#152
100年企業フェスティバル
11月28日(土)に第2回100年企業フェスティバルが開催されました。
100年企業フェスティバル、通称100フェスとは、
創業100年超の老舗企業について知りたい大学生と
大学生に老舗企業についって知ってもらいたい若手社員が作る
企業と学生が触れ合うイベントです。
※100年企業フェスティバルのホームページはこちら↓↓↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/100fes2020/
2019年からスタートしたイベントで今年は2回目。
私は、この100フェスにファシリテーターとして
企画段階から携わらせてもらっています。
第1回の去年は出来過ぎなくらい方々からご注目いただき、
イベント当日の夕方のニュースで放送されたり、
マイナビさんが大々的に取り上げてくれたりと
望外な取り上げ方をしていただきました。
2回目の今年は、去年以上のイベントにしようと意気込んでいたのですが…
コ・ロ・ナです!!!
◆
開催自体が危ぶまれましたが、
学生と若手社会人の強い意志によって、
オンラインで開催することを決定し、
前年から遅れること5ヶ月、7月20日に事務局のキックオフを実施。
以降、全体ミーティングとチーム毎のミーティングを積み重ね、
無事にイベントを開催することができました。
各チーム、それぞれに検討した結果を全体会議で報告してくれるのですが、
検討が甘ければ、私から突っ込まれます。
セミナーやイベントを何度も経験した大人からすれば当り前のことも、
経験のない若手社会人と学生には、一つひとつが雲をつかむような話です。
「そんなんだったら先に言ってよ!」
「言ってることはわかるけど、どうやって解決したらいいかわからないよ!」
などと、
私に対して、彼らが思ったことは一度や二度ではないでしょう。
今年は、オンラインでの開催だったので、去年培ったノウハウが使えません。
リセットされてしまった感覚です。
準備期間も短かったので、余計に大変だったと思います。
それでも、何とかかんとか食らいつき、彼らはイベントを作り上げてくれました。
◆
これが彼らにとって、どれくらいの経験になるのかはわかりません。
ただ、私が彼らにフィードバックする際に意識しているのは、
社会人としておこなう仕事と結び付けること。
学生ノリのイベントではなく、
社会人が仕事としておこなうイベントの品質を求めることです。
100フェスを創り上げる過程で受けた指摘やアドバイスが、
これからの彼らの社会人人生に少しでも役に立つようなことがあれば、
こんなに嬉しいことはありません。
◆
最後に…
100フェスの翌朝に事務局メンバーに宛て送ったLINEのメッセージをコピペします。
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みなさん、おはようございます。
第2回100年企業フェスティバルの企画・運営、お疲れさまでした。
反省会が残っていますが、一応クライマックスは終えたので、
私から皆さんにメッセージをお伝えしたいと思います。
これは去年の打ち上げの席でも言いました。
2回目になる人は恐縮ですが、大切な話なのであらためて読んでみてください。
人間は大きく2種類に分かれます。
1つは「創る人」。そして、もう1つが「使う人」
創る人=価値を生み出す人と置き換えても構いません。
創る人は、自分の作り出したモノを世の中から評価されます。
絶賛されれば嬉しいですが、酷評される場合もあります。
使う人は、誰かが創ったものを使うだけなので
評価に晒されることはありません。
それどころか評価する側に回って好き勝手に言うことができます。
今は酷評や炎上は怖いので、創る人になろうとする人が減ってしまいました。
しかし、世界は創る人の志によって支えられ、進化を遂げてきました。
だから、若い人たちの中に創りたいと思う人が減ることは、
未来の大問題になるのです。
私は、皆さんに創る人の大変さと、楽しさと、
やりがいを感じてもらいたいと思って、100フェスに関わっています。
第2回の100フェスが終わり、
皆さんの中に少しでも創る人への意欲が芽生えていたら、
こんなに嬉しいことはありません。
4年生は、新社会人として自分の心が躍るような何かを創り出してください。
3年生以下の皆さんは、ぜひ来年も100フェスに関わって、
今年よりも価値あるイベントを創りましょう!
それでは、いい日曜日を過ごしてください。
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来年の100フェスがどんな環境の中で開催できるのかは神のみぞ知るですが、
どんな形であっても、この取り組みは続けていきたいと思います。
続けていく中で、
我が子やアッシュキッズたちが事務局メンバーに加わってくれたら…
そんな楽しい妄想をする51歳の師走です(^^)
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