祖母の米寿祝いで気づけたこと

2019年も始まり早くも1ヵ月が経ちました。
我が家では先日、1月26日に祖母の米寿（88歳）のお祝いを行いました。
息子・娘　　　  6人
孫　　　　 　　14人
曾孫　　　 　   14人
祖母の弟夫婦 　  2人

総勢36名でお祝い。
お祝いの中で、孫たちからのプレゼントの一つで
祖母の生い立ちを振り返る５分ほどの動画を用意しました。
動画を作ることにした経緯は、実は私の祖母はここ数年で認知症が進み、
実の息子・娘以外はほとんどわからなくなってしまっています。
認知症の場合、多くの人が昔の記憶は残っていることが多いという話を聞いていたので、
それであれば少しでも楽しかった思い出に触れることで笑顔になってほしいという思いから
みんなで話し合い、作成をすることにしました。

作成の段階で祖母のことを調べていく中で、祖母の生い立ちや、祖父との出会い、
新潟から群馬へ引っ越した経緯など、知らなかった祖母をたくさん知れました。
動画の中に感謝の気持ちを込めたメッセージを入れたくて、
自分たちが祖母からいつもしてもらったことを出し合い、
その中から10個に厳選して入れました。

「おばあちゃんに感謝すべき１０のこと」

１、いつも心配をしていてくれたから
２、毎日、おいしいご飯を作ってくれたから
３、毎日、みんなのためにお祈りをしてくれたから
４、どんなことに対しても応援してくれたから
５、いつも自分の味方になってくれたから
６、見返りのない愛情をそそいでくれたから
７、骨まで食べられるさんまを煮てくれたから
８、自分のことよりも家族を優先してくれたから
９、草むしりを一生懸命やってくれたから
１０、おばあちゃんの笑い声でみんなをハッピーにしてくれたから
おばあちゃん、いつもありがとう。

今は、もう何もしてもらえない寂しさもありますが、
してもらえなくなって本当の有難さを知ることができたと思います。
だからこそこのメッセージを動画の最後に入れました。

名前がわからなくても
少しでも私たちからの感謝の気持ちが祖母に伝わっていたらいいなと思います。

祖母の米寿のお祝いが無事に終わり、週明けの月曜日。
会社の月例の会議。会議では毎回、理念唱和を行っています。

アッシュの経営理念
「　真実を受け止め、できることを実行する　」

真実から目を背けるな。何を失うのか、どんな手段を講じているのか。
真実を正面から見つめ、湧き上がる感情を勇気に変えろ。
肩肘張らず、高望みせず、できることを実行し続けろ。
できないことは、できることを継続すれば、できるようになる。
ただし、できることを実行し続け、何かを成し遂げる。
この心意気を持たなければ、自己満足で終わる。
できることを継続し、自分が何かを得るのではなく、他者に何かを与える。
この真理を心に刻んで、有限な命を使っていこう。
命は自ら得たのではなく、種の起源から進化の結果、奇跡的に与えられたのだから。
I was born. Thank you for my parents. Take care of our earth.
（誕生の奇跡　－　両親に感謝を、地球に恩返しを。）

 

理念を読み終わった時に、頭の中で祖母の生き方に似ていると感じました。

少し大げさかもしれませんが、私の祖母は常に肩肘張らず、高望みせず
自分のできる事を実行し続けて、自分の為ではなく、人の為に時間も労力も
惜しみなく使って生きてきた人生だと思います。

だから、認知症になった今でも皆から愛され続けている。
自分の大好きで尊敬していた祖母と自社の経営理念に重なるところがあり、
だからアッシュに惹かれたのかもしれない！とも思いました。
※もちろん入社を決めた理由はほかにも沢山あります。

今の会社でがんばれよと何となく祖母に応援されているような気にもなりました。
改めて祖母に尊敬の念を抱くとともに、自社の経営理念に強く共感できたことで、
今まで以上に自社の理念を大切にし、皆さんに愛される人材になれるように日々精進します。

まだまだ未熟な私ですが、本年もよろしくお願い致します。

小林　大貴

 

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
＞＞＞レジリエンス研修

※弊社オウンドメディアの『マネジメントDX』はこちら。
＞＞＞https://management-dx.jp/

※動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
＞＞＞https://teachme.h-mbo.com/