#74
仕事のストレス発散にお酒は有効か?
会社で嫌なことがあった時に、ストレス発散のために友達や同僚と
仕事終わりにお酒を飲んで気分転換をする。
多くの人が経験しているのではありませんか。
私ももちろんあります。
今日は、この「お酒を飲んで愚痴を言う」行為(飲み会)が
ストレス発散に効果があるのかについて書きます。
まず私が出した結論をお伝えします。
それは効果はもちろんありますが、一時的なものだということです。
つまり、その瞬間はストレス発散出来たように感じますが、
翌日にはストレスを受けた事象を思い出し、
悶々としたりイラっとしたり悲しくなってしまうということです。
先日あった例をお話します。
知人と飲みに行った時のことです。
その知人は会社で昇格することが決まっていたのですが、
上司の判断で急に昇格が取消になってしまいました。
知人は昇格するために努力し、会社でも高い評価を得て、
やっと昇格できることをとても喜んでいたのですが、
急な昇格取消に対して怒りと悲しみが入り混じった複雑な気持ちになっており、
上司の判断に納得がいっていませんでした。
その飲み会では、上司に対する知人の想いをずっと聞きました。
そして、怒りや悲しみの感情を吐き出してもらい解散となったわけです。
それから一週間後、また飲みに行きました。
さて、知人は飲み会で感情を吐き出したことによって
仕事に集中できるようになったのでしょうか。
答えはノーです。
結局一週間、何をやっていても昇格できなかったことが頭から離れず、
仕事に集中できなかったようでした。
知人のように
『愚痴を言うことで飲み会の後はスッキリしたようでも、
翌日になればまた悶々としてしまう』
このような状況は多くの人が一度は経験したことがあるのではないのでしょうか。
私も同じ経験が数多くあります。
では知人と同じように状況になった時に、どうやって対処すればいいのでしょうか?
パッと思いつくこととしては
・運動をする
・美味しい食事をとる
・早く寝る
こんなところでしょうか。他にも色々とあるでしょう。
ですが、これらの対処法はストレスを受けた事象自体を「忘れる」という行為です。
忘れているだけなので、ふとした瞬間に思い出してモヤモヤが続きます。
では根本的に解決するにはどうしたらいいのでしょうか。
私は『捉え方を変える』ことが重要だと考えています。
誰かに相談をして
「この人の言うことも確かに正しいな」と
事象に対する見方が変わった経験はありませんか。
捉え方を変えることで、『忘れる』のではなく、『納得する』ことができます。
この「捉え方を変える」だけで多くのストレスを解消することができるはずです。
ぜひ覚えておいてください。
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