに食べています。

私は、夢の中で、きっぱりと「私は、結構です」と食すのを断りました。

2日目になり空腹もピークを迎え、日中にウトウトとしてしまった時に、

タンメンが夢に現れました。

野菜が丼から盛り上がり、湯気が立ったタンメンが目の前に登場しました。

私は、麺の上に乗った野菜をムシャムシャ食べ始めました。

そして、こう言いました。

「麺は食べてはいけないけど、野菜はいいのだ」と。

そして、ハッとして目を覚ますと、口がもぐもぐと動いていました。

2日目にして、夢とはいえ、空腹に負けてしまい、

同室の男性に話すと、大笑いされました。

◆断食に持参したらいいもの

・A3ノート

小川が勧めている、A3ノートの書き方に習い、

断食中の過ごし方や、感じたこと、読書感想文などを記すと

断食の経験を振り返る、貴重な記録になります。

 

・ハガキと切手と住所録

普段、感謝を伝えたいと思っている方に、素直な気持ちを綴るといいのではないでしょうか。

修行の最終日に見つけたのですが、境内に昔懐かしい円筒のポストがあるので、

成田山新勝寺から、投函できます。

私は、22人の方にハガキを書きました。

 

以上が断食の案内になります。

是非、多くの方に、成田山新勝寺にて、断食を受けていただきたいと思います。

3泊3日か4泊4日をお勧めします。

今回、断食で得た気づきをあまり記載しませんでした。

それは、断食をして得られる気づきは、人それぞれで、

他者の気づきは、参考にするものではありません。

ですから、今回のコラムでは、私の気づきを記すより、

断食の参加をお勧めするのが筋だと考えました次第です。

みなさんが、断食をされた後に連絡をいただき、

一杯飲みながら、お互いの気づきを交流し合いできればなと思っています。

できるだけ多くの方と、飲み語り合いたいものです。

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

※弊社オウンドメディアの『マネジメントDX』はこちら。
>>>https://management-dx.jp/

※動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆当社社員の家族への感謝の手紙発送
  • ◆社内懇親会のお店探しと予約
  • ◆参加が楽しくなる会議の企画進行
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