株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント井口義隆のブログ

ハッと気づかされる大切なこと

プライベートと仕事は密接に関わっています。仕事と関係ないプライベートの
時間の中でも、アンテナを立てれば仕事に役立つことはたくさんあります。
そんな「ハッと気づいたこと」を大切にしたいという想いで毎月発信していきます。

#76

私達が持つバイアスに気づくためには?

2024年5月1日

アンコンシャス・バイアスを知っていますか?
これは「無意識の思い込み」です。

多くの企業がリーダー研修や管理職研修で実施しているので、
知っている人も多いと思います。
最近読んだ「アンコンシャス・バイアス」マネジメント(著者:守屋智敬)では、
無意識の思い込みはどの職場にも、また誰にでもあるとし、
無意識の思い込みを持ったままチーム運営をすると成果が遠のく可能性があると
指摘しています。

このアンコンシャス・バイアスはレジリエンスの自動思考の中にも多く現れます。
例えば従業員がストレスを感じた3つの事柄を挙げてみます。

これのどこにアンコンシャス・バイアスが潜んでいるでしょうか。
次の赤文字をご覧ください。

赤文字のようなアンコンシャス・バイアスがあると、どう考えてしまうのでしょうか。
皆さんもお考え下さい。

例えば②のような自動思考に囚われてしまうことが考えられます。

もちろん上記の自動思考を誰もが持つわけではありませんので、
皆さんが想像したものとは違うかもしれません。
ですが、皆さんが想像した自動思考は良いアクションに繋がらないものに
なっているのではないでしょうか。

このアンコンシャス・バイアス。
「無意識の」とあるように、気づくためには訓練が必要です。
この訓練に最適なのが、コラムで何度も紹介している自動思考の書き換えシートです。
自動思考の書き換えシートは、ストレスを書き出し、自動思考を言語化し、
無意識に持ってしまう思考の癖に気づき、
マイナス方向の思考の癖を書き替えるトレーニングができます。

では、無意識に持ってしまった自動思考を書き替えてみましょう。
③をご覧ください。

このように書き換えることで、アンコンシャス・バイアスに気づき、
チームとして最適な行動を取ることができるようになります。
(※弊社のレジリエンス研修では書き換えに必要な5つの思考の癖について
説明しています。)

私もアンコンシャス・バイアスに一喜一憂して落ち込んだりしていましたが、
少しづつ改善しつつあると実感しています。

人間関係がうまくいかない人はアンコンシャス・バイアスという視点で
自動思考の書き換えシートを使ってみてください。

 

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コンサルタント

井口 義隆

Iguchi Yoshitaka

井口 義隆

1985年生まれ。神奈川県出身。

経歴

大学卒業後、テレビ番組の制作会社にてバラエティ番組等のディレクターを経験。
映像業界の次のステージとして、映像機材を販売する営業職に就く。昼夜も関係なく、激務が当たり前の映像業界に関わる中で、人を大切にする企業、働いていて楽しいと思える企業を増やしたいという思いからアッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社を決意する。

セールス・ポリシー

『千里の道も一歩から。少しずつでも歩みを止めない。』

支援実績(得意分野)

  • ◆業界経験者ならではの技術を駆使した動画マニュアルの作成代行
  • ◆自身の経験から生み出した「撮影・編集ノウハウ」を詰め込んだマニュアル作成勉強会
  • ◆動画マニュアルを組織に浸透させるための事務局支援

当社での役割

  • ◆平堀、小川から出る異なる指示に愚直に取り組み、二人に指導内容の矛盾に気付かせること
  • ◆毎日夕飯の支度をするなど、女性の社会進出を本気で応援する夫の鑑が何たるかの模範を示すこと
  • ◆営業で使う動画マニュアルのサンプルを作りつつ、社内の清掃マニュアル・備品管理マニュアルを整備すること
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