株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#111

ヘタレ・へなちょこ・へっぽこ野郎 ~ Hetare-Henachoko-Heppoko ~

2017年6月22日

ここ最近、10代のアスリートやプロフェッショナルの活躍が目覚ましい。

将棋界ではデビュー以来負け知らず(平成29年6月21日現在)の最年少棋士、藤井聡太(14歳)、
水泳界では、リオ五輪の日本代表で自由形とバタフライで次々と日本記録を塗り替える池江璃花子(16歳)、
卓球界は豊作で、6月の世界卓球において13歳で史上初のベスト8に入った張本智和、
同じく女子ダブルスで銅メダルを獲得した伊藤美誠&早田ひなの16歳コンビ、
4月のアジア選手権で準々決勝から3連続でランキング上位の中国人選手を破り、アジア女王になった17歳の平野美宇。

我が子と変わらぬ世代の大活躍を目にすると、
我が世代の旬は確実に終幕へ近づいていると感じてしまいます。

ただ、この感情は決してネガティブなものではありません。
だからこそ、丁寧に、誠実に、今を生きようという気持ちにもなります。

真実を見つめ、自分にできることを丁寧に、誠実に実行する、
そういう生き方を心が欲している感じです。

ということで、私にできること、
6月4日(日)に人生で5回目の100㎞マラソンに挑戦してきました。

すでにFacebookでもお知らせしており、ご存知の方も多いと思いますが、
結果は63㎞でリタイア。

5回の挑戦で完走2回、リタイア3回なので
2勝3敗でまたまた黒星先行となってしまいました。

今回の敗因は、暑さとか、飛ばし過ぎとか、
いろいろ考えられますが、一言で言えば「心が折れた」
へたれ、へっぽこ、へなちょこだったということです。

8~9年前にこのコラムの中で、
スピードスケートで金メダルを取った清水宏保選手が出演したTV番組を紹介したことがありました。
ご覧になっていない方はコチラ → https://www.youtube.com/watch?v=Vs4dLFXVzTQ

この動画の最後に清水選手がこんなことを言ってます。
「生理的な限界よりも心理的な限界が先にやってくると思うので、常に心理的限界を破れるようになりたい」

そうですよねー。
骨折やアキレス腱断裂でもしない限り、100%先に心が折れるんです。
こういうヤツを俗にヘタレ、へなちょこ、へっぽこと言います。
幸い(!?)なことにすべてローマ字にするとHから始まります。
私のコラムにピッタリ!

今回は50㎞のエイド辺りから、ヘタレの虫が顔をのぞかせました。
毎年、50㎞では疲れてはいるんですが、
脳の中の「ひと段落感」が半端ではありませんでした。 ←心がリタイアしたがっています。

冷たいドリンクを呑んだり、日陰で休む人を見たら動きたくなくなって、
膝や腰がちょこっと痛くなったことを理由に
寝転がって休憩したら完全にやられました。 ←休む口実を見つけて休むと動けなくなる、登校拒否のはじまりと一緒です。

柴又100Kは、江戸川沿いの土手の上をひたすら走るレース。
なので日陰はほとんどなく、ピーカンの日になると
陽炎ゆらめくアスファルトの道が眼前に果てしなく続きます。

「63㎞ってフル+ハーフと同じ、結構走ったな」
「ここまで走ったら一応カッコつくかぁ・・・」
「この道をあと4時間以上も走るのかぁ・・・」
「止めたらラクになれるな」

自分を正当化したり、慰めるための言葉が頭をグルグルとめぐり始めました。 ←ネガティブな意思決定をする寸前の症状です。
それでも、家族や応援してくれる仲間の顔を思い出しながら葛藤してます。

ここで決定打が出現!
私よりも先に63㎞のエイドに到着して休んでいた人がスタッフにリタイアを告げました。
私よりも筋骨隆々で見るからにアスリートです。

「こんなスゴイ人でもリタイヤかぁ~。じゃぁ、仕方ないかも・・・」 ←人と比べてどうすんだ!

撃沈しました。  心が・・・。

去年はたくさんの完走する理由がありました。

・何とかして完走とリタイアの数を同じにしたいという完走への渇望
・翌週に控えた愚息の中学最後の大会での勝利祈願
・同じく翌週にある妻の大きな手術の成功祈願
・同時期、著しく体調崩していた会社の仲間の全快祈願

そして、レース当日、80㎞過ぎに知らされた平堀のレース参戦という応援。
もう、走る切るしかなかったわけです。

今、思うと今年はそういう強い想いがなかったかも知れません。
人間は背負うものが大きいと力を発揮する生き物なんだなってあらためて思います。

とは言え、いつまでも平堀の応援に頼るわけにもいきませんし、
妻に毎年手術してもらうわけにもいきません。

なので、ここは宣言による言行一致、
「嘘つきになりたくない」というエネルギーを使うことにします。

私、小川晴寿は来年から5回、柴又100kmをすべて完走することをこのコラムで誓い、
ヘタレ、へなちょこ、ヘッポコ野郎から卒業します。

なので、とりあえず来年までは変わらぬ応援をお願いします。
来年、完走したら翌年以降も完走している間は、応援してください。

最後に・・・

100㎞マラソンを通じて、NPO法人ブリッジ・フォー・スマイルのカナエールを応援してきました。
カナエールは養護施設で暮らす若者に進学という選択肢を与え、希望格差をなくす取り組みです。

若者の希望格差問題に関しては、当該NPO法人の頑張りもあり、
国から多くの補助が受けられる仕組みが整ってきたこともあり、
カナエールは今年で終了となるそうです。

そこで、来年からは、
当社HPの『仕事が楽しい人を増やす会』にも登場していただいた
担当保母の霜鳥有美さんがご主人と一緒に開設するファミリーホームへ
チャリティをさせていただこうと思います。
*霜鳥さんの記事はコチラ→goo.gl/MSNVBe

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来年も応援、よろしくお願いいたします。

●2017年4月13日現在の熊本地震の被害状況
死者:225人(前回から21人増)
→内訳:直接死50人・関連死170人・豪雨被害関連死5人
行方不明者:0人
負傷者:2,753人(前回から26人増)
被害総額:最大4.6兆円
*前回から警視庁の情報は更新されておらず。

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

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代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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