株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#171

趣味と実益 ~春ドラマ雑感~

2022年6月30日

4-6月クールの春ドラマが、ほぼ終了しました。
平均視聴率のトップ5はこんな感じ。

1位 マイファミリー (TBS/日曜/21時)  12.9%
2位 未来への10カウント (テレビ朝日/木曜/21時) 10.9%
3位 元彼の遺言状 (フジ/月曜/21時) 9.1%
4位 持続可能な恋ですか? (TBS/火曜/22時) 7.8%
5位 悪女(わる) (日テレ/水曜/22時) 7.5%

『半沢直樹』『下町ロケット』等の池井戸作品を中心に
多くの固定ファンを抱えるTBS日曜劇場の『マイファミリー』が圧勝。

平成の視聴率男、木村拓哉さんが主演の『未来への10カウント』も
何とか2桁をキープして面目躍如。

「このミステリーがすごい!」大賞受賞、
綾瀬はるかさん、大泉洋さんのW主演で
前評判の高かった『元彼の遺言状』はパッとしない結果になりました。

今月のコラムは、春ドラマを見ながら感じた雑感をゆる~く書き綴ります。

雑感1) すぐに解決する事件

例えば、『元彼の遺言状』
タイトルから予想するに、9~10話かけて、
元彼が残した遺言状の謎を解き明かしていくのかと思いきや
何と第2話で解決⁉

『マイファミリー』も予告で散々流していた主人公の愛娘の誘拐が
こちらも第2話で解決しました。

昭和、平成のドラマで慣らされた
シナリオ理解力のオヤジには、拍子抜けだったのですが、
きっと、これはNETFLIXやAmazonプライムなどの
オンデマンド型のエンタメサービスの影響を大きく受けているんだと理解しました。

9~10話という長い時間をかけて1つのストーリーが展開されていくようなドラマは
NETFLIXやAmazonプライムでイッキ見するのが主流。
わざわざ1週間も待つなんてことはしないのでしょう。

そんな環境の中で、テレビドラマが対抗していくためには、
多くの伏線を張り巡らし、物語を二転三転させていきながら、
最終回でキレイに回収し、
視聴者の留飲を落とすという手法が多くなっているんですね。

視聴率トップだった『マイファミリー』は、それが見事にハマった印象です。

30年くらい前、『東京ラブストーリー』を見るために
月曜日の夜は街からOLが消えると言われた現象がありましたが、
オンデマンドが普及した現代では、起こり得ないのだと思います。

雑感2) 中高年の純愛が丁寧に描かれる

『未来への10カウント』では、
木村拓哉さんが満島ひかりさんと最終的に結婚していました。

『持続可能な恋ですか?』では、
上野樹里さんの父親役、松重豊さんと井川遥さんがゴールイン。

木村さんは49歳、満島さんは36歳、松重さんは59歳、井川さんは45歳。

子どもだと思っていた満島ひかりさんが36歳になっていたことに驚きましたが
昭和や平成初期なら、この年齢の人たちの色恋は、
『金曜日の妻たちへ』に象徴される「不倫」が定番でした。

中高年の真面目な恋愛なんて誰も関心がなかったはずなのに
最近は、結構多いです。

初婚年齢が上昇していること、離婚・再婚も珍しくなくなったこと、
アイドルの寿命が延びていること、俳優さんたちの見た目が若々しいこと、
好んでテレビドラマを見る年齢層が高いこと等々
様々な要因が絡んでいるのかなと思います。

個人的には、
松重豊さんが井川遥さんを射止めたことに大きな希望を抱きました(笑)

雑感3) ついにドラマもSDGs

『持続可能な恋ですか?』タイトルを見て、苦笑いしました。
ついにドラマもSDGsかと…

SDGsは高校生や大学生も授業で習っていますし、
企業のインターンシップでも、
ディスカッションのテーマとして取り上げられることが多いです。
すでに若者の間では、食傷気味で
『SDGs疲れ』『サステナブル疲れ』なる言葉も登場しています。

一方で、ドラマをよく見る40代、50代はSDGsについて真剣に考える機会が少なく、
「S」が“Sustainable”で日本語の意味が「持続可能な」だと認識している人は
少数派ではないかと思います。

そういう意味では、タイトルを見て私のように苦笑いした人は少なく、
特に違和感を抱くこともなかったのかも知れません。

最後に少し真面目な話。

私は自他ともに認めるドラマ好きです。
妻との共通の趣味も一緒にドラマを見ること。

ただ、ボーっと見ているわけではなく、今回のコラムに書いたように、
トレンドや世相とどう結びついているのかを自分なりに整理をして、
仕事に使える(かもしれない)情報として編集し、脳みそに格納しています。

それが、採用コンサルティングやWebマーケティングでの
キャッチコピーや文章づくりセミナーや研修でのアイスブレーキングや
例え話などに生かされています。

そう、私にとってドラマを見ることは趣味と実益を兼ねた大切な時間!!!
ということで、夏クールのドラマも楽しみたいと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

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