#57
【HITOHADANUGU ~一肌脱ぐ~】
一肌脱ぐ。
実に、男くさい、カッコいい言葉です。
辞書を引くと、
「他人のために本気になって力を貸すこと」
と書いてありました。
この言葉を使う時、
声になっていなけれど
「お前のことを信用しているから…」という
枕詞がついているような気がします。
ただ、仲が良いだけじゃ決して使わない。
只ならぬ(!?)関係が前提にあるんですよね、きっと。
でも、肌って一枚だけ脱げるんですかね?
こんなことを言うと「また、どうでもいいことを」と呆れられてしまいそうですが…。
気になったのでググってみました。
もともとの語源は、
「和服の袖から腕を抜いて上半身の肌をあらわにする」という意味の
「肌脱ぎ」という言葉に由来しているそうです。
決して、一枚脱皮することではありませんでした (- -;
バカなことを考えて申し訳ありません。
一つ賢くなったので、お許しください。
なぜ、今月のコラムのタイトルが『一肌脱ぐ』なのか・・・。
実は、ここに来て、肌脱ぎの機会が一気に増えてきました。
ざっと挙げただけでも
・異業種交流会で知り合ったNさんの結婚式の2次会の幹事に任命いただき、
・別の交流会で知り合ったMさんが執筆した小冊子の精読と感想を求めてもらい、
・以前、クライアントの担当者だったFさんから転職にあたって推薦状を書いて欲しいとご依頼いただき、
・前職時代の同志で社長になったF君から「元一番弟子価格で!」と研修を依頼してもらって、
・前々職時代に知り合ったかIさんから事業プランの相談に乗ってほしいと言ってもらい、
という感じ。
下期に入ってギアを入れ、
にわかに業務量が増えてきたタイミングではありますが、
頼まれ事は“試され事”という言葉の通り、
「きっと私は、神様に人間として試されているんだ」と思って、
「はい、喜んで!」と居酒屋のアルバイトのように、
笑顔と二つ返事で回答することにしています。
こういう頼まれ事をいただく度に、
「幸せだな~」って思います。
自分の周りに人がいてくれることを実感して、嬉しくなります。
だって、その人たちだって、
私だけが知り合いってわけじゃないでしょうし、
たくさん選択肢がある中で、
私を積極的に選んでくれたんですよ。 「はい、喜んで!」って答えないと罰(バチ)が当たりそうです(^^)
私に出来ることは
本当に限られていて、
大したことは出来ないのだけれど、
「あなたを見込んで…」と言われちゃ、
一肌も、二肌も脱ぎたくなっちゃうのが
人情ってもんじゃないですかッ!
出来ないことはやれません、でも出来ることは何でもやらせてもらいます。
当社のサービス・ポリシーは、
Give & give & give, This is our happiness.
いや~、今更ながらいい言葉です。
この言葉を噛みしめながら、
ハッピーな毎日を送っている秋の日々のコラムでした。
東日本大震災の被害状況(警視庁・復興庁調べ)
死者:15,871人/行方不明者:2,778人 10月10日現在
避難者・転居者:329,777人(避難者:16,624人/転居者:313,153人) 9月6日現在