#75
本音(自動思考)の実際の書き換え事例をご紹介!
レジリエンス研修を実施していると、
仕事で多くの人が持ちやすいストレスがわかってきます。
今月のコラムでは、ある小売業界の従業員が実際に抱えていたストレスを
どのように書き換えたのか、その実例をお話します。
同じようなストレスを抱えている方はぜひ参考にしてください。
次のような3つのシチュエーションを想像してください。
- スタッフ間のコミュニケーションが不足しており、以前から連絡・共有が足りていない。
何度も共有するように依頼しても、依頼すると共有してくれるが、
自分からは共有してくれず、困るときがあること - 自分のステップアップのために後輩に指導しなければならないが、
自分も仕事が手一杯で教える時間を確保できない。
また自分がやった方が早いと思ってしまって、指導に時間を割けないこと - 新シーズンに向けて店舗のレイアウトを任され、
先輩から「いい感じにしておいて」と言われたので、自分なりに考えてセッティングをしたら、
「これじゃダメだよ。わからないんだったらもっと早くに聞いてよ」と言われたこと
業界が違ったとしても、このようなことはよく起こりがちではないでしょうか。
①~③の一つ一つはストレスまでにはならないものの、
モヤっとするといったレベルの小さな心のシコリです。
でもこうしたシコリの積み重ねが人間関係を悪くしたり、
業務内容に対して不満を持ったりするのです。
例えば…
①のようなことが続けば、情報を共有してくれない人に対して
「共有して」と依頼することすらしなくなるかもしれません。
あるいは、相手が情報共有しないなら
自分もしなくていいやと考えるようになるかもしれません。
こうなると業務の属人化へと進んでしまいます。
②のようなことが続けば後輩育成は進まず、
後輩は同じような仕事しか任されず自分の成長を実感できなかったり、
教育担当者自身もいつまでも後輩に仕事を任せることができず
自分の負担が大きくなってしまいます。
③のようなことが続けば、その先輩に対する不信感が募り
関係がギクシャクしてしまうかもしれません。
弊社のレジリエンス研修は、こうした実際の職場で起きるモヤっとした気持ちを書き換え、
仕事や人間関係が円滑に進められるように捉え方を変えるトレーニングを行います。
トレーニング方法は要素を過去のコラムやHPでも掲載しているので、
実際上記のようなストレスを感じた受講生が、どのように書き換えたのかを紹介します。
下の表をご覧ください。
本音の部分は「あるある・・・」と思いませんか?
この本音に心が支配されてしまうと、
「なんでやってくれないんだ!」
「嫌だな、とりあえず後回しにしよう」
「あなたのせいだろ!」
といったマイナス感情によって人間関係がギクシャクしたり、
業務が前に進まなくなってしまいます。
それを③のように書き換え、人間関係を円滑したり、
業務を前に進めることができるようになります。
「そんな簡単に捉え方を変えられない」という方、ご安心ください。
本音を書き換える時のポイントがあります。
この後にそのポイントを書きたいのはやまやまですが、これ以上は長くなってしまいますので、
それはまたの機会にします。気になる方はお問い合わせください。
皆さんの日々のモヤっとした気持ちを晴らすために、
上記のような書き換えを参考にしてみてください。
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