株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

コンサルタント井口義隆のブログ

ハッと気づかされる大切なこと

プライベートと仕事は密接に関わっています。仕事と関係ないプライベートの
時間の中でも、アンテナを立てれば仕事に役立つことはたくさんあります。
そんな「ハッと気づいたこと」を大切にしたいという想いで毎月発信していきます。

#12

新しいことを始めるのは大変

2018年12月27日

皆さん、こんにちは。
今年も終わりが近づいてきました。
今年一年間はどのような年だったでしょうか。
私は多くの「新しい」を始めた一年間でした。

例えば、書初めをしたり、厚木市で開催された24時間マラソンに参加したり、
箱根駅伝の第4区20kmを走ったり。

仕事で言えば、毎日朝9時30分までに日報を提出したり(土曜日の朝もです!)、
毎日の予定と実績のスケジュールを管理し生産性を向上させたり、
(以前のコラムの働き方改革シートを使用しています)
今日の予定を上司に毎朝送って目的とゴールを明確にしたり。
このコラムも新しく始めたことの1つです。
これ以外にも本当にたくさんの「新しい」に取り組みました。

「新しい」をたくさん始めると1日があっという間に過ぎていきます。
そのため試行錯誤し、より良い方法を探して改善をすることが必須になってきます。
一体どうしたら1日を有意義に使えるのか考えてみました。

私は新しい取り組みに着手する時には次の手順を踏みます。
それは、「着手」「失敗」「改善」「習慣化」「標準化」です。
改善から習慣化、そして標準化していくことが非常に重要ですが、そこが一番難しいのです。
着手と失敗は大体皆さん出来ます。
新しいことなのでワクワクして実行することが多いです。そして失敗までがワンセット。

次の工程の改善も実行する人は多いです。
これはビジネスマンに必須スキルである「PDCAを回す」ということを
入社から上司に言われ続けている人が多いからでしょう。

アッシュに入社する前の私も改善までは行っていました。
しかし、その後の「習慣化」と「標準化」までは行っていませんでした。

簡単に「習慣化」と「標準化」がどういうことなのか記載しておきます。
習慣化は「新しいことを開始し改善したら、それを毎日続けること」です。
標準化は「毎日続けたことを他の人も真似れば、同じ成果が出るようにすること」です。

私は重要なのは習慣化と標準化だと思います。
毎日実行し、改善を自分のものにする。
そしてそれを周りに広め、全員が成果の出る方法を共有する。

少し話を戻します。
1日を有意義に使うためにはどうすればいいか。
それの答えは、私はたくさんのことを習慣化し、標準化をしていくことだと思います。
では習慣化と標準化するにはどうしたら良いか…?

習慣化するためには以前コラムでもお話した「働き方改革シート」が非常に有効です。
毎日の行動の他に「優先」「重要」で業務を分類したり、
読んだ本からできることを記録したり、
最近ではさらにパワーアップして中長期的な業務の段取りを記入できるようにしたりしています。
これを毎日続ければ確実に習慣化することができるようになります。
そもそも、この記録をとり続けることが非常に大変で、
これができるようになること自体が素晴らしい習慣を得られると思います。

では習慣化した行動を今度は標準化するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
そのために非常に有効なアプリがありました。
それが今回紹介するTeachmeBizです。
TeachmeBizは動画のマニュアル作成ツールです。
自分の作業を動画で撮影することができます。
そして作成したマニュアルをクラウドで共有することができます。

このアプリを使用して、自分の行動をマニュアル化し、
社員で共有をすれば標準化が可能になります。
この標準化を行うことで会社はどうなるでしょうか。

想像してみてください。
例えば優秀な社員の行動を真似るコンピテンシー研修が流行りました。
この時TeachmeBizがあれば、優秀な社員の行動を動画で撮影しクラウドで共有することで、
全従業員が完コピをすることができ、能力の底上げを行うことができるようになります。

これを飲食店で実行できたらどうなるでしょうか。
毎朝の朝礼で優秀な社員の行動をTeachmeBizで復習し、
「今日一日はこの行動を皆で意識して取り組もう」と言う。
それだけでスタッフは意識して行動するようになる。
それがやがて標準の行動になっていく。
すると全員が優秀な社員の行動を標準でできるようになり、店舗の評判が上がる。
「あそこは接客のレベルが高い」と誰かが食べログでコメントすれば、
それだけで一気にお客様が殺到する可能性だってあります。

この手のアプリは、ただのマニュアル作成アプリと捉えられてしまい、
「マニュアル人間になる」「マニュアルは個人で作成をしている」「マニュアルは必要ない」
といった理由から嫌厭されがちです。
しかし使い方次第ではとても有効なツールになります。

2019年まであとわずか。
新しいことを始めるのには絶好のチャンスです。
そしてせっかく新しいことを始めるなら
「習慣化」と「標準化」を頑張ってみてはいかがでしょうか?

◆TeachmeBiz
有料 月額50,000
・動画のマニュアルがたったの4ステップで作成できる
・クラウドを使用し、社員全員でノウハウ共有ができる

例えば…
◆TeachmeBizと研修の組み合わせ
・コンピテンシー研修との組み合わせ
・ケーススタディを動画にして、理念研修
◆他店舗展開中の企業の横の繋がりを強くする
◆会社の引継ぎ
など多くの場面で利用可能

※アッシュで取り扱っていますので、少しでも興味をもった方がいらっしゃったら
iguchi@kokoroiki.biz
までご連絡ください。

 

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

※弊社オウンドメディアの『マネジメントDX』はこちら。
>>>https://management-dx.jp/

※動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

コンサルタント

井口 義隆

Iguchi Yoshitaka

井口 義隆

1985年生まれ。神奈川県出身。

経歴

大学卒業後、テレビ番組の制作会社にてバラエティ番組等のディレクターを経験。
映像業界の次のステージとして、映像機材を販売する営業職に就く。昼夜も関係なく、激務が当たり前の映像業界に関わる中で、人を大切にする企業、働いていて楽しいと思える企業を増やしたいという思いからアッシュ・マネジメント・コンサルティングに入社を決意する。

セールス・ポリシー

『千里の道も一歩から。少しずつでも歩みを止めない。』

支援実績(得意分野)

  • ◆業界経験者ならではの技術を駆使した動画マニュアルの作成代行
  • ◆自身の経験から生み出した「撮影・編集ノウハウ」を詰め込んだマニュアル作成勉強会
  • ◆動画マニュアルを組織に浸透させるための事務局支援

当社での役割

  • ◆平堀、小川から出る異なる指示に愚直に取り組み、二人に指導内容の矛盾に気付かせること
  • ◆毎日夕飯の支度をするなど、女性の社会進出を本気で応援する夫の鑑が何たるかの模範を示すこと
  • ◆営業で使う動画マニュアルのサンプルを作りつつ、社内の清掃マニュアル・備品管理マニュアルを整備すること
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