株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#74

惨めな自分をさらけだせ!

2014年3月3日

今年も、東京マラソンに出場しました。

目標とする4時間切りも何とか達成でき、爽快な気分でゴールできました。

 

私がマラソンにデビューしたのは、2008年12月。

ホノルルマラソンでした。

この時のタイムは、5時間41分9秒。

30km付近で左ひざに激痛が走り、残り、12kmを歩いて完走したためです。

 

そして、リベンジを誓い、ホノルルの地から関東圏のマラソン大会をネットで検索。

翌年の2009年3月に開催される、千葉県の佐倉マラソンにエントリー。

タイムは、4時間53分16秒。

この時も、30kmを過ぎたあたりで膝が痛み、かなりの距離を歩いてしまいました。

 

ホノルルマラソンに備えて、夏ごろから練習を始め、

月間250kmを走っての結果だったので、

私の膝は、マラソンのような長距離には耐えられないのかな、なんて思ったものです。

 

その後も、諦めずに練習を続け、2010年3月の佐倉マラソンに出場。

例のごとく、30kmの壁を迎えたところで膝が痛み出し、

今回も万事休すかと思いしばらく歩くと、膝の痛みが癒えて再び走れ、

4時間9分16秒というタイムでフィニッシュできました。

 

その後の記録は、以下の通りです。

 

2012年2月 東京マラソン 5時間43分11秒

練習中に内転筋を痛めてしまい、充分な練習を積めず。

 

2012年3月 佐倉マラソン 5時間20分36秒

先の東京マラソンの1ヶ月後のため、内転筋回復できず。

 

2013年2月 東京マラソン 3時間58分27秒

怪我をしない疲労抜きジョグ(ゆっくりとした走り)を推奨する本と出会い、

この練習方法を導入。

30km当たりで必ず発症した膝痛もなく、無事に完走。

やっと4時間を切れた。

でも、残り5km地点の坂で、2、3回歩いてしまう。

 

2013年9月 マウイマラソン 6時間35分

銀婚式の記念に、カミさんと出場。

レースの1ヶ月前に、ふくらはぎを痛めてしまう。

レース当日は、5kmを過ぎた時点でふくらはぎ痛に見舞われる。

残り37kmを歩き、やっとの思いで完歩。

カミさんには、これでは、銀婚式のお祝いにならないと愚痴られる。

 

2013年12月 那覇マラソン 4時間29分57秒

マウイマラソンで痛めたふくらはぎ痛の再発が怖く、恐る恐るの走り。

コースのアップダウンに体力を奪われ、このタイムに。

 

2014年2月 東京 3時間56分7秒

レースの最初から最後まで、歩くことも、立ち止まることもなく、

はじめて、本当の意味での完走を成し遂げる。

 

今年の東京マラソンでも昨年に引き続き4時間を切れたと

フェイスブックには投稿しましたが、これまでの記録は、こんなもんなんです。

 

延べ9回のマラソン大会に参加して、

5時間以上かかったレースが、4回。

4時間以上5時間未満が、3回。

4時間切りが、2回。

 

マラソンは、私に、努力の大切さを教えてくれますが、

報われない努力もある現実も突きつけてきます。

 

最初のホノルルのレース。

膝の痛みをこらえながらやっとの思いでゴールに帰ってくると、大応援団が待っています。

そして、「最後だから走ってゴールしよう!」との激励の言葉が投げかけられます。

それでも、痛みを抑えて走れない自分は、惨めなものでした。

なぜか?

この大歓声の中を、笑顔で両手を挙げてゴールするために、練習もしてきたわけですし、

ホノルルという憧れの地まで来て、こんな様をさらしているわけですから。

 

それでも、マラソンを続けているのはどうしてなんだろうかと自問すると、

「惨めな自分をさらけ出せるから」

という答えが浮かびます。

 

どんな人にもダメなところはある。

でも、それは私に限ったことで、他者にはないのではないだろうか。

特に、何かを成し遂げたような人には。

なんて思ったりする時はないでしょうか。

 

そんなことはない。

どんな人にもダメなところがあるのです。

 

私は、練習をする度に怪我に見舞われました。

それも、真面目にやればやるほど。

 

カミさんに、銀婚式のお祝いだからとカッコよく決めたい日もダメでした。

 

でも、マラソンの練習を続けました。

膝が痛くても、ふくらはぎが張っていても、動かせる範囲で練習を続けました。

 

すると、

9回目のレースとなった今年の東京マラソンで、やっと最後まで走り通せたのです。

マラソンを始めてから6年目にして、ようやく完走できました。

 

こんな経験を積んでいくことで、私は、みなさんに、

今まで以上に自信を持って言えるようになりました。

 

「夢は叶う」

と。

 

「それは、平堀さんだからですよ」

なんてと言う人に、今回掲載した私のマラソンの記録を見てもらいたい。

 

そして、こう言いたい。

 

自分に対して、

「思いを抱こう」「夢を描け」「願いを込めろ」

と。

 

「抱いた思い」「描いた夢」「込めた願い」

は、叶えるためにあるのです。

 

ダメな自分は、ダメではない自分の対極にいる自分。

ダメでも諦めずに工夫を重ねれば、昨日より一歩前進し、

今日よりダメでない自分に、明日は会えるのです。

 

私は、そんな自分の明日、明後日の未来を信じて、

マラソンを続けていきます。

 

そして、みなさんの明日、明後日、明々後日の未来を拓くために、

コンサルタントを続けていきます。

 

ダメな自分は、ダメでない自分に出会うために存在することを

証明するために。

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代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

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