#119
夫婦で健康診断
年齢の話はあまりしたくないのですが、私は、今年の4月で57歳になります。
まさに、アラカン(around 60:還暦)。
同世代での集まりでは、ご多分に漏れず、健康が話題の中心になってきました。
今年の初めに、元上司にゴルフに誘われました。
たまにのことなので、一杯やりながら帰れるよう、電車で移動できるゴルフコースを予約。
すると、行きの車中で、早速、健康話が始まりました。
元上司曰く、若い頃から尿酸値が高く、つい先日も、時速800メートルくらいの速度でしか歩けないほどの劇痛に見舞われ、酷い目にあったとのこと。
小川も、尿酸値が高めで軽い発症歴もあるため、話は一気に盛り上がりました。
すると、元上司は、おもむろに席を立ち網棚からカバンを卸し、パソコンを取りだしました。
(パソコンを持ってゴルフに来る元上司にビックリしたのですが)
そして、パソコンからあるデータを立ち上げました。
それは、これまでの健康診断の結果一覧。
データの集計項目は、
身長、体重、BMI値、血圧、ALT、γ-GTP、総コレステロール、中性脂肪、尿酸値、血糖値。
元上司は、この一覧表に30歳代からの健康診断記録を入力し、数値の変化を追跡していたのでした。
話は続き、
「平堀君、朝食を野菜スムージーにしたら体重は減ったし、驚いたことに尿酸値まで下がったんだよ。だから、朝食を抜くのは、自分の体質改善に合っていると思うんだよな」
との元上司の熱弁に耳を傾けつつ、私が、
「○○さん、食事のコントロール(カロリー制限)もいいですが、合わせて運動もした方が体にいいですよ。
だから、ウォーキングでいいので、運動も始めたらどうですか」
という具合に健康談議に花が咲きだしたところで、目的駅に到着しました。
ゴルフを楽しみ、終了後の飲みにケーションも満喫し帰宅。
すると翌朝、元上司から、車中でお披露目してもらった健康診断結果一覧表のフォーマットがメールで送られてきました。
根が真面目な私は、早速、このフォーマットに、自分の健康診断結果を入力してみたくなり、カミさんに、過去の資料があるかと尋ねると、
34歳~36歳の3年間と、直近の53歳~56歳までのデータを引っぱりだしてくれました。
健診数値を入力してみると、
総コレステロール値が34歳から高く、最近になってから発症したと思い込んでいた慢性胃炎は、36歳の時からバリューム検査で引っかかっていた事実が判明しました。
良くないデータを目の当たりにすると、人は、当然、対策を検討します。
総コレステロールは、外食が多いと高まる値。
今、私は、月間20日~25日が外食。
お付き合いが大半なのですが、外食を減らすことは極めて難しい。
(食べたり飲んだりが大好きなので減らしたくないという思いが本音(笑))
そこで、総コレステロールの値を下げるサプリメントのDHAとEPAを即購入し、食べ始めました。
次に、慢性胃炎。
以前、医者からは、
「人間の体も消耗品なので、胃がすり減り炎症を起こすのは致し方ないこと。だから、暴飲暴食には注意しつつも、あまり気にしない方がいい」
と、言われていましたが、36歳から胃炎が慢性化していた事実を知り、ほっとけなくなりました。
ネット検索して見出した対策は、断食療法。
3日間以上食事を抜く本断食はきつく危険なため個人的には実施しづらいが、半日断食なら続けやすく効果的という、医師が著した本を見つけこちらを精読。
夕食を食べた後、理想的には16時間、最低でも14時間食事をしない半日断食を、1月17日から開始しました。
はてさて、効果は如何に?
追記
この原稿を書いているのは、2018年2月2日。
本日、カミさんと一緒に健康診断を受けてきました。(フェイスブックに投稿)
自身の健康管理も大切なのですが、カミさんが健康を損ねたら、仕事が手につかなくなります。
なので、一昨年度に、奥さんの健康診断の受診を当社の規定に盛り込み義務づけました。
年に1回、夫婦でともに健康診断を受けると、お互いの体調を気遣ういい機会にもなります。
診断結果を共有し問題項目を定め、食事と運動を軸にした生活習慣の改善を、夫婦で励まし合いながら行っていくのは楽しいですし、一体感が生まれます。
ということで、みなさんにも、夫婦で健康診断をお勧めします。