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星と虹色なこどもたち -Hoshi to Nijiiro na kodomotati-
こんにちは。
弊社では、2014年から『さらプロジェクト』というNPO法人のご支援をしています。
・さらプロジェクトのHP:https://www.sara-project.or.jp/
何をしているNPOかというと、おもに以下の2つ。
➀杉並区にある高齢者活動施設の管理運営事業
②障がい者の就労移行支援事業>>>https://sarapore.jp/
私たちは、②障がい者の就労移行支援事業において
就労を目指す障がい者が受講する研修プログラムを開発したり、その研修を教える講師を養成したり、
事業の戦略立案や事業計画の進捗管理等のお手伝いをさせてもらっています。
そして、今では、私が理事、取締役の辻が正会員としても
法人全体の運営に携わるようになりました。
これがキッカケの1つとなり、
昨年からは弊社でも障がい者実習を受け入れるようになりましたし、
今期発表された中期経営計画では、
・障がい者というレッテルのない社会を創る
・できないことは、できる人の助けを気兼ねなく受けられる街をつくる
というビジョンが発表されました。
◆
そんな中で最近読んだ本がこちら↓↓↓
『星と虹色なこどもたち』(学苑社/星山麻木著)
発達障害の子どもの行動特性や思考特性について、分かりやすく解説してくれた一冊。
全部で63ページ。文章はほとんどなく、絵本の感覚で読めます。
登場人物は、
・なんでも1番、正義の味方:レッド君
・こころやさしい あわてんぼう:オレンジちゃん
・すばやく動く人情家:イエローちゃん
・繊細なきちんとさん:グリーン君
・孤高の天才:アクアちゃん
・ゆっくりおおらか:ブルー君
・甘えん坊のさみしがりや:パープルちゃん
の7人。
彼らの行動特性からASD(自閉スペクトラム症)やADD(注意欠如)、
ADHD(注意欠如・多動症)の特徴を理解する構成になっています。
◆
読んで最も強く感じたことは、
ここに出てくるような行動を取る子は、クラスにたくさんいたなということ。
決して特別なことではなく、すぐ隣で起こっていた毎日の出来事。
私自身をふり返ってみても、
・誰かが間違えるとすぐにそれを指摘する(本人は教えてあげているつもり)→レッド君の特徴
・人がどう思っているのかすごく気になる→オレンジちゃんの特徴
・まじめで完璧主義、SOSを出すのが苦手→グリーン君の特徴
・みんなに好かれたい→パープルちゃんの特徴
は少なからず該当すると思いました。
◆
お恥ずかしながら、NPO法人さらプロジェクトとご縁を持たせていただくようになって、
障がい者の就労移行支援事業というものの存在を知りました。
それまでは、障がい者の存在を知っていても、
それを社会問題と捉え、何とかしようと思ったことなどありませんでした。
そんな私が、この数年で、
どうしたら彼らと一緒に価値を創り出せる会社や職場を作れるのか、
社会を作れるのかを考えるようになりました。
これは今年から弊社の取締役に就任した辻勇作の影響が大きいと思います。
こういう変化は心地いいです、辻君、ありがとう。
目指している理想は、驚くほどに崇高で、到達への道のりは平たんではありませんが、
仲間たちと一緒に、いい会社づくりの一環として取り組んでいけたらと思っています。
※みんなで四苦八苦しながら作っているオウンドメディアのサイト『マニュアル・ラボ』はこちら。
>>>https://manual-lab.jp/
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