#14
百閒は一見に如かず~自分が体験してこそわかること~
昨日3月3日は東京マラソンでした。
天候は生憎の雨。さらに気温は最低気温4度。
かなり極寒の環境の中、開催されました。
弊社の代表平堀も参加して無事完走。
完走後に、「楽しかった」と報告を受けてホッとしました。
大会優勝は
エチオピアのバルハヌ・レゲセ選手。
タイムは2時間4分48秒。
この厳しい環境の中、途中まではコースレコードを
出せるのではないかと期待させる走りは圧巻でした。
今回はこのタイムに注目します。
約42キロを2時間4分で走る。
皆さんはどんなことを思いますか?
・すごい速いなー!
・渋滞していたら車より先に現地に着ける。
・よくわからないけど速い。
・すごい!
いろいろな感想があると思います。
ちなみに私は海外の選手速いなー。日本人遅いな。
なんて思ってテレビを見ていました。
しかし、今回は違いました。それもたった一回の体験で
記録に対する価値観が変わりました。
実は東京マラソン前日に、私は45キロを走ってみたのです。
走った理由は、5月に出場する「柴又100キロウルトラマラソン」の練習です。
今までの最長が30キロだったので、もう少し長い距離と思い走りました。
走りながら正直、途中何回か止めようと思いました。
理由は疲労も多少ありましたが、足がとにかく痛い。
30キロ過ぎてからは走っているのか、歩いているのかわからないペースになり
35キロくらいからはほぼ歩いていました。
45キロ終わったときは親指の感覚がなくなっていました。
もはや意地で走りきり(かなり歩きましたが)ました。
そんな経験をした次の日に見た東京マラソンで私が感じたことは
ランナーの皆さんのすごさです。それは一般のランナーの方も含めてです。
もちろん45キロを一回走ったことがあるというだけの私から見た感想なので
野球でいえばやっと試合に出られるようになった少年がプロ野球を見て
すごいと言っているのと同じかもしれません。
でも実際に走ったからこそランナーの皆さんの「すごさ」を知れたと思います。
「百聞は一見に如かず」と言いますが、
自分が体験したことでこれほどまでに、自分の中での関心度や
理解度に差が出るのかと感じました。
これは仕事にも通じることだと思います。
例えば、やったことがない人にあれこれ言われても
「じゃあお前やってみろよ」と思ってしまうと思いますが、
実際にやったことのある人に言われると説得力も納得感もあり、
なにより共感できますよね。
それはその“大変さ”を知っているからだと思います。
私自身まだまだ未熟です。
今後、小林とお付き合いをしてくださる中で
「こいつ、うちのことわかってないなー」とか
「口先ばかりで現場を理解してないなー」等、思ったらぜひ、
現場で作業をさせてください、見学をさせてください。
皆様がどんなことに悩み、どんなことに困っているのか、どうしたら解決できるかを
もっと皆様の近いところで一緒に解決をしていきたいと思っております。
これからもたくさんの経験を積んでいきながら
実際に体験したことをもとに、少しでも皆さんのお役に立てるように
精進して参ります。
よろしくお願い致します。
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