在宅勤務をしている中での発見

コロナの影響がひろがり始めた3月30日から
弊社では在宅勤務をしています。

本日4月30日で1ヵ月間経ちました。

この1ヵ月を振り返り、私自身の変化も少しはあったと思いますが、
今回はコロナの影響を我が家で一番受けている
私の妻にスポットをあててみたいと思います。

今回なぜ、この題材にしたかというと
計画を立てる事の大切さ、そこから色んな所にいい影響が出るという事を
改めて教えてもらったからです。

今回の登場人物は私、妻、息子（9歳）、娘（3歳）です。

我が家では私の在宅勤務を皮切りに、
幼稚園の休園、小学校の休学が決まりました。

全員がずっと家にいる。
これだけでもかなりの負担が妻にはのしかかります。

そんな中、在宅4日目くらいに妻から
『パパがいるとちゃんとご飯を作らないといけないと思うからプレッシャーを感じる』
と言われました。

言われた私は、キョトン。料理に一切口を出さない私。
何事かと思い理由を聞いてみると

朝食を作り、直ぐに昼食が来て、終わったと思ったら夕食になり
食事を作ることに追われていることが
非常にストレスだという事がわかりました。

また子供たちから、
今日の夕飯何？お昼はなに？デザートはないの？と聞かれること、
これがものすごいストレスだったそうです。

そこで、他者との接触回数を減らす意味も込めて、
買い物の仕方を変えました。

今までの買い物は2、3日分でしたが
10日分買ってその中で作れるものを作る様にしよう。と変えました。

今まで我が家の買い物は

１．買い物にいく
２．なんとなく安く良さそうな食材を選ぶ
３．日々あるもので作れる料理を考える
４．考えながら料理する
５．2、3日で買い物に行く

この流れでした。

そこで10日分をまとめて買うことで

１．買い物に行く
２．買ってきて材料で10日分の献立を立てる、書き出す
３．子供たちも食べたい献立を選べるので嬉しい
４．食事の準備の時に何を作ろうか悩む時間が無くなる
５．作る料理が決まっているので、時間に余裕が生まれる
６．10日間で食材を使いきれた時に達成感が生まれる。

すると、妻は、献立表を作ったのです。

それにより、子供たちの今日のご飯はなに？から解放され、
子供たちが自分の食べたい献立を選べることで、
興味を持ちお手伝いまでするというおまけまでついてきました。

さらに10日後の買い物の日。
前回の買い物を踏まえて買い物の仕方が一部改善され
以下のように変更されました。

１．前回の買い物をもとに献立を考える
この時は子供たちのリクエストを加味したメニューも追加
２．作りたいメニューに必要な食材のみ買い物
３．買うものが決まっているので買い物の時間が2/3に短縮
４．食事の準備の時に何を作ろうか悩む時間が無くなる
５．子供たちも食べたい献立を選べるので嬉しい
６．作る料理が決まっているので、時間に余裕が生まれる
７．10日間で使いきれた時に達成感がある。

現在進行形でどんどん妻のレベルが上がっています。(笑)

今までは、少し作業的に買い物をして、作れるものを作っていた妻が、
10日分の食事を作るという目的を持ち、
買い物をして、献立作りをするという工夫をしました。
その結果子供たちは喜びながら食事が選べるようになり、
お手伝いまでするようになりました。

次の買い物のときは、
事前に子供たちのリクエストを加味した献立を作ってから買い物をする。
という順番になりました。

この1ヵ月で我が家で一番進化しているのは妻かもしれません。

何事も、目的を持つことで、やることが明確になり、
アンテナが立ち、アイデアが浮かぶ。
さらに良くするために改善し、それを実行する。

改めて、目的を持つことの重要性を教えられた出来事でした。

 

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