#44
DXとは
前回のコラムで”DX”について書いていくことを宣言させていただきました。
今回は私のご支援先で実現できたDXをご紹介したいと思います。
◆そもそもDXとは
「DX(Digital Transformation/デジタルトランスフォーメーション)」
をウィキペディアで調べると
デジタルトランスフォーメーション(英: Digital transformation; DT or DX)
とは、
「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」
という仮説である。デジタルシフトも同様の意味である。
2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンが
提唱したとされる。
ビジネス用語としては定義・解釈が多義的ではあるものの、
おおむね「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を
根底から変化させる」という意味合いで用いられる。
このように書かれています。
私たちが、ご案内しているTeachme Bizも
「人が教えること」を「動画」に置き換えて教育を効果的に行えるような
ツールとなっています。
これは、利用用途にもよりますが、私は教育のDXだと考えております。
◆Teachme Bizを使った教育のDX事例
弊社でご支援をさせていただいている株式会社オートアールズ様で
Teachme Biz(動画マニュアル)をご活用いただき、スタッドレスタイヤの
売り上げ昨対196%を実現しました。
オートアールズ様はベイシアグループで
カー用品店を60店舗展開している企業です。
課題の一つに、業務ができる人が偏っている「業務の属人化」がありました。
それはスタッドレスタイヤの販売も同様でした。
スタッドレスタイヤの接客ができる人員が限られており、
せっかくお客様が来店してくださっても対応ができない。
という状態になっていました。
そこで、スタッドレスタイヤの接客方法を動画にしました。
動画マニュアルの内容は、お客様への声掛け~タイヤの選定まで、
販売の工程を接客風景ごとに撮影し、手順ごとのポイントを整理・記載して、
学習できる環境を準備しました。
学習強化の対象者は、基幹店舗の7店舗で
一人でスタッドレスタイヤの販売ができないスタッフ35名。
繁忙期(10月)の1カ月前から学習強化期間と設定をして、
全員が一人で接客できるようになるまで、動画を見て反復で学習し、
店長にロープレをしてもらい、全員合格を目指しました。
結果、35名が店長のロープレを合格し、
スタッドレスタイヤの繁忙期(10月~1月)で接客ができるスタッフが
増えたことで、昨対196%を実現することができました。
今回、このような結果を出すことができた要因は、
教える方法を「人が教える→人が確認する」から
「動画で学習→人が確認する」に変更できたことです。
まさに、IT(Teachme Biz)を利用して、
教えることを「人」から「動画」に変更した結果、
業績を伸ばすというDXを実現することができました。
◆事例セミナーのご案内
今回ご紹介した取り組みについては、
株式会社オートアールズの人事教育部部長にご登壇をしていただき、
オンラインセミナーをおこないます。
取り組みを進める上で苦労した点や、
うまくいった要因について、お話をしていただきます。
日時:
9月29日(水)13時~14時30分
10月6日(水)13時~14時30分
料金:
無料
ご興味のある方は、こちらのURLよりお申込みください。
https://forms.gle/jr3buyyEri9cQSet6
次回は身近なところで起きているDXについて書きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
※マニュアル作成ツール『Teachmebiz』のサイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/