株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#28

「モチベーション3.0って何だろう」

2010年5月2日

◆カネに基づく成果主義は創造性を破壊してしまう。人間のやる気を引き出すには、金銭的な報酬以外のものが必要となっている。それが、“モチベーション3.0”であると、ダニエル・ピンク氏が提唱し、今、各企業から注目されている。

◆人間を突き動かす動機づけには、3つの段階があり、“モチベーション1.0”は、生きていくため、生活していくためには働かなければならない、という仕事への動機づけ。“モチベーション2.0”は、成果を出すことで地位や名誉を得られる、という仕事への動機づけ。“モチベーション3.0”は、自分のやりたい仕事に自発的に取り組むことでワクワク感を得る、という仕事への動機づけに分けられる。

◆噛み砕くと、義務感で仕事をするのが、“モチベーション1.0”。従って、仕事を嫌々しょうがなくやっている。次に、責任感で仕事をするのが、“モチベーション2.0”。与えられた目標を達成しなければ社会人としての存在価値を果たせないという意識で仕事をしている。そして、社会の役に立ちたい、みんなに(顧客に)喜んでもらいたいという自発性で仕事をするのが、“モチベーション3.0”。

◆営業に置き換えると、ノルマを果たさなければ叱られるという意識レベルが、“モチベーション1.0”。営業は与えられた目標を達成するのは当然の職務だという意識レベルが、“モチベーション2.0”。お客様に喜んでもらいたいという意識レベルが、“モチベーション3.0”。

◆“モチベーション3.0”の動機づけで仕事をしている人が創造性を発揮するのは当然である。他者に喜んでもらいたい。アッと驚いてもらいたい。感動してもらいたいという意識が創造性の源になっているのだから。

◆想像してみよう。義務感や責任感で、誕生日プレゼントをもらった時のことを。そこには幸福感は芽生えない。

◆想像してみよう。喜んでもらおうという意識で仕事をしている時の自分を。そして、自分のした行為(仕事)によって、他者に喜んでいただいた時のことを。

◆“モチベーション3.0”の動機づけで仕事をするのは、誰もが体験積みだし、誰もが実施したことがある。今まで仕事をしてきて、自分が最も充実した瞬間をモチベーションの拠り所にすればいいのである。

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代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆当社社員の家族への感謝の手紙発送
  • ◆社内懇親会のお店探しと予約
  • ◆参加が楽しくなる会議の企画進行
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